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世の中のふりを見て、我がふりを正す。 *現状認識と、 課題の発見と、 課題への対策*

世の中のふりを見て、我がふりを正す。 *現状認識と、  課題の発見と、  課題への対策*_b0072051_9142496.jpg





どうして、
こんなに世田谷区だけ
こんなに詳細に報道するのか。

なぜ、横浜のストロンチウムの
現場から中継しないのか。

保坂さんをつぶしたいからか。

なぜ、そもそも

すでに、4京3,200兆ベクレルが
東京電力福島第一原発から
放出されていて、
1.5京ベクレルが海洋に
流れ出ている

ことを連呼しないのか。

※京は兆の1万倍。






以下、昨日から今日にかけての
ツイッターのタイムラインから。




世田谷区の放射線量、

極めて高い
4.699マイクロシーベルト
を測定。


緊急に除染し、
その後
2.7マイクロシーベルトに。

それでも、

これまでの東京都の最高値が0.496マイクロシーベルトなので、
異常に高い数値。


横浜では、猛毒のストロンチウム90を三カ所から検出。


福島第1原発から100キロ圏外で検出されるのは初めて。


ストロンチウム90はウラン核分裂によって生成する放射性物質で、
半減期は約29年。
骨に蓄積しやすく、人体への影響が大きい。

猛毒プルトニウムのさらに300倍も危険だと言われている。



横浜市港北区大倉山の側溝で
4万ベクレル以上の放射性セシウムが、
他に195ベクレルの
放射性ストロンチウムが
検出されたという住民通報も。



新潟県でも3~6万ベクレルの
放射性セシウムを検出する地域も。



福島原発付近の
海水からは、
法令の限度の240倍の
ストロンチウムを検出。





ひとつひとつの情報が
どうかという以前に、

なぜ、わかりやすく
アナウンスしないのか。

重大な危険の可能性が
あるならば、

その物質がどんな物質で、
どんな根拠の基準値をどれだけ超えていて、
どんなリスクと対策が
必要なのか、

どうして、言わないのか。



偉そうに言える身分では、まったくないけど、
わたしがこっそり考える
広告の基本は、


現状認識と、

課題の発見と、

課題への対策。


端的な企画書にまとめれば、
A4のペラ一枚にまとめられる。


たぶん、人間関係も
国のトラブルも
全部これで、対処できる。

やるべきことを冷静に。

過剰に不安がる、
過剰に憤る、
過剰に悲しむ、のは、

解決が遠のく。




地方自治体は、まず
このA4のペラ一枚、
配布してくれればいいのに。


世の中も、このA4のペラ一枚の
整理をすればいいのに。

各論にめくじらをたてて、
怒ったり、不安がったりするまえに。






と、ここまで書いていて、ふと、

放射能の件だけでなく、

日々、

各論にめくじらをたてて、
怒ったり、不安がったり

してるのは、自分だと気づいた。てへ。

自分の今の困難にも、この

現状認識と、
課題の発見と、
課題への対策

を適応すればいいのか。。


世の中のふりを見て、我がふりを正さねば。








ちなみに、


現状認識と、

課題の発見と、

課題への対策。

の中でいちばん
重要で、難しいのは、実は、

現状認識。

これは、冷静な情報収集と
審査眼が必要。

だけど危機的な状況なら、
誰でも自然と見えてくる。













こちらから転載させて
いただきます。

http://darknessofasia.blogspot.com/2011/09/320015.html?m=1


東日本・関東甲信越のあちこちでチェルノブイリを「超える」放射性物質が次々と発見されている。あまりに「基準値を超えている」と言われ続けて、もう誰も驚かなくなっている。

飛散した放射性物質も大変な量になる。欧州放射線リスク委員会の科学部長バズビー教授は、信じがたい量が放出されているのに事故は過小評価されていると怒っているが、「信じがたい量」というのはどれくらいの量なのか、私たちも少し数字を見てみたい。


