ayuCafe

たつなみ草の青に驚く人生。

たつなみ草の青に驚く人生。_b0072051_6414218.jpg

たつなみ草の青に驚く人生。_b0072051_6415819.jpg

たつなみ草の青に驚く人生。_b0072051_6422341.jpg

たつなみ草の青に驚く人生。_b0072051_6424278.jpg

たつなみ草の青に驚く人生。_b0072051_6425980.jpg

たつなみ草の青に驚く人生。_b0072051_6433583.jpg

たつなみ草の青に驚く人生。_b0072051_643578.jpg

たつなみ草の青に驚く人生。_b0072051_6441551.jpg

たつなみ草の青に驚く人生。_b0072051_6444584.jpg

たつなみ草の青に驚く人生。_b0072051_645055.jpg



たつなみ草は、
ムスカリではじまる
春の色合いの最後の花。

波がたつようなかたちだから。
漢字で書くと立浪草。

朝の光にあたると
繊細でなんともいえないブルーに輝く。

ほんとうの花のいろは、写真ではとらえられないし、
言葉では、もっととらえられない。

この世の中には、とらえられないものがたくさんあって、
そうすると、畏怖と好奇心が生まれる。
それは、なんて素敵なことだろうと思う。







ブログで花の写真を遅れてのせるとき、
その光の具合もふくめて
いまの季節とのアンマッチさに、
のせるのを躊躇することがよくある。

季節の花や光のうつりかわりというのは、
かなりはやい。

そしてその変化は、カラフルで鮮やかで大胆。

初春、晩春、初夏、梅雨。。

この季節だけでも、変化する花の色合いのカラーパレットを
並べてみたら、びっくりするほど、カラフルで豊かだと思う。

たぶん、ぼんやりと、あるいは、陰鬱に日々をすごしていながらも、
われわれは、思う以上に、変化する豊富な色合いの
恩恵と示唆に接しているのかもしれない。



そういえば、京都の七宝の作家、並河靖之さんの
あの繊細な作品の源は、
いつも眺めていた自宅の庭にあるらしい。

おそらく彼の目からみた庭は
無限の恩恵と示唆に富み、畏怖と好奇心をかきたてる
宇宙だったのかもしれない。


どこにフォーカスするかで世界の見え方、あり方は、変る。
たぶん、ひとのあり方も変る。

たつなみ草の青に驚く日々。

たつなみ草の青に驚く人生。
by ayu_cafe | 2011-06-09 07:19 | 花と樹と庭のこと | Trackback | Comments(2)
Commented by Ayaco at 2011-06-11 14:03 x
あ、芙蓉。

ayuさんこんにちは。いつも楽しみに寄せていただいています。
いち枚目とにまいめの写真、芙蓉からひょろひょろ葉が出始めていて、見ていて嬉しくなりました。(うちの芙蓉は未だに枝状態なので…。すずしいからかな。) 以前、ayuさんが芙蓉の一年を記事にされてから、傍を通る毎に玄関先のそれへ視線をおとすようになりました。(ま、ほとんど枝の状態なんですけど。土の下ではおおわらわなんだろうなぁ、)
たつなみ草、素敵なお花ですね。海の音がしてそうにみえる。
みてみたいなぁ。

庭を見ていると、季節の移ろいはほんとうに駆けあしだなぁって感じます。少しも留まってなくて、きちんと日々生きてる。
時々こっちが焦ります。笑。
Commented by ayu_cafe at 2011-06-13 09:57
ayacoさん、うれしいです、すごく。玄関の芙蓉に視線を
落とすきっかけになるなんて。
たしかに。つちのしたでは
おおわらわ、でしょうね。
文化祭のまえみたいに。笑
庭は思うよりはるかに
大胆なくらい動的ですね。
感傷にひたる間もないほど。