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如月・“相変わらず”がイチバンしんどい。

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京都の本を読んでいたら、
京都の老舗の昆布屋さんが
こんなことを言っていました。

「昆布を削る技術で味がまったく変るんです。
でも腕の確かな職人の数は段々減ってる。

新しいもん作るより、
昔からのもん守っていく方が難しいですわ。
昆布は保存が難しいから、いつも50グラムづつ
買いにくるお客様も多いですけど、
そういう方は舌がしっかりうちの味を覚えてますからね。
コワイです。

“相変わらず”というのが一番しんどいのと違いますか?」


ま、昆布を削らないまでも、
“相変わらず”きちんと仕事をするのってほんと難しい。
“相変わらず”きちんと日々を過ごすのってほんと難しい。

なにかドカーンと華々しいことよりも、
“相変わらず”をキープするのってやりがいがある。
毎日は、“相変わらず”をキープする戦い、かな。

(んで、戦いには甘いもの↑が必要です。)



如月
by ayu_cafe | 2008-02-29 08:28 | | Trackback | Comments(2)

夕日にライトアップされる2月の宇宙

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庭の梅の木を休みの日に
ちらちらと見ていると、夕日に照らされている時が
いちばんきれいだな、と思います。

きっと旅行で通り過ぎてしまう場所も
ずっとそこにのんびりといると、
いちばんいい光の時間帯に会えるような気がします。

ま、なにごともいちばんいい光の加減というのが
それぞれ個別にあるはずかと。。
景色も、ものも、ひとも。。
by ayu_cafe | 2008-02-28 09:20 | 花と樹と庭のこと | Trackback | Comments(0)

まず、詩ありき。〜高臣大介賞をいただきました〜

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日曜日の朝、パンを買いに行ったきり、
間があいてしまってすみません。。苦

私、gla_glaという高臣大介さんが
つくるガラスが好きで、
mixiのgla_glaコミュニティにも
入っているんですが、

この度、そのコミュニティ100人突破を
記念して、ネット上で、イベントが開催されました。

内容は、写真と言葉のコンテスト。

コミュニティに入っている方が、
自分で撮ったgla_glaのガラスの写真を投稿する。
投稿された写真には、自由に文章(詩?)をつけてよい。

文章投稿人数が、いちばん多い写真が写真部門の1等賞。

写真部門1位の写真に投稿された文章の中から
gla_glaスタッフの方が選ばれるのが、文章部門の1等賞。

さらに、大介さんが勝手に選ぶ第三の賞が、高臣大介賞。
受賞者は、オリジナルガラスをオーダーできる(!)
う〜む、素晴らしいイベントです。。


そして、先週結果発表。
なんと私、
高臣大介賞をいただいてしまいました。
これはうれしいです。
これは大事な受賞です。


私は、上の桜の写真をはじめ、
以下の写真で応募しました。
(何点かは、追加で設けられた
ショップカード賞に選ばれました。
ありがとうございます!)

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応募されたみなさんの作品を見ると、
どの作品もいいカメラで撮られているような、
美しい作品で、素晴らしかったのですが、
ある写真に、たまらない魅力を感じました。

普段の夕飯、普段の食卓。その上のガラス。
その写真の中で、ガラスは特別あつかいされて
ないんです。
いいなあ、と思いました。

特別じゃないものって、特別だよな、と思いました。
そして、ここに、かけがえのないものが、
映ってる、と思いました。
そのかけがえのないものの中に、
ガラスたちは気持ちよくとけ込んでいました。


ある明け方、4時くらいかな。
ふと、ぱちっと目が覚めて、
なんでだかわからないけど、
あの写真に文章を書こうと思って、
紅茶を入れて、少し飲んでから、
パチパチと書きはじめました。
自分ではめずらしく素直に書いてしまいました。
朝の6時すぎに、今回のイベントの受付を
されているねーさんにメールで送りました。


その文章が高臣大介賞をいただきました。

大介さんは、コメントで、受賞理由として、
「(写真ではなく)文を選んだのは、
俺のガラスを作る原点が“詩”にあるから」
「俺のガラスを作る上でのテーマである
“何でもない日常の中にいつもある。”
と言うのとピッタリきました。」と書いてくれました。

賞をもらったこともうれしいですが、
僭越ながら、視点が近かったことがうれしかった。
こういうことを考えられて、
こういう文を書く機会があって、
こういう文が書けたことがとてもうれしかった。

まず、詩ありき。。そう、私が好きなガラスにも
旅行先の風景にも、庭の花にも、
私が好きなブログの方の写真や文にも
奥底にながれる詩のようなものが感じられ、
それに惹かれます。
詩がない、できのいいだけのものには惹かれません。
これは仕事でも同じ。
やっぱ、まず、詩がないとね(笑)


私が惹かれた写真はのんさんの
この写真です。
私がつけた文章は恥ずかしすぎるので、
今回は、、、載っけてしまいます(笑)

のんさん、ねーさん、大介さん
ありがとうございました。







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ぼくはきみが大好きなんだ、と
あらためて思うよ。
そんなこと言えないけどね。

