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お〜いお茶に学ぶ

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右から2個目の句。



「初もうで祈る時間の長い母」



まるで、ばっさりと切り落とされた腕のように、
リアルであたたかくて、すごく素敵。


ここには、気取った形容詞がひとつもなくて、
観察と尊重と静かな暮らしの時間がある。



できれば、コピーライターやデザイナーが称賛されるような
「上手い広告」なんてつくりたくない。
できれば、表現が、上手いとか下手とか考える間もなく
広告主のことが好きになったり気になったり、
簡単に理解できたりして欲しい。
飲み屋や内輪で称賛し合うようなところからは、
ならべく遠くにいたい。


この句は書いたひとがどうのというより、
自分がお祈りし終わって、ふっと目をあけて隣をみると、
近しいひとがまだお祈りしていた
あの瞬間に一瞬で連れて行かれる。
by ayu_cafe | 2009-03-31 23:40 | 一生勉強。 | Trackback | Comments(0)

庭の花を束ねてmaururuさんに会いにいく。

わたしが敬愛する
maururu 子供服と刺繍とParisのmaururuさんが、
信じられないことに、
「すましたペンギンさんきょうだい」の
とびきりの刺繍をつくってくださり、


さらに、信じられないことに、
その刺繍を
「もらっていただけないでしょうか」
とご連絡いただき、お会いすることになりました。


あぅぅ、こんなことがあっていいんでしょうか。。
外人はこんなとき、オーマイガ、とか
オーララ、とか言うのでしょうか。。




maururuさんがつくっていらっしゃるものを
いくつかご紹介させてください。
(掲載のご許可ありがとうございますね。)


パリの「妹」さんに、友人に、お姉さんに、
ご自分用に、その多くは、
超短期間、かなりの低予算で
できあがっています。
(すばらしい)

わたしは作品がアップされるたびに、
賞賛の書き込みをしたいんですけど、
なんだか気味悪いかな、
と思って、必死にこらえてます。。。





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ちなみに、中盤に出てくる黒いブラウス、
ご本人談によると、

『大好きなMIUMIUのブラウスをマネて作ってみました
コレクションでは、ショッキングピンクとか黄色だった(汗)
お袖に共地のバイヤス布が
18枚ほどたたき付けてあります(^^;)
作るのがすご〜く大変だった。。。 
お気に入りだけど。。。
もう2度と作れない(作りたくない) 笑

ちなみにMIUMIUで買うと、
このブラウスのお値段は。。。。。8万円

私は。。。1000円でした(笑)』


とのことです。。。


鏡も、百均の鏡と段ボールと布でつくったそうです。。



マジシャン?。。。。。。






さらに、どんなに疲れて仕事から帰ってきても
お料理はつくる、とのことで、休日も
パンを焼いたり、ひなまつりに、道明寺を
つくったり。。。こんな風に。。






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う〜む。。
生活の創造性における基礎体力の高さを感じます。

それは、お会いして確信しました。


もともと銀行員で現在パターンナーさんですが、
いろいろな場面でマネージメントの力が
ついつい評価される、っておっしゃっていて、
わかるわかる、と思いました。

なにかすごく地に足がついてる感じ。。



あと、なにかほめるたびに、手のひらをL字に曲げて、
そんなことないないないない、と高速で左右に振るのが
印象的だったんですけど、

きれいだろ、完璧だろ、みたいな感じが
ひとからも作品からもほとんどなくて、

↑の刺繍の猫と見つめ合ってる女の子みたいに、
なにか、とても静かで冷静で整頓されたものを
感じました。


(ま、つまり、旅行に行ったからといって、
写真を200枚アップ!とかいう感じでは
まったくないわけです。。にゃははは。。)






長くなりました。。。
(永遠に続く記事。。)




で、お礼になにをもっていこうか相当悩みました。。

結局、いくつか用意し、あとは、
庭の春の花を母に束ねてもらい、
もっていくことにしました。



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青くて小さな花が咲いているローズマリー、
ヒヤシンス、
つりがね草。。。




ローズマリーは、通勤電車でもっていくとき、
近づけると、いい匂いがして、気分がよかった。。




そして、生maururu刺繍を見せていただきました。。


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感動。実物は、けっこう大きくて迫力あり。
指で触らせてもらってまた感動。




お店が閉店になるまで、たのしくおしゃべりして、
そしてそして、わが家にやってきました。











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このシーンを使っていただけるとは。。。
にくい。。。




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この刺繍はブックカバーになっていて、
maururuさんは、つぶれないように、
文庫本にかぶせてもってきてくれました。

その文庫本は、「海を抱く」。

その本は、パリのゆきさんが
わたしの海の記事から、共通するものを
感じる、とすすめてくれたもので、
すぐ読んで、とてもよくて、
また、海とドビッシーの記事を
書くもとになった本です。

