ayuCafe

私達はその朝にむかって生きよう 私達は血を吐きつつ くり返しくり返し その朝をこえて とぶ鳥だ

b0072051_1161592.jpg




大ババ様
「兵隊を乗せているとやっかな事になるかもしれぬ

助けにいくか 見殺しにするか

よくよく覚悟して決めねばなるまいよ」



風の谷の村人
「大ババさま 姫さまなら どうなさるじゃろ」



大ババ様
「テパや ナウシカならどうすると思うね」





テパ
「姫さまなら もう助けにいってる」





風の谷の村人
「ハハハ..... 本当にそうじゃ そうじゃった
こんな風はなんとも思わず メーヴェでとんでいっちまう
ミトをオロオロさせてか?」




***********************




ナウシカ
「私達の生命は 風や音のようなもの 
生まれ ひびきあい 消えてゆく


たとえ どんなきっかけで生まれようと
生命は同じです


精神の偉大さは
苦悩の深さによって決まるんです。


生命は どんなに小さくとも 
外なる宇宙を
内なる宇宙に
持つのです。」




***********************




ミト
「わしのことなら気にするな
どのみち石化がはじまっていた

この手 旅の途中から動かすのがつらかった

姫さまに伝えてくれ 
どんなことがあっても生きてくだされと」



アスベル
「わかった
わかったけど

生きのびた方が
そう伝えることにしようよ」




***********************




ナウシカ
「お前は、亡ぼす予定の者達を
あくまであざむくつもりか!!

おまえが知と技をいくらかかえていても
世界をとりかえる朝には結局ドレイの手がいるからか


私達のからだが人工で作り変えられていても
私達の生命は 私達のものだ
生命は生命の力で生きている


その朝が来るなら 私達はその朝にむかって生きよう

私達は血を吐きつつ くり返しくり返し
その朝をこえて とぶ鳥だ!!


生きることは変ることだ
王蟲も粘菌も草木も人間も変っていくだろう
腐海も共に生きるだろう


だが、お前は変れない
組みこまれた予定があるだけだ
死を否定しているから....


真実を語れっ

私達はお前を必要としない」




***********************




ナウシカ
「その人達は なぜ気づかなかったのだろう
清浄と汚濁こそ生命だということに


苦しみや悲劇やおろかさは
清浄な世界でもなくなりはしない
それは人間の一部だから....

だからこそ苦界にあっても
よろこびやかがやきもまたあるのに


あわれなヒドラ
お前だっていきものなのに

浄化の神としてつくられたために
生きるとは何か知ることもなく
最もみにくい者になってしまった」



墓の主
「お前には みだらな闇のにおいがする

お前は危険な闇だ

生命は光だ!!」



ナウシカ
「ちがう
いのちは闇の中でまたたく光だ!!」




***********************




墓の主
「やめろ 闇の子!!
お前は悪魔として記憶されることになるぞ
希望の光を破壊した張本人として!!」


ナウシカ
「かまわぬ
そなたが光なら光など要らぬ


巨大な墓や下僕などなくとも
私達は世界の美しさと残酷さを知る事ができる

私達の神は
一枚の葉や一匹の虫にすら宿っているからだ」




***********************



ナウシカ
「自分の罪深さにおののきます

私達のように凶暴ではなく
おだやかでかしこい人間となるはずの卵です」


トルメキア国王
「そんなものは 人間とは言えん....」



***********************



トルメキア国王
「気に入ったぞ
お前は破壊と慈悲の混沌だ

もっと前に会いたかったぞ!!」



***********************




ナウシカ
「さあ みんな

出発しましょう

どんなに苦しくとも



生きねば....」










(風の谷のナウシカ)
by ayu_cafe | 2010-08-22 01:54 | ayuCafeジブリ詩集 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://ayucafe.exblog.jp/tb/13818031
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。