ayuCafe

rolling stonesのwinterとパリと始発帰り

rolling stonesのwinterとパリと始発帰り_b0072051_724582.jpg


久しぶりに始発帰り。
最近は家にデータを持って帰ってきて
朝までチクチク、企画書、書いたりしてたけど、
今日は、会社にあるスキャナーをフル活用してたので、
モクモクと残って作業してた。

駅から自転車で帰りながら、
rolling stonesのwinterという曲を聴いてた。
東の空は、赤みをおびはじめていたけど、
上空には冬の夜の星が煌々と光っていた。

ほほはキンと冷えているんだけど、
大気にまだ、冬のぬくもりが感じられた。
容赦のない寒さではなかった。

ちょうどこんな冬の朝早く、
パリのセーヌ沿いを、
オルセーの時計の下を、
意味もなくとぼとぼ歩いていた時のことを
思い出した。

シテ島の方から、ルーブルの上空から
明けてくる空も、赤く色づく川面も、
コンコルド広場に白くそびえる観覧車も、
ほほをつつむ冷気も、早朝のクルマの往来も
なにもかもが気持ちよかった。

rolling stonesは夏に4枚組のDVDが出た。
ディスク2は、リオデジャネイロのコパカパーナビーチでの
フリーコンサートが収録されていた。
集まった観客は150万人。
PA(音響)システムは、海岸の砂浜に
2キロにわたって設置された。

コパカパーナビーチの2キロのPAシステムと
150万人の観客のことを考えてると、
ちょっと気持ちが楽になる。

そのDVDの中で、ドラムのチャーリーワッツが
インタビューで、
あなたは名刺をもってますか?
と聞かれていた。

チャーリーワッツは、
名刺なんて、一度ももったことないよ、
顔が名刺かな、
って答えてた。

顔が、肩書き。。
ギラリとした目が、肩書き。。
あとは必要なし、と。。

winterという曲のストリングスアレンジは、
ほんとうにきれい。
誰が編曲したんだろう。
たしかプロデュースは、ジミーミラーだったかな。。

東の空の雲は生きてるみたいに
赤々と広がっていて、
winterのストリングスは、
無垢な雪のようにきれいで、

だから、きょうは、きちんと冷静に
いくつかの会議の進むべき道すじが
見いだせるといいんだけど。。








rolling stonesのwinterとパリと始発帰り_b0072051_7584673.jpg
by ayu_cafe | 2007-12-12 07:59 | 仕事もしてます | Trackback | Comments(0)