ayuCafe

カテゴリ:ayuCafe ART Bar( 23 )

芸劇に行く前にどこに寄るか。

b0072051_23435445.jpg



芸劇に行く前に
銀座のギャラリーに寄って
サラムーン、見た。
どうしようかと
思うくらい気に入ってしまった。
写真は厳しめなのに
容姿は柔らかそうなひと。
いまさら自分のフェイバリットが
更新されるなんて面白い。












by ayu_cafe | 2015-06-07 23:39 | ayuCafe ART Bar | Trackback | Comments(0)

天国は落ち着くか。

b0072051_21412976.jpg



今日、天国を見た。
草月会館の広大なエントランスを
埋めつくす、
イサムノグチ、最大級の石の作品、
「天国」。
水の音が絶え間なくしていて
その中をのぼってゆくと
大きな木のベンチがある。
そこに座るのはなんだか憚れるし、
最上段まで上りきるのも憚れる。

天国を途中までのぼり、引き返す。
天国は、落ち着かない。




















by ayu_cafe | 2015-06-05 21:41 | ayuCafe ART Bar | Trackback | Comments(0)

ローザス。

b0072051_2119291.jpg




ローザス。

コンテンポラリーダンスを
はじめて生で見た。

二階から見おろすと、
きれいで生きた幾何学のよう。

ある方が、清流をのぞきみる感じ、
とおっしゃっていて、感心。

シンプルな舞台、音楽、衣装、身体。

ずっと感じていたのは、言葉。

理解できないけれど、
語りかけてくる新しい言葉。





by ayu_cafe | 2015-04-18 21:18 | ayuCafe ART Bar | Trackback | Comments(0)

「東欧アニメをめぐる旅」


b0072051_01455328.jpg



葉山で「東欧アニメをめぐる旅」見てきた。

パペットの「ピーターと狼」と「ダニーボーイ」が特に良かった。
両方ともティムバートンもびっくりな暗さだった。

パペットにここまで情感を入れられるものか。




b0072051_01451344.png



「ピーターと狼」は、パペットの実物も展示されていたけど、
ずっと見ていられるほどよくできていた。


こういうものが、すぐに見れるyoutubeってすごい。



























by ayu_cafe | 2014-11-10 01:51 | ayuCafe ART Bar | Trackback | Comments(0)

絵画は海洋性気候からでしか生まれない デュフィ

b0072051_9165117.jpg



デュフィ展に行った。

彼はテキスタイルもやっていて
それが日本風でとてもよかった。


彼の言葉に

絵画は海洋性気候からでしか生まれない

というのがあるけど、


気候が表現をつくる
というのはよくわかる。



パリの近代美術館でみた「電気の精」は来てなかった。
長さ60メートル、高さ10メートルだから
あたりまえか。。










b0072051_9165110.jpg









by ayu_cafe | 2014-08-05 09:11 | ayuCafe ART Bar | Trackback | Comments(0)

ひとが死ぬ前に見る景色。バルテュス

b0072051_1944114.jpg




最期の夜、バルテュスは、アトリエに行きたい、と言った。

冷たいアトリエに、彼と節子夫人と娘さんは、しばらくの間、一緒に居た。

彼らは、黙って絵を見ていた。

それは、バルテュスがとりかかっていたこの絵だった。

数時間後、彼は亡くなった。


ひとが死ぬ前に見る景色が、
こんなにも非社会的でわがままで、ロマンティックだった
という事実にとてつもなく救われる。


今、東京都美術館には、そのアトリエが再現されている。

あのフェリーニさえ、なかなか入れてもらえなかったバルテュスのアトリエ。


近づくとぞっとして素敵だった。


最期まで美しい夢を見続けていい、

とバルテュスが許してくれる。













by ayu_cafe | 2014-05-12 08:43 | ayuCafe ART Bar | Trackback | Comments(0)

