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最近の広告のお仕事。*こんなことをしてお金をもらってます。。*

最近の広告のお仕事。
(こんなことをしてお金をもらってます。。)


クライアントは、東京と神奈川を走っている京急電鉄さん。

お題は、品川と羽田空港を結ぶ、
京急羽田空港線をアピールすること。

タレントは、くりーむしちゅーさんで。

長くて一年、すくなくとも半年続く
キャンペーンビジュアルの制作。


さて、どーしよかなー。

わたしは、あんまり残業ってしたくない人間なんだけど、
こういうの考え出すと、ついつい時間を忘れて、
マックで、カチカチ案を練ってしまう。
夢中になってしまう。。



といっても、もともとコピーライターなので、
デザイン的技能ゼロ☆
デザインソフトなんて使えない。


ただ、いまは文書ソフトでもけっこう図形ツールとかあって、
簡単なラフ案の下書きみたいなものはつくれる。


さーて。。

電車、空港、飛行機。。。
って言ったら、ピクトグラムだよな。。
(ピクトグラムって、トイレのマークとか、
駅の看板の電車のマークとか。。)


気の効いたキャッチコピーとか、別に見たくないし、
なにかいいこと言っても、今の時代、うさんくさいだけだし。。


記号みたいな、気持ちがよくて
一度見たらなんか印象に残っちゃって、
できれば、グッズとかにもなるものがいいな。。

そういえば、この前、見た北欧の鉄道グッズも
よかったなあ。

せっかく鉄道ものやれるなら、
あんなのつくりたいっ。


ちなみに、京急は、くるりも歌ってたけど、
赤い電車だから、これは大きな特徴。

なので、シンプルに赤い電車のピクトグラムを
ざっくりカチカチつくってみる。





こんな感じ?

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あとは、空港だから飛行機か。。
旅行好きとしては、空港へ連絡する駅で、
飛行機のピクトとか見ると燃えるんだよな。。








こんな感じ?

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下にしく色は、北欧系が好きだし、
京急が駅の看板でつかっている
水色もきれいだから、そっち系の色にしよう。



羽田へは京急で。
羽田へ行くなら京急が速い。

みたいなキャッチをいままで言ってたんだけど、
それをなんとか記号だけで言えないかな。。


おしつけがましくなく、可愛く。






じゃ、こんな感じ?

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秘密の暗号みたいでしょ。
ワクワクする手がかりっていうか。。

もうこれでできあがりにしたいけど、
まず通らないよな。。。


日本語のキャッチ入れないとまずいかな。
でも英語の方がいいな。


あ、くりーむしちゅーさん入れなきゃ。。

むーーーー。
プリクラ風にしよう!
(最近、どこかで見たし。。)


で、英語のキャッチーなキャッチ入れて、
くりーむさんをプリクラ風に入れてみました。





にゃにゃん。

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百の説得より、風が吹くようなウインクを。

こんなの通ったら、素敵な世の中なのにねえ。。
と社内の案だしで、ためいきまじりにお披露目。







クライアントさんに提案。
その結果。。。








通りました(!)
どかーん。
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(↑2009年6月現在の京急/JR 品川駅の様子)
(画像合成ではないところがおそろしい。。)

きゃー、なんか、ごめんなさい。。


ベタなメイン案とダブル採用。
(採用したひと偉いなあ。。。)





グッズにも、どどーんと、なってしまいました。。
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(ほんと、なんか、ごめんなさい。。)




品川駅の巨大看板は、すくなくとも、半年は、
そびえています。
ayu、元気でやってます、的に。。

このビジュアルは、現在、京急電鉄の車内の
車額(ドア横の額縁みたいなところ)や、グッズ、
雑誌、あとおそろしいことに社員の方の名刺にも
採用されているそうです。。


現実って不思議です。

おじいちゃん、おばあちゃん、
そこから見えます?
こんなわたしでも、なんとか社会でやっていますよ。

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あ〜楽しかった☆



ちなみに、羽田へ行くなら京急がほんと便利です☆
by ayu_cafe | 2009-06-30 23:41 | 仕事もしてます | Trackback | Comments(20)

プリクラ。

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ある朝、冷蔵庫にプリクラが、
福顔のエルビスのマグネットで、とめてあった。

妻に、どうしたのこれ?と聞くと、

あっさりと、出て来た、との返事。


15年くらい前、前の会社で、一緒に働いていたころのもの。

よく会社が終わると、一緒にご飯を食べたり、
飲みに行ったり、展覧会を見に行ったり、
ライブに行ったり、ゲーセン行ったり、映画みたり、
ゆりかもめにのったり、千鳥が淵に行ったりしてた。

よく飲んでた。

それからは、一緒に、キューバに行ったり、
バリに行ったり、フランスに行ったり、
メキシコに行ったり、ポルトガルに行ったり、
イタリアに行ったり、スペインに行ったりして、
まあ、おんなじように、飲んでる。


ともあれ、プリクラの頃は、やせてるなあー、と
お互い、新発見。
いまわしめに貼っておこう。


福顔のエルビスは、結婚式を挙げに行った
南イタリアで買った。
アマルフィっていう街。

その福顔は、かつての海洋国家だった
世界遺産の都市ならではの余裕からか。。


南イタリアの小島に、船に乗って
結婚式を挙げに行ったのは、6月。
島の細い階段にブーゲンビリアがこぼれるように咲いていた。


どうか迷えるわれわれにエルビスとブーゲンビリアの
ご加護がありますように。








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by ayu_cafe | 2009-06-30 07:09 | かぞくのこと | Trackback | Comments(6)

北欧鉄道グッズフェアにて

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ふいに、北欧の鉄道グッズフェアと出くわして、
気が狂いにそうになりました。


