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カテゴリ:ayuCafeパリ案内( 15 )

iPhoneの中の雪のパリ。

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iPhoneの中の雪のパリ。



寒そう。。
by ayu_cafe | 2010-12-10 23:10 | ayuCafeパリ案内 | Trackback | Comments(0)

パリのバガデル公園に、「へこたれんなよ」と言われる。

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バガデル公園は、地下鉄の駅から歩くとえらく遠い。

ブローニュの森をのんびり散歩しながら、ならいいかもしれないけど、

バスで行くのがおすすめ。


閉園直前が、おすすめ。

フランスの美しい斜光が、

あたたかみをおびながら、力を弱めていくと、

薄暮の中に、鮮血のように、園内の無数のバラが、

にじむように、浮かび上がる。


孔雀は、どこかへ帰りはじめ、

子供達は、まだまだ帰る気なんてない。



いま、写真を見返すと、

その駅から遠いひっそりとした花園が、


おいおい、へこんでんなよ、


なんて言ってるような気がする。





旅に出掛けることは、

美しいものを見ることは、

きっと、勇気を貯金することなんだろうな。
by ayu_cafe | 2010-11-07 09:50 | ayuCafeパリ案内 | Trackback | Comments(4)

シャルロット・ゲンズブールのチケットが手もとにある10月。

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シャルロット・ゲンズブールの
チケットがとれた。


GAINSBOURG


という名前の入ったチケットが

手もとにあるなんてとても不思議。




はじめて、パリというところに行って、

真っ先に行ったのは、モンパルナスの

ゲンズブールのお墓だった。



あの時も、10月だった。



キンと冷たい芯のある風がふいていて

街路樹のマロニエは、豊かに色づいていて、

中年のカップルがベンチでぴったりくっついていた。



パリは、いろいろな季節にいったけど、

秋がとても印象的だった。



というか、秋になってぐんと気温がひえこむと

無性にパリが恋しくなって、悲しくなる。



たぶん、

離れた距離に悲しくなれることは、

幸せなこと、かな。











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by ayu_cafe | 2010-10-01 09:41 | ayuCafeパリ案内 | Trackback | Comments(2)

Charlotte Gainsbourg.  *あなたの孤独をきちんと磨きあげている?*

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シャルロットゲンズブール。


僭越ながら、フランスとは、パリとは何か、
この一枚で充分に語ってるのでは、と思う。


むきだしの美しい精神性。


こういう表現?スタイル?は、
年齢を超越してる、というか、
たぶん、年をとるほどにかっこよくなる。






虚無的なのに不思議と落ち着くユトリロの白や、
オンフルールやモンマルトルの坂道の
あのなんともいえない感じを閉じ込めるサティの旋律を、
「一生が海なら、毎日は波」と紡ぎだす
ジャックプレヴェールの言葉を、
このたたずまいは、継承しているのでは、とも思う。








もう一枚。




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カッッコいい。



こう言われてる気がする。

失敗

孤独

それがなに?
もっと大事なものがあるよね?

あなたがあなたである、ということを
美しく磨きあげる努力はしてる?

あなたの孤独をきちんと磨きあげている?







やれやれ。
しょうがない。今日もがんばろ。







というわけで、
iPhoneの壁紙にしています。
(フランスの精神性を持ち歩けるように)



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by ayu_cafe | 2010-06-11 09:39 | ayuCafeパリ案内 | Trackback | Comments(6)

ポン・ヌフの橋をくぐる。 *ポン・ヌフとの出会い2*

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by ayu_cafe | 2010-01-21 14:31 | ayuCafeパリ案内 | Trackback | Comments(4)

午後8時、リュクサンブール。

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午後8時、リュクサンブール。
美しくてあたりまえ。
by ayu_cafe | 2009-07-31 17:06 | ayuCafeパリ案内 | Trackback | Comments(2)

25年前のパリ、25年後のパリ。

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何年か前の冬、妻と、母を連れてパリに来た。
母の好きなアールヌーボーを見せてあげようと思って、
16区のギマールの作品めぐりをした。

一通り、見終えて、タクシーで帰ろうとしたが、
見当たらないので、RERの
ケネディ・ラジオ・フランスという駅まで歩いた。
高架になっているこの駅のベンチに座り、
雲がきれてきた東の空と、冬の弱い日差しに輝くセーヌと、
エッフェル塔の西に林立する高層ビルを眺めた。