なので、このチョイスもにくい。。。
そして、なにかつながっている。。






もみもチェックしてしました。。



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刺繍をうっとりひとしきり眺めて、
ワインでとろんとした頭で、
ぼーっとしていると、
TVのCSでアメリをやっていました。


いい映画はどこからみてもいい。

相変わらず、八百屋の主人は、
八百屋の使用人(maururuさん、会ったことあるそうです)
をいじめてて、相変わらず、
アメリは、八百屋の主人をこっそりいじめてました。。


この世にひとつだけの素敵なものをいただいて、
楽しくお話して、帰ってきて、
アメリをぼーっと見てる。


この充足感は、もう、あまり言葉にしたくないほど。。



ただぼんやり、maururuさんが顔の前で、
高速で手を左右にふる仕草を思い出して、

たぶんmaururuさんと血のつながったひとは、
似た仕草をしているのかもしれないなあ、
なんてことを、ぼーとしながら考えていました。

アメリのあの色彩を眺めながら。




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by ayu_cafe | 2009-03-29 12:22 | 友人・同僚のこと | Trackback | Comments(4)

蒼井優 新刊「ポルトガール」

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蒼井優 新刊「ポルトガール」。


むむむ、クルな、ポルトガル。。笑



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↑この下の写真のカフェは、たぶん、
リスボンのベレン地区にある
パスティス・デ・ベレンですね。
ここのタルトは、ほんとに美味しくて、
他のお店のとは全然違いました。
お店の雰囲気や内装もよくて
超おすすめです。
(とかなんとか、知ったかぶり。。。)






蒼井優さんと高橋ヨーコさんのタッグの
写真集は、アメリカのやつも
シベリア鉄道のやつも、素晴らしいです。
もちろん、これも。
by ayu_cafe | 2009-03-23 09:43 | ayuCafe Book Bar | Trackback | Comments(6)

「おもうわよ」

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『写真家である彼女が素敵な言葉を教えてくれた。
ある島では、別れる時、例えば島を離れる彼女に対して、
「さようなら」とは言わないのだそうだ。
ましてや、「じゃーね」などとは決して言わないだろう。
船を見送る島人は、「おもうわよー」と手を振るのだそうだ。
電車を降りる少し前に聞いたその言葉が、
どすんと私に入り込んでしまって、瞬間、胸がいっぱいになった。
コーフンして握手して別れ、一人になっても、
その言葉の余韻にくらくらした。
後日、そのことを他の友人たちに言いふらした。
皆が感嘆する。
こんなに嬉しい別れの言葉があったなんて、おもうわよ。
アナタが目の前から去っても、ずーっと思うわよ。
今度逢うまで思っているわよー。
亡先生に、亡父に、叔父に祖父母に、
友人(田中さんを含め、私より若い男友達も数人)に
聞こえるように‥‥、聞こえるだろうか‥‥、
もう逢うことがなくても、
ずーっと、ずーっと、思うわよー。』


(「角川俳句」平成19年8月号「あさがや草紙/池田澄子」より)



※きっこさんのブログから、写経させていただきました☆
by ayu_cafe | 2009-03-22 10:35 | 一生勉強。 | Trackback | Comments(6)

ポル/パリ 003  朝、クロワッサンを買いに行くだけが、ほんとのやさしさではない。

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パリに着いてすぐにゆきさんに会った。

今回、パリはめちゃバタバタな日程だったけど、
絵本を早くから宣伝してもらってたり
ブログを大変ごひいきにしてもらってたので、
とてもわずかな時間だったけど、会ってもらった。


その時、いろんなことを話したんだけど、

「男が、朝、クロワッサンを買いに行く、みたいな
やさしさは、ほんとのやさしさじゃないっ
それでぜんぶチャラになると思うなっ」

みたいなこともなぜか話してて、

「そうだそうだ」と妻と3人で気炎を上げた。



翌日、早起きして、
クロワッサンを買いに行った。(!)



矛盾のかたまり、それが、人間☆





人間がどうこうに関わらず、
パリの朝の光はきれいだった。












ポル/パリ
by ayu_cafe | 2009-03-21 10:23 | ポル/パリ | Trackback | Comments(10)

ポル/パリ 002 出発前夜のもみ

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いっしょにいく!
