43,200,000,000,000,000ベクレル

まず、何度も改めて確認して欲しいのは、以下の数字である。放射性物質の暫定規制値だ。(「ドイツは8ベクレルで徹底制限。日本は500ベクレルで問題ない」)

ドイツの基準
子供 4ベクレルまで
大人 8ベクレルまで

日本の基準
子供 200〜500ベクレル
大人 200〜500ベクレル

日本人は「もう原子力エネルギーはうんざりだ」と6万人規模のデモまで起こしているが、確かにこれはどうにかしろと叫んでもいい数字である。

なぜこのような数字を政府が採用したのかというと、もう日本では4ベクレルだとか8ベクレルだとか言っていると何も食べられない国になってしまっているからだ。

ここではまず「500ベクレル」という数字を覚えておいて欲しい。それを超えると政府は「危険だ」と言っている。

ではバズビー教授が発表している数字を見てみたい。過小評価されていると言われている福島の原発からどれくらいのベクレルが放出されているのだろうか。分かりやすく「0」を羅列して比較してみたい。

福島原発から放出されている放射性物質
1時間 10,000,000,000,000ベクレル
1ヶ月 7,200,000,000,000,000ベクレル
6ヶ月 43,200,000,000,000,000ベクレル

福島原発が爆発してからすでに、43,200,000,000,000,000ベクレルは放出されたというのである。

日本原子力研究開発機構は、さらに海洋への放射能放出総量は以下のような数字になると報告した。これは東京電力が試算していた数字の3倍だということだ。

海に放出された放射性物質
15,000,000,000,000,000ベクレル

もし、あなたがこの数字を見て危機も感じないようであれば、たぶん世の中がよく分かっていないと思うので小学校からやり直した方がいい。

まさか危機感を感じない人がいるのかと思うかもしれないが、もちろんいる。たとえば、原子力安全委員長の班目春樹委員長は「人が魚を食べてもまず問題ない」と言い切っている。

私たちは放射性物質を食物の形で取り込んでいく。本当は子供は4ベクレルでも危険だ。大人でも8ベクレルで危険な状態だ。日本人は突如として500ベクレルまでは大丈夫なことになった。

しかし、放出されている放射性物質の累計が4京3,200兆ベクレルだということだ。

しかも、この数字は固定されたものではない。1時間後に10兆ベクレル増えているのだから。放っておけば消えてなくなるとも思わないで欲しい。それは消えずに累積する。

プルトニウムも3,200,000,000ベクレル

私たちはセシウムやヨウ素などが危険だと聞かされている。しかし、飛散している放射性物質は31種類のものがあって、それらの大部分は「測定する機器がないか用意できないので計測していない」のだという。

事故から半年経っても、まだそんなことを言っているのである。日本はいつから後進国並みになってしまったのだろうか。

本当は飛散しているすべての放射性物質をきちんと測らないと意味がない。しかし、いつまで経っても政府はそれをしようとはしない。

セシウムやヨウ素の限っても信じられない場所で信じられない濃度で出てきている。他の放射性物質も、驚くべき場所で見つかることもあるはずだ。

たとえば、プルトニウムはセシウムやヨウ素に比べると実に無視されてきた放射性物質だが、この放射性物質は半減期が2万4065年の超危険な猛毒物質である。

人間の寿命を80年だとすると、あなたが300回生まれ変わっても、まだ日本の大地には放射能がそのままの形で残っているということになる。

人間の感覚で言うと、すでに日本は永遠に福島の汚染から逃れられないのである。2011年9月の段階で、そのプルトニウムは以下の量が放出されたと言われている。

放出された猛毒プルトニウム
3,200,000,000ベクレル

飯舘村は福島原発から50キロも離れているが、そこから大量のプルトニウムが検出されていることも分かっている。プルトニウムは微粒子となって東京にも飛んできている。

これは「食物から取り込む内部被曝よりも数百倍も危険である」と神戸大学大学院海事科学研究科の山内知也氏は言っている。東京で息をしている人は、みんな他人事ではない話だと思うがどうだろうか。