優れた作品は、視界の価値を変える。*庵野秀明館長 特撮博物館*

b0072051_0184272.jpg



庵野秀明館長 特撮博物館

行って来た。


素晴らしかった。


エヴァンゲリオンの庵野さんの

おれは、特撮が好きだ。
衰退する特撮技術を
なんらかのかたちで残したい、伝えたい

という思いでできていて、

何かを好きでいる人生 って素晴らしいと思った。

一点、一点の展示物に
主催者があんなにひとつづつ細かく
愛情にあふれた解説つけてる展示、はじめて見た。


こういう技術を残していきたい、と
庵野さんは、文化庁にお願いしたが、
鼻で笑われたみたい。


中盤で9分にわたり上映される

「巨神兵東京に現わる」は、

全編特撮技術で撮られてるけど、

この短篇は、スタジオジブリ配給。

オープニングで、
あのスタジオジブリのトトロのマークが出てくるところで

鈴木プロデューサーの任侠も感じてしまい
ぐっとくる。


結果、この展示のこの夏の入場者は15万人。






庵野さんの解説で印象に残ったのは、

電柱の造形というのは、
素晴らしい、みたいなこと。

これ、ほんと読めてよかった。


ハワイの田舎でも写真をとっていて
すごく感じたし、
ヨーロッパから帰ってきたときも感じる。

エヴァの映像なんか電柱、電線の造形美のラッシュだ。

昔は、風景をこわしていて邪魔だと思っていた。

なんだろう、あの魅力。


生活感、かな。

しかも昭和の。


エヴァで明らかに感じることは、
観終わったあとの視界の一新感だ。

電線、電車、街灯、標識、ディスプレイ、
タイポグラフィー、すべて
いろっぽく見えてしかたなくなる。

これは、特撮のジオラマを見たあとにも
同じことを感じた。


以前、ジブリの高畑さんが、
おもいでぽろぽろをつくるときに言っていた。

実写の映像を、ひとは、細部までみない。
でも、細部まで描いた風景なら、ひとは、見る。


つまり、もういちど、つくれば、ひとはそれを見て、
もういちど発見する。

花の、虫の、水の、朝日の、電線の、電車の、
世界の、美しい造形を発見する。


作品をつくるというのは、みるというのは、
世界の美しい造形をもういちど発見することかもしれない。


そして、作品をつくるひとは、
世界の造形の美しさに魅入っていて
それを伝えたくてうずうずしているひとかもしれない。

たぶん、ほんとは、庵野さんは
特撮が好き、というより、そこに
醸し出される世界の造形美に魅せられているのではないか。








この展示は、最後のコーナーに、
巨大ジオラマがあって、その中に入って、
写真が撮れる。

写真が撮れる展示というものはじめて。


トリミング好きとしては、
このセットを前にして嬉しくて失神しそうになった。
いくらでも撮れる。
神の視点がもらえるんだから。

僭越だけど、自分、特撮写真に適性があるかもと錯覚した。


b0072051_0443454.jpg

b0072051_045256.jpg

b0072051_0451641.jpg

b0072051_0461522.jpg

b0072051_0462918.jpg

b0072051_047382.jpg

b0072051_048314.jpg

b0072051_0482238.jpg

b0072051_0483982.jpg

b0072051_049095.jpg



撮りながら深く、実感したのが、
(大変言うのを躊躇してしまうが)
破壊された造形は、ものすごく絵になる、ということ。
b0072051_0491869.jpg

b0072051_0493422.jpg

b0072051_0515593.jpg

b0072051_0521861.jpg


これには、なにか深い理由がありそう。



ちなみに、特に自分で気にいっているのは、
以下の2枚のジオラマのトリミング。
特に1枚目、街灯のカーブが
色っぽくて好き。

b0072051_0541788.jpg

b0072051_0543730.jpg







帰り、藤沢駅で隣の線路に停まっていた
新宿行きの小田急線の

造形も、「新宿行き」という表示も
かっこよく見えた。


優れた作品は、視界の価値を変える。

世界の価値を変える。

世界の価値を価値あるものとして気づかせる。


b0072051_0574948.jpg

by ayu_cafe | 2012-09-10 00:59 | ayuCafe ART Bar | Trackback | Comments(0)

孤独や批判が気になるような時は、絶対な美しさや、バランスを求める意志が弱っているとき。

b0072051_2395754.jpg





さっきやっていた美の巨人たちで、

ピエト・モンドリアンのことを紹介していた。



モンドリアン。。。広告つくるときに、
なんどパクったことか。。


というか、パクったことないひとなんて
いないのでは。。



断定的に、美しく、清潔な直線をひき、

交差させ、

根源的な色を配置する。




わたしが、特に好きなのは、これかな。↓
(ミニマルミュージックや、ヒップホップみたい!)