ポル/パリ
by ayu_cafe | 2009-03-20 09:41 | ポル/パリ | Trackback | Comments(4)

ポル/パリ 001 ほりだしもののアンティーク

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パリ郊外のサンジェルマン・アン・レの駅前に、
maVieさんのご子息、じゅんぺい君に迎えに
来てもらい、お家まで行く途中、
じゅんぺい君に、「ポルトガルどうでした」
と聞かれて答えにつまった。

結局、「けっこう寒かったよ」なんて
最悪なことしか言えなかった。
(ま、たいがい、どんな場面でも、ろくなことが言えない。
だから、コピーライターやってるのかも。。)


********************


maVieさんは、週末になると郊外の村なんかの
ブロカント(骨董市?)にクルマで、でかけていて、
お家は、その戦利品で見事に飾れていた。

素晴らしい晩餐の後、お土産に
サラミ(めちゃおいしかったです!)と
アンティークのリキュールグラスを
いただいた。


********************


帰国後、ポルトガルの写真をブログに200枚くらい
一気に載せた記事に、maVieさんが
コメントくれた。

ブロカントに出かけようという朝に、
さくっと見ようとしたら。。。

みたいなコメント(ごめんなさい)

そのコメントを読んで、机の上のいただいた
リキュールのグラスを見て、
するするとひもがほどけるようにわかった。


********************


ポルトガルは、
「ちょっと遠いところの
ブロカント(骨董市)のアンティーク」みたい。


ウィーンやチェコみたいな高貴なアンティークとはまた違う、
都市じゃなてくて、ちょっと離れたところで
使ってたひとが出してるアンティーク。
歴史が積み重なり、独特の風合いがある、
新しいものでは決して醸し出せない飽きない味わいがある。
人の、生活の、時間の痕跡がある。
なんとも魅力的な掘り出し物。
でも一見、ちょっとくすんでる。
だから見いだした時のうれしさもひとしお。


ポルトガル語をしゃべってる人口は、
世界でいちばん多いなんて聞いたことがある。
大航海時代の栄華の余韻と余裕。
塩気がきいて、身体にやさしい魚のスープ。
メジャーコードの太陽のような明るいファド。

雑草の背が高いのにはびっくりした。
雨が多い証拠。シチリアとかアンダルシアとは
ちがう緑の多いやさしい気候とやさしい風景。
だからひともやさしくなるのか。
道を渡るとき、クルマが止まってくれる間合いが
パリよりも確実にやさしい。

ポルトで家々にほどこされたアズレージョと呼ばれる
タイルの装飾に、夕方のきれいな光が反射し、
味わい深い彩りの洗濯物が、海からの風に、
きわめてエモーショナルにふわりとふくらんだとき、
これは、やはり、来てみないとわからないな、
と思った。

光と風と気候と建物とひとが、
ほりだしもののアンティークだと思った。









ポル/パリ
by ayu_cafe | 2009-03-19 18:47 | ポル/パリ | Trackback | Comments(2)

たとえば、それは、キッチンフラワーを買って帰りたくなるような音楽。

タワーレコード渋谷で、胸をしめつけられるような
ピアノからはじまるヒップホップみたいなのが
かかっていて、レジで、これ、どこにあるやつですか、
って聞いた。

店員さんが売ってるところまで、
連れて行ってくれた。


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ラップしてるのは、CL.smoothじゃん!
バックトラックを演奏してるのは日本人。。


タワーのPOPには、


日本人のつくるものは美しい。


って書いてあった。
悪いけどほんとそうなんだよね、実は。



かかっていた
All I Want in this Worldっていう曲は、
ほんとにいい曲。


澄んでいて、哀しくて、なにか慈しみたくなるような。

たとえば、ふいに、キッチンフラワーを
買って帰りたくなるような音楽です。


























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by ayu_cafe | 2009-03-19 08:38 | ayuCafe Music Bar | Trackback | Comments(2)

くるみのおはぎ/うぐいすきなこ

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朝、母がつくってもってきてくれた。
お彼岸なので、おはぎ。
しっかり感謝し、しっかり学ぶ(食べる)。


くるみは、つぶしすぎず。
ことしは、きなこを、
うぐいすきなこにした、とのこと。
by ayu_cafe | 2009-03-18 08:31 | ayuCafe 食の道 | Trackback | Comments(6)

テオだった

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オノ・ナツメの「GENTE」最新刊。

この中の
「la mia casetta」
(ラ・ミラ・カゼッタ:私の小さな家)
というお話がたまらくいい。

ラ・ミラ・カゼッタっていい響きで
なにかに使いたくなる。


GENTE2巻は、
かばんに放り込んで、ずっとポルトガル/パリの
どこかのホテルで眠る前に読んでた。
身を沈められるまくらみたいな本。


このリストランテ・パラディーゾの
シリーズは、ほんと、喉がからからにかわくように
イタリアに行きたくなる。
そして、もくもくと精進し、
もっと余裕と自信をつけたくなる。



いろんなものが終わってしまったような現代に、
オノナツメの新刊が出るなんて
なんて素敵なんだろう。



初版には、描き下ろしの
特製しおりがついていて、
全6種のどれかが入っている。

わたしのは、テオだった。

テオの回のエピソードは、大好きだから
すごくうれしい。








※nanaの新刊は、あの後だっただけに
ほんとうにつらかった。
現実の世の中も、悲嘆に暮れるとおもったけど、
いがいに、みんな冷静だな。。。
国葬レベルだと思うんだけど。。
by ayu_cafe | 2009-03-18 08:18 | ayuCafe Book Bar | Trackback | Comments(2)