プルトニウムが猛毒だと言ったが、その猛毒プルトニウムのさらに300倍も危険だと言われているのがストロンチウムだが、これも飛び散っている。

飛び散っている放射性物質

セシウムだの、ヨウ素だの、プルトニウムだの、ストロンチウムだの、私たちにはまったく訳のわからない放射性物質が今でも1時間に10兆ベクレルも飛んでいる。

これからも、聞きなれない妙な放射性物質が莫大に飛んだ、累積していると大騒ぎになっていくだろう。東京電力が2011年8月26日に発表した資料では、飛び散っている放射性物質は以下のものだということだ。(関連記事)

キセノン
セシウム
ストロンチウム
バリウム
テルル
ルテニウム
ジルコニウム
セリウム
ネプツニウム
プルトニウム
イットリウム
プラセオジム
ネオジム
キュリウム
ヨウ素
アンチモン
モリブデン

こんな意味不明の危険物質は私たちはまったく覚えたくも見たくもない。しかし、これから私たちは繰り返し繰り返しこれらの放射性物質の名前を聞かされることになる。

放射性物質はまったく無味無臭にも関わらず、身体に取り込むと骨から人間の身体を汚染していく。

プルトニウムの半減期 2万4065年
体内の骨に達した場合 50年滞留
体内の肝臓に達した場合 20年滞留 

それがガンや白血病や原因不明の脱力感や心臓病や奇形などによって人間を「崩壊」させていく。

20年から50年でも、いずれ排出されるのであればいいではないかと思うかもしれない。しかし、排出されるまでに苦しみ抜き、排出された頃には生きているかどうかも怪しい。

そして、一度取り込んで終わりだと勘違いしてはいけない。何度も何度もあなたはプルトニウムを吸い込むかもしれない。

2万年も効力の消えない猛毒がそこらじゅうにばら撒かれているのである。

「原因物質」が身体に取り込まれて抜けないのだから、一度体調を崩して発病すると一生治らない。今、日本に起きているのはそういう事態である。

計画的廃止ではなく、計画的再開を検討

政府はセシウムだけを取り上げて「検出されていないから出荷できる」「検出されたが微量だから大丈夫」とあらゆる機会で言い続けている。

3月19日 群馬の水道水から放射性物質。支障はない。
3月25日 愛知県のナミ貝から放射性物質。問題ない。
4月17日 札幌でセシウム検出。微量なので問題ない。
4月30日 母乳から微量の放射性物質。乳児に影響なし。
5月19日 大阪で微量の放射性物質。健康に影響ない。
6月14日 大熊町でキュリウム検出。微量で問題ない。
6月17日 奈良県荒茶からセシウム検出。問題ない。
6月30日 子供の尿から放射性物質。微量で問題ない。
7月16日 福島の豚から放射性物質。微量で問題ない。
8月27日 福島の玄米から放射性物質。微量で問題ない。
9月1日 原乳から微量の放射性物質。微量で問題ない。

放射性物質が微量の水を飲み、微量のコメを食べ、微量の肉を食べ、微量のミルクを飲み、微量の空気を吸い、それが基準を超えたらどうなるのか、という疑問は正しい。

しかし、もっと考えなければならないのは、微量と言っているのはセシウムだけで、他の30種類の放射性物質はそのときに検査すらしていないことだ。

アルファ線を出すプルトニウムはほとんど検査されていなかったし、今でも満足に計測されていない。

「計測しないので分からない。分からないから問題ない」というのが東京電力の言い分だ。

東京電力は事故から1週間経っても、まったくプルトニウムの測定はしておらず、それを3月22日に糾弾されたのは記憶に新しい。

未だにその傾向が続いており、「問題ない」「問題ない」「問題ない」と呪文のように繰り返しているが、問題ないと思っているのは東電と政府だけであり、本当はその裏で31種類の放射性物質が相当な累積になってきている。