ちいさめのおにぎりみたいに、
いつもの塩加減のお味噌汁みたいに、
いつもそばにいてくれる。

ぜんぜんふつうの写真みたいに、
ちょっとくたっとした
花瓶の花みたいに、
いつも気取らないでいてくれる。

食卓の上のガラスのコップみたいに、
空の上の太陽みたいに、
いつもぼくを明るく照らしてくれる。

超かわいいってわけじゃない犬ころみたいに、
超かわいいってわけじゃない野良猫みたいに、
いつもやさしくいてくれる。

くつしたのかたっぽみたいに、
とけかけのよごれた雪みたいに、
いつもちょっと心配になる。

ぼくはきみが大好きなんだ、と
あらためて思うよ。

でも、そんなこと言えないからさ、
こんど、またあたらしいガラスを
きみにあげるね。

それは、ぼくのきもちみたいな
かたちをしてるから。
by ayu_cafe | 2008-02-24 22:33 | gla_gla展 in ayuCafe | Trackback | Comments(14)

日曜日の朝にパンを買いに行くときに見える景色

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by ayu_cafe | 2008-02-11 09:40 | 海辺の生活 | Trackback | Comments(14)

石葉(せきよう)にて。

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息をひそめて、
息を殺して、
ひっそりと、じっくりと
山並を分け入った静寂に佇む宿へ。

昨年末。家族四人で。
旅館の部屋数は全9室。
泊まったのは、その中の離れ2つ。


では、ひと部屋目。

午後の日射しと山並み。
緑の匂いと静寂。



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冬の午後の日射しほど
あたたかいものはないな、
と、きんつばをいただきます。
では、失礼して。。

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ちなみに部屋のお風呂はこちら。

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もうひとつの離れに行ってみましょう。

この旅館は、丁寧に手の入った庭や、
廊下のしつらへを愉しみながら歩けます。


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さ、もうひとつの離れにつきました。
家ですね、これはもう。

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↑木の格子っていいですね。
ガラスがおそろしく、磨き上げられています。

さ、では、おじゃまします(?)

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離れはひじょうに広く手の入った庭(山?)に
囲まれていて、紅葉の下には、小さな池。
窓によっては、あえて、ちいさく。
ものを書くような人が長期滞在しそう。。。


そんな長期滞在の方のための台所。
(奥には、勝手口があります。。)

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お風呂はというと。。

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ふぅ、ま、なにも言うまでもないと言うか。。


こちらの離れの寝室はベッドです。
フローリングには床暖房がポカポカときいています。

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この旅館の主な電気製品は、
ハング&オルフセンでした。
(欲しくなりました。)

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↑置いてあるCDをベッドでのんびり聞いてみたり。。
静寂の日本旅館のハング&オルフセンから
ショパンが聞こえてきます。。
ま、いいじゃないですか、こんな時間があっても。。


さて、さて、露天風呂へ。



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紅葉に隠れるようにこじんまりと。。

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あぅぅぅ。。。
山、貸し切り、という感じです。。



脱衣所(?)に隣接するくつろぎ部屋(←正式名ではない)
つめたいレモン水と、大きな揺り椅子。

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椅子から見える風景はこんな感じ。
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風呂上がり、すこしベッドでうとうとしたら、
あたりはすでに真っ暗。
夕飯は、最初の離れで。

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京都の品のいいお寺で過ごしてるみたいなんです。


さ、いざ。





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良質な旅館の食事を愉しむ時、
いろいろなものを愉しめます。
味はもちろん、器、もりつけ、
配膳のしかた。所作。
お酒の継ぎ方。
ことりと皿を置く時の、そのさりげない丁寧さ。
会話。優雅なすばやさ。

おそらくすべての仕事に共通する
もてなし、というものを愉しみ、学ばせてもらいます。

京都の俵屋の、修善寺のあさばの、
ヴェネチュアのダニエリの
もてなしとのちがいを、ナーバスになりすぎずに
お酒に酔いながら、ぼんやり実感します。

でも、器を置く時の置き方で、
旅館の志のようなものが
一瞬でわかる。
これ、広告制作でも、なんの仕事でも
そうだよなあ。電話の応対ひとつでも
会社の質ってわかるもんなあ。。



などといろいろ考えたり、
考えなかったりしながら就寝。




翌朝、目覚めると、庭の紅葉に
朝日があたってきれいでした。







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***************

ちなみに、この宿、母の選択、母のおごりです。
自分達の分だけ出すよ、というのも
何なので、謹んで愉しませていただきました。

母の昔からの口癖は、

できる範囲でいいから、
いいものを食べなさい。
できる範囲でいいから、
いいものを身につけなさい。
できる限りいろいろなものを
見ておきなさい。
ケチケチしないで、
たっぷり楽しんで
胸はって歩きなさい。


こうゆう旅行も無言の激励と受け止めます。
ま、近いうちに、ばっちりおごらせていただくつもりです。
by ayu_cafe | 2008-02-05 23:24 | ayuCafe travel 国内線 | Trackback | Comments(6)