ayuCafe

2007年 05月 28日 ( 1 )

パリでいちばんの食堂へ

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ayuCafe風パリ案内、
今回は、パリで(私的に)いちばんの食堂へ
ご案内します。

食堂の名前は、chez coCo。
そう、友人のcoCoさんのお部屋なんです。

このお部屋は、カルチェラタンをのぼって行った
パンテオンの裏あたり、ムフタール通り、
という通りの奥にあります。

このムフタール通りは、パリの胃袋とも呼ばれ
食材屋さん、食べ物屋さんが細い通りにいっぱい。
ひとも若い連中がいっぱい。
夏に来た時、coCoさんとカフェで話していて
1時すぎても平気でごったがえして
いるのでびっくりしました。。

だから、大きな樹が茂った中庭のある
アパートに入ったとたん、あらわれる静寂に、
とても驚きます。。
パリの中庭ってみんなこうなんでしょうね。。

フランス人風にちょっと遅刻してしまい、
午後8時に到着。
料理に魂を捧げるcoCoさんが
完璧なセッティングで迎えてくれました。

まずは昨年夏、夜中にしか見れなかった
中庭の樹々と感動の対面。。
空がゆっくりゆっくり暮れていく下で、
鳥のさえずりと樹がそよぐ音だけが聞こえます。

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向かいのアパートの向こうはパンテオンで、
その先は、リュクサンブールで、
その先は、サンシェルピスで、
その先は、サンジェルマンで、その先はセーヌで、
その先は、ルーブルで、その先は、パレロワイヤルで、
その先は、サンラザールで、
その先は、ノルマンディーで。。。
と、すでに、酔いが回りそうです。。

まずは、ビールを出していただき、前菜を堪能しながら
晩餐のはじまり。。

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暮れてゆくパリを静かな緑の中庭から眺め、
こころのこもった友人の料理を味わう。。
あぁ、もうパリ十分かも!(一日目だけど。。)
なんて思います。

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↑coCoさん自家製の棚に、coCoコレクション。。。
あぁ、もうパリ十分かも。。

感激してる間もなく、お皿は進み、
暗くなってくると、coCoさんがローソクを
灯してくれます。

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ワインをいただきながら、いろんなことを話しました。
BGMは、ずっと大好きなミルトンナシメント
をかけてもらいました。
まさか、「トラベシア」を聞きながら、こんな
素敵な夕ご飯食べれる時が来るなんて。。

じゃあ、そろそろ、といって、席を立ったのは
もう12時近く。。

鳥のさえずりも聞こえなくなった中庭は、
いっそう静かで、
アパートの外扉をしめると、再び
喧騒のムフタールに立っていました。
なんだか夢のような時間でした。

中庭の樹々、調理棚にならんだ数々のスパイス、
パン入れ、鍋敷き、テーブルクロス、棚のディスプレイ、
ミルトン、夕暮れ、ロウソク、向かいのアパートの部屋に
灯る明かり。

旅行は、土地と歴史と文化と人の精神のたたづまいに
触れるものだと私は思っているんですが、
その意味で、とても濃厚な旅行ができた気がします。。


coCoさんと、パリと、そしてぽこさんに
感謝を込めて。


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by ayu_cafe | 2007-05-28 01:05 | ayuCafeパリ案内 | Trackback | Comments(8)