どこか遠い場所で、食事をはじめる。*まぼろしカフェ+*
ここは、ある場所の小さな庭にあるカフェなんですが、
はじめて、冬のさむ〜い時期に行った時は、
改修かなにかで閉まっていて、がっかりしました。
その時は、雪がわりと激しく降り出していて、
固く閉ざされたゲートから、奥へと続く入口を
雪ごしに、絶望的な気分で眺めていました。
いちど、そんな目にあうと、まるでそこが、
幻のような場所に思えてしまい、
行ってみたい度が急上昇します。
ある秋に行けたのですが、
今思うと、この写真も、記憶がおぼろげで、
なんだか幻みたいな気がします。
行ってみたいばかりに、
幻がデジタルデータに焼き付いてしまったような。。
ふと、
表現っていうのは、
行ってみたいばかりに、幻を焼き付けてしまう、
ような行為なのかな、
とも思ったりします。