2万年経っても毒性がそのまま残る物質が、そのまま降り積もっている。

今、私たちは見殺しにされている。

前にも書いたが、私たちは「このまま黙って政府に従っていると死ぬ」レベルにまで来ているのである。たとえば、2011年8月27日に以下のように指摘されている。

原発周辺住民は「ヨウ素剤飲むべきだった」 識者が指摘
東京電力福島第一原発の事故で周辺住民が飛散した放射性ヨウ素を空中や食品から体内に取り込むことによる甲状腺の被曝(ひばく)は、健康被害を予防する安定ヨウ素剤を飲むべきレベルだった可能性があることが、27日、埼玉県で開かれた放射線事故医療研究会で指摘された。

「問題ない」と言われ続けてきたのに、あとになってから「健康被害を起こすレベルだった」「ヨウ素剤を飲むべきだった」と、言われるのである。今でもそうなのだから、これからも後出しで言われ続けるだろう。

政府は、国民に何が起きてもこれからは因果関係は認めないだろうし、隠蔽するだろう。隠蔽できないものについては過小評価する。もちろん、責任も取らない。

そして、政府も原発推進派も「日本のエネルギー戦略が」「核抑止が」「電力供給が」とあれこれ理由をつけて原発の再開を計画している。

計画的廃止ではなく、計画的再開を検討しているのである。これは政府による国民虐殺だと言ってもいい。

日本人の誰もが他人事ではない。踏みにじられようとしているのは、あなたと、あなたの家族だ。
by ayu_cafe | 2011-10-13 09:16 | Trackback | Comments(4)
Commented by ayamlin at 2011-10-21 21:11 x
いつもいろいろアップしてくれてありがとう。
今日テレビ見てたら、チェルノブイリの子供たちが甲状腺がんで苦しんでるドキュメンタリーの映画を紹介していたよ。
チェルノブイリより、福島のほうがたくさん放出されたっていうじゃない。
でもチェルノブイリのほうが、広範囲で立ち退きだったよね。
日本は国土が狭いから、それができないんだろうね。
私は見てないんだけど、福島の農家が福岡のJAの袋に米をいれてるところが、Twitterとかで出回ったらしいね。
何だかもうめちゃくちゃだね。。。。
そしてさ、みんな結構すごい額の募金を(今までしたことのない)したと
思うんだけどさ。
それ活用されたのかね?
ほんとにめちゃくちゃだね。。。。
Commented by ayu_cafe at 2011-10-25 09:40
あやさん
ちょっと思うんだけどね、
ことなかれ主義で、
うやむや体質で、
危機感がなくて、
ずるして、
正直だとばかを見て、
ひとの目を気にして、
自分だけよければ良くて、
これ、地震が起こる前の
いつもの日常だよな、と。

あらわになっただけなんだろうね。

募金の行方は、
いつもわからないね。

でも、どうにか生きないとね。
悲観は簡単だから。
Commented by あき at 2011-11-06 04:21 x
末恐ろしい。福島の子供達に未来はないのだろうか。子供達に救いの手を差し出さない政府 東電 マスコミ そして周り回って僕らって、何故放射能に詳しい先生達は声を大にして言わないんだろう?
それによるリスクばかり考えるからかな?
人として末恐ろしい。
Commented by ayu_cafe at 2011-11-07 22:33
あきさん、
とてもよくないことだけど、
われわれの中のどこかに、
角をたてたくない、
いまがよければ、騒がない、
リスクをおかしてまで、
日常から逸脱したくない、
というものが住んでますね。

そして具体的な被害が
人にあらわれたとき、
なぜあのとき声を、あげなかったのか、後悔するのでしょうか。

いまは大事な岐路に
生きているのかもしれません。