b0072051_23145530.jpg






自分で、macで、線をひいて、無意識につくってみるときも、

はまってしまってしょうがない。

余裕があるときなら、時間を忘れてずっといろいろやってしまう。




モンドリアンは、淡い花の絵とかを売りながら、

もくもくと、こういう絵をつくっていた。


修道僧のように。




そう、こういうのを組み立ててみるときって、

なにか、宗教的な厳粛なものにつつまれてくるときがある。





モンドリアンは、世界をこの手法で断定しようとした。


絶対のバランスと、配色。


たぶん、その絶対への求道の最中では、孤独も、批判も、気にならなかった。



逆に言うと、孤独と批判が気になるような時は、

絶対な美しさや、バランスを求める意志が弱っているときかもしれない。






デザインとは、宗教をつくりだすものなんだろうな。


コルビジェにも、桂離宮にも、そのデザインに、宗教が息づいている。




そんな、修道僧のようなモンドリアン。



唯一の趣味が、ダンス、っていうところがほほえましい。



ゆいつのしゅみがダンス、



って素敵なフレーズ。


一行の詩みたい。




そして、ダンスもおそらく宗教だ。



宗教とは、絶対的ななにかを、敬い、求めるもの。

ひとりよがりな自意識とは、もっとも遠いもの。







70才でやっと成功して、


NYで描いた


晩年の「ブロードウェイブギウギ」。




彼の宗教が、美しいバランスが、そして求道と、孤独が、


そのまま、喜んでダンスしている。







b0072051_2340508.jpg

by ayu_cafe | 2010-10-02 23:36 | ayuCafe ART Bar | Trackback | Comments(2)

『s57_folderの記憶,奥野ビル306号室』

b0072051_1134698.jpg



b0072051_1135997.jpg



b0072051_1141428.jpg



b0072051_1142825.jpg



b0072051_1144227.jpg








ブログで知り合ったえみこさんの個展に
行ってきました。

銀座 奥野ビルは、古い古い残像みたいなビル。
大阪の農林会館よりも古いかも。

帽子屋さんや展示スペースなどなどがあります。


えみこさんの個展で展示されているは、
記憶。


かつて、美容室だった306号室が、
どさっとそこにあります。


えみこさんの写真が、はらりと置かれています。


その空間自体が展示されています。


積もった時間と記憶の中で、ぼうぜんとできます。




(最初の写真のぶら下がった蛍光灯のスイッチは、
祖父が仕事場で使っていたものとおなじでうれしかった。)




上の写真はわたしが携帯で撮らせてもらいました。




えみこさんのブログの写真は、
どれもこれもものすごく憧れます。


なかでも、この↓シリーズは、
打ちのめされます。
で、かえって元気が出てきます。
だまって、さ、自分の何かを突き詰めよう
なんて気持ちになります。

Switch 意識のはざまで/トルコ編

とくにこの中の

ねぇ、ナニしに来たの?

という写真は、個人的に圧巻。

タイトルがとてもいい。







『s57_folderの記憶,奥野ビル306号室』
1月25日(月)より、2月13日(土)まで。
12時〜19時 銀座 奥野ビル306号室にて。


















くそー、いいなーっ。
by ayu_cafe | 2010-01-26 01:16 | ayuCafe ART Bar | Trackback | Comments(4)

ことしいただいた年賀状

うちの会社は、まがりなりにも?デザイン会社なので、
会社の同僚からいただく年賀状も
なかなか素敵なものが多いんです。。





ことし、まず、これはいい!
と思ったのが、これ。


b0072051_2340563.jpg



自分で描いたんだと思うけど、
すばらしい。







これも、なかなか。
タイガー魔法瓶


b0072051_23411852.jpg









このカードは冷たくて静かで
ひと感があります。


b0072051_0444033.jpg






この子、コピーライターなんだけど、
イラストに味がある。


b0072051_053413.jpg










このひとのカードは、
いつもただでもらっていいのか、と思う。


b0072051_0535778.jpg












が、しかし、今日、家に届いていたこれを見て、
ぶったまげました。





b0072051_23423280.jpg






っていうか、この↑ひと、誰?

虎じゃないだろ。。。少なくとも。。


もはや「2010」すら可笑しい。。笑



いやはや、まいりました。。

才能に恵まれたひとが
日々、黙々と働いています。。
by ayu_cafe | 2010-01-06 23:43 | ayuCafe ART Bar | Trackback | Comments(2)