鎌倉でRIEさんのワイン会
北イタリアピエモンテに
お住まいのRIEさんから、
お誘いいただき、
ある休日、ワイン会に参加させていただきました。
場所は、
鎌倉の雰囲気のとてもいいお店。
もうブログでは何年も
おつき合いさせていただいている
RIEさんに、はじめてお会いしましたが、
やはりはじめてのような気がしない。
ルイージ、元気ですか?
なんて聞いたり。
ワイン会は、この紙に書かれた10種類くらいの
すべてのワインを楽しめました。
いずれも、RIEさんが、
北イタリアの農家の方と直接
やりとりし、ときには、
これを発泡酒にしてみてください
というふうなアイディアもだしながら、
RIEさんの起こされた会社で
取り扱われているワインです。
ワインは、そんなに詳しくないけど
どのワインも、渋すぎず、軽すぎず、
甘すぎず、変なまわりかたもしない、
簡単な味ではなくて
味わいがいがある。
味わっている間、ほんとうに
豊かな気分になります。
お店のお料理も美味しかった。
良質なワインは、
良質な生ハムやチーズと
一緒に味わうとこんなに
新しい味が生まれるものか、
とびっくりしました。
RIEさんが、おっしゃるには、
ワインは、イタリアでは、
ひとつの料理、
お昼でも、すこしだけ、
味わうように飲みます、
とのこと。
わたしは、RIEさんのワインを
いただくたびに、
RIEさんがブログで書かれている
ピエモンテの小さな村のひとや
できごとを思い出してしまいます。
世界中が熱狂につつまれた
サッカーワールドカップ、
イタリアが勝ったとき、
しんとしたちいさな夜の村の道に
飛び出して子供がひとり
イターリア!イターリア!と
叫ぶ、あの静けさ。
町の救命隊員アンジェロが、
いつも、村の夏祭りのステージに
ギターをもって立つんだけど、
そのステージの近くに、きちんと、
救命隊のクルマを待機させている、
というエピソードの
なんとも言えない、あたたかさ。
そして、RIEさんが毎日ミラノへの
通勤に使うバスの運転手さんが、
クリスマスの日、みんなが降りるとき、
後ろのドアをしめて、
前のドアだけを開けた理由。
みんなに、メリークリスマスを
言いたいから。
飲みものや、食べ物や、すべての
つくりものは、ほんとは、
文化であり、日々の結晶なので
RIEさんのワインは、
それを味える、
そして、ゆっくり喉をおりてゆく、
あの時間の幸福。
お店には、ずっと冬のあたたかい
斜光が差し込み、たくさんの
グラスの中のワインにあたり、
それが、お店の壁にゆらめいて、
ワインの水の中にいるようでした。
お店は、満月の日には、
満月ワインバー
と題して、ワインを楽しめるそうです。
集まったみなさんも
いい方ばかりで
とても楽しかった。
あんな美味しいワインで
打ち解けないわけがない。。
RIEさんは、いつもとてもいそがし
そうだし、実は、
ピエモンテの村のひとたちも
夜なべで内職したりして
とてもよく働く。
そのことをお聞きしたら、
RIEさんから、とても素敵な
お答えをいただきました。
そう、実は、とてもよく働きますね。
でもね、明るく働くんです。
RIEさんのワインは、
とても、簡単に、素早く
届けていただけます。
お値段も、RIEさんの
ご足労を、考えたら破格かな。
RIEさんの会社
Wine・Art S.p.A
アグリツーリズモのアテンドも
してくださいます。
ブログ
北イタリア ピエモンテの田舎で暮らして
こちらに載っている
ピエモンテのひとたちの表情が
みんなすごくいいんです。
こんどはどんなワインをオーダーしようかな。
ちなみに、RIEさんが
うちのすぐ近く、とおっしゃるのは、
こんなとこだそうです。