崇高なおだやかさ。「キューティー&ボクサー」
「キューティー&ボクサー」観た。
ニューヨークの
ボロボロのアパートの屋上で
夫婦で日向ぼっこするとこ。
旦那さんが地下鉄の階段を
重たいスーツケースを
もってひとりで降りてゆくとこ。
奥さんが帰ってきた旦那さんを
走って迎えにいくとこ。
桜の木陰で目を閉じているとこ。
表現で生きてゆく様。
このひとたちは、死ぬとき
後悔しないだろうな。
状況はいろいろ大変なのに
映画から浴びれたものは、
崇高なおだやかさだった。
観終わって
こころと身体が軽くなった。