パリにはじめて来たのは、小学生の時だった。
ざっと25年くらい前。
「ヨーロッパを見ときなさいね」と言って
母が、つれて来てくれた。
決して裕福ではない上に、当時、海外旅行は
相当高額だったから、かなり無理したと思う。

泊まったホテルは、
その高層ビルのひとつ(当時のホテルニッコー)だった。
真冬で、すごい雪がふっていた。
高層階のホテルの窓からセーヌを眺めて、
島の先に自由の女神の小さいのがあるなあ、とだけ思っていた。

その島が、白鳥の小道という名前がついていることも、
その島の先に、ベルトリッチが撮った
ビル・アケムという橋があることも
すぐ目の前の建物が、ゴダールが撮った
ラジオ・フランスであることも、
河の対岸に広がるのが16区で、
ギマールの建築が点在していることも
知らなかった。

何より、その25年後に、まさか今度は、自分が親を連れて、
その16区を案内したり、ラパンアジルでシャンソンを聞いたり、
カフェフロールの2階で朝食をとっているなんて思いもしなかった。

そして、対岸のRERの駅から、
25年後の自分がこっちを眺めてるなんて思いもしなかった。

おそらく、さらに25年後の自分が、
どこかから見てるような気がする。
ほとんど変わらないパリのどこかから。

当時、「ヨーロッパを見ときなさいね」と言って
連れて来てくれた母の期待には、
あまり応えられてないのかもしれない。

調子のいい話しだけど、
一方的に最大限の感謝はしている。
その時まわったパリもローマもロンドンもアテネも
幸せな後遺症のようになったから。
by ayu_cafe | 2009-04-15 09:23 | ayuCafeパリ案内 | Trackback | Comments(4)

ayuCafeパリ案内 8 モンパルナス墓地、もしくは、濃厚なキスのベンチ。




もう、あと数メートルでパリの核心に触れられる。


モンパルナス墓地。


重厚な灰色の雲の下、冷たい風がときより吹く夕暮れ。
さまざまな意匠をこらした、
立体や平面の墓石がひしめくように並んでいる。
広大な墓地には、「番地」があり、「通り」がある。



並木が茂る「通り」は、2車線の道路と同じくらい広い。
ベンチもある。ほとんど人はいない。
サルトル、ボーヴォワール、マグリット・デュラス、マン・レイ、
ジーン・セバーグらが、物音も立てず静かに眠っている。



そのお墓は、すぐにわかった。
その墓石の周りだけ、特にたくさんの鉢植えの花が、
供えられ、2〜3人の人がお墓の前に立っている。



セルジュ・ゲンズブールが、亡くなったのは、1991年3月。


その夜、パリのナイトクラブでは、音楽が止んで、
その死が伝えられた瞬間、沈黙があたりを覆った。
沈黙は、パリを覆い、当時のフランス大統領ミッテランは、

「私たちのボードレールであり、アポリネールであった
 彼は歌を芸術の領域にまで高めた」

と公式声明を出した。


かつの恋人ブリジット・バルドーは、

「私たちは、かけがえのない一人の人物を喪いました」

という弔辞を寄せた。



ヴェルヌイ通りのゲンズブールの家の前には数千人が集まり、
パリ警察は、混乱をさけるために、周辺をバリケード封鎖した。
群集は、バリケードを突破し、家の前につめかけた。
混乱はなかった。彼らは、家の前に、ゲンズブールが好んだ
ジタンのタバコとウィスキーをそっと供えた。






平らで広い墓石の上は、あふれんばかりの花々、
肖像画、手紙、ジタンのタバコ、
石で押さえられた地下鉄の切符(彼の曲にちなんで)、
キャベツ(彼のアルバムと髪型にちなんで)
などが供えられている。



浮浪者ギリギリの服装で、
ちょっと気が狂ったような、おばあさんがいて、
めんどくさいことになるのかな、とおもったら、
意外に、このおばあさん、まともで、落ち着いた口調。

「ジャポネ?」と静かに聞いてきて、

(これもそうじゃない?)

と日本人のお供えものを見せてくれる。

その後は、静かに鉢植えの花に、
水をやったり、まわりを掃除したりしてる。

後から来た親子にも、少し話しかけて、また水やり。




親子は、スェットのフードを被って、
寒そうにしているお父さんと
赤い野球帽の中学生ぐらいの男の子。

お父さんが(ほら、やってきなよ)という仕種、
男の子は、地下鉄の切符を墓石の上に置いてから、
デジカメでお墓を一枚。

他には、控え目に後ろの方で見ている
ナップサックの青年が一人。





埋葬の日、まさに、この墓石の前にいたのは、
ジェーン・バーキン、シャルロット・ゲンズブール
イザベル・アジャーニ、カトリーヌ・ドヌーブ、
フランソワーズ・アルディ。。。


カトリーヌ・ドヌーブは、墓石の前で


「Fuir le bonheur de peur quil ne se sauve
(幸せが怖くて、幸せを避けてしまう)」


という彼の曲の詩を弔辞として読んだ。






ボリス・ヴィアンに感化され歌いはじめたゲンズブール。
サンジェルマン・デ・プレ文化が産み落とした最後の子供。
アンモラルなモチーフの曲を書き、
アンモラルな映画をつくり、
アンモラルな存在であり続けた。


TVで、「これが、払った税金で消えた分だ」といって
紙幣を燃やすなどの挑発行為。
数々のスキャンダル。


けれども、その歌詞は、繊細で、含蓄に富み、
秀逸なコトバの組み合わせにより、
いくつもの美しい響きが生まれた。


斬新かつ、洗練されたサウンドは、
90年代後半、ベックやソニック・ユース、
デ・ラ・ソウルらによって紹介され、世界に発見された。


そして、悲しくなるほど美しいメロディは、
ジェーン・バーキンやフランス・ギャルなど、
多くの女優やアイドル達に歌われ、ささやかれ、
非凡な輝きを放った。





自分の容姿にコンプレックスを持ち、
臆病で、見栄っ張りで、ひねくれ者で、
いつも愛情を求めながら、
好き勝手に生きた男が葬られる時、
墓石の前には、フランスを代表する女優が集い、
墓地の周囲には、パリの群集が集った。



彼女達、彼等は、この男のことを
きわめて個人的に、深く愛した。





墓地のゲートを出る。
紅葉する並木道を、親子達が自転車で帰っていく。



中年のカップルが座っているベンチの反対側に腰掛ける。



しばらくすると中年のカップルは、
後ろの者のことなどお構いなく濃厚なキスをはじめている。


好き勝手に生きた男が眠る墓地のすぐそばで、
パリのカップルが好き勝手に生きている。


「好きなように生きるべき、
しかも好きなように美しく生きるべき」


あの男がそんな風に呟き、パリは真顔で同意する。

このベンチ、パリの「おすすめスポット」。





ここを訪れた時が、寒く重たく曇った夕暮れで、
本当に良かった。

どんなところにいても、どんな状況のときでも、思い返すだけで
あの、淋しく、冷たく、とても親密で、
とても個人的な場所に帰っていける。


そこでは、あの親子とあの控え目な青年が立っていて、
お墓を眺めている。

そして、あのちょっと気の狂ったような、
物静かなおばあさんが、
セルジュ・ゲンズブールのお墓の花に水をやりながら、
やさしく無視してくれる。



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Cimetiere du Montparnasse, Paris



ayuCafeパリ案内 8
by ayu_cafe | 2009-02-19 00:55 | ayuCafeパリ案内 | Trackback | Comments(8)

ayuCafeパリ案内 7

ここだけのはなしですが、
空気がひんやりと澄んだ秋の朝、
ちょっと早起きして、
シテ島の公園まで出かけてみてください。

光が水のように気持ちよく流れています。

こんなふうに。


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ayuCafeパリ案内 7
by ayu_cafe | 2008-10-15 03:02 | ayuCafeパリ案内 | Trackback | Comments(0)

ayuCafe パリ案内 6 あざやかなオレンジを買いにいくように美術館に行く。

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ayuCafe パリ案内 6

昔、ルーブル宮の翼の先に、
オレンジを育てていた小さな温室がありました。

その場所にできたのが、オランジェリー美術館。
あざやかなオレンジの果樹園の中を歩くように、
後期印象派の色彩をたっぷり浴びれます。

この小さな「果樹園」の中で輝くのは、
ルノアール、セザンヌ、モデリアニ、マティス、
マリーローランサン、ピカソ、ユトリロ、モネの作品。

きっと夜、こっそりこのあたりを歩けば、
吹き抜けになった建物の天井が、
その作品たちの光で、輝いているはずです。

パリのひとたちは、もしかしたら、
まるで、何かの用事のあとに、ふらっと
あざやかなオレンジを買いにいくように
オランジェリー美術館に立ち寄っているのかもしれません。



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by ayu_cafe | 2008-09-10 02:55 | ayuCafeパリ案内 | Trackback | Comments(0)