北欧の鉄道は、時刻表から、アメニティグッズ、
シート、車体まで
とんでもなくデザインされていて大好きなんです。



これ、時刻表。
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シート。
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トートバック。
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↑トートのタイポグラフィーのQ数(字の大きさ)と
いさぎよい置き方、余白の美しさ、
電車のアイコンの動きのある置き位置。

Tシャツの色合い、色の採用の仕方もたまらない。。
左端のパステルとか、右端の黒とか。。




イルカ。
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メリゴランド。
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その他。
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北欧スタイルっていう雑誌のバックナンバーも
そろっていたので、まとめ買い。
仕事の資料として。経費で☆

ちなみにむちゃくちゃ役立ちました。


※あらためて資料探し、ってあんまりしません。
生活導線上とか、趣味の導線上で気に入ったり、
するのものの方が、ぜったい役立つ。
それに、好きなものを参考にする方が、燃えるし(笑)

仕事と趣味や生活を切り離すなんてもったいなさすぎます。
ぜんぶひっくるめて、生きてるってことにすぎないし。
by ayu_cafe | 2009-06-29 05:24 | 仕事もしてます | Trackback | Comments(4)

マイケル・ジャクソンの小さな海辺のテーブル。

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海辺の小さな品のいいホテル。
わりと近くだから、クルマで行って、
たまに泊まったり、お茶を飲みにいったりする。

葉山の先、秋谷の手前。
崖の上。海の目の前。

知ってるひとは知ってると思うけど、
ここは、マイケル・ジャクソンのお気に入りのホテル。

ホテル側もことさら、それに言及しない。
ひかえめにレストランの彼が座った席に、
プレートがつけられている。

こんな風に。
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気づかずに、ここに座って、
ご飯を食べているいるひとも多いと思う。

ちなみにここのフレンチは、かなり美味しいと思う。



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ウィキペディアは、彼のことを
こんな風に紹介している。


ギネス・ワールド・レコーズでは史上最も成功したエンターテイナーとして認定。世界総売上げは7億5000万枚(2006年10月末現在)以上。エルヴィス・プレスリーやザ・ビートルズと同様に、歴史上の天才の一人。ギネス記録は「全米シングルチャートで首位を獲得した最年少ボーカリスト(ジャクソン・ファイヴ当時11歳)」、「年間売上げ高が1億ドルを超えた最初のエンターテイナー(1989年、Forbes誌)」、「史上最高額の所得を得たエンターテイナー(89年に1億2500万ドル)」などの記録を保有。

アルバム"Thriller"に関する記録は「1億400万枚の世界最高枚数の売り上げ」「全米アルバムチャートでの最長期間首位(37週・サウンドトラック盤を除く)」、「最も成功した音楽ビデオ(100万本以上の売上げ)」などのギネス記録を保有している。



******************



7億枚のレコードとCDを売った
スーパースターの
小さな海辺のテーブル。



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おととい彼が亡くなって、
世界の多くのひとが悲しんだ。

思うのは、スーパースターの時代が
そろそろ終わるのかな、ということ。

世界の共通項目、共通アイコン。

その時代の一時的なスターというのは、
いると思うけど、50歳で、ロンドンのスタジアムで、
50回のショーをやるひとはなかなかいない。

足のシルエットだけで、誰だからわかるひとは、
なかなかいない。

時代の変化?ジャンルの細分化?
プロよりアマチュアの時代?

でも、大事なことだと思う。
つまり、コミュニケーションをするなら、
より多くのひとにむかってするべきだし、

エンターテイメントをするなら、
完璧に、ド派手に、わかりやすく、
シンプルに、強烈にするべきだ。


むりやり、あてはめると、わたしの
広告の仕事にも同じことがいえる。

足のシルエットだけで誰だかわかる、
なんて、ほんとに素晴らしい。
アイコン化、オリジナリティー、
シンプル、ハイスピードの伝達。
派手なショーアップとストイックな努力。修練。


忌野清志郎も派手なショーアップのひと。
声を聞くだけで誰だかわかるひと。

ローリングストーンズも、
60歳で、リオデジャネイロのコパカパーナビーチで、
300万人のフリーコンサートをやる。
ベロを出しただけで誰だかわかる。


こういうもうバカバカしくって、派手で、華麗で
元気がでるお祭りみたいなことって
ロックンロールの本質だし、
人間に必要だと思う。


そういうものが死んでいって、
こじんまりした流行といやしで
やりすごさなければならない時代になるのかな。



******************



マイケルもお祭り、好きだったと思う。
いろいろたたかれたけど、
無視されたり、話題にならないのも
淋しかったと思うし、
たたかれて、逃げだしたい、ひきこもりたい、
と思うひとは、50歳でスタジアムショーを
50回もブッキングしたりしない。

HIStoryというCDのプロモーションで、
自分の巨大な銅像をつくって
ヨーロッパ中においたりしない。


バカバカしいお祭り、ただの音楽の高揚、
でも、それこそが、気が滅入る現実に、
活力と勇気をくれて、正気を保たせてくれる。



******************



夏の近づく夜、昔から、ちょっと遠くの
公民館では夏祭りに向けての太鼓の練習がはじまる。

夏の宵闇の中、ちょっと遠くからドコドコと聞こえて
くる太鼓の音。あのワクワク感がいまでも
たまらなく好き。

生命がハレを欲望するようなワクワク感。

わたしは、音楽の中には、そういう
ワクワク感があると思う。



******************



I want you backには、
きわめて良質な音楽の熱狂がある。
black or whiteのビデオを見て、
うちのおばさんは、
「もっとマイクルのビデオみたいわー」
って言ってた。
screamの映像とパフォーマンスの表現に
勝てるものなんてあるんだろうか。。



******************



7億枚のレコードとCDを売った
スーパースターは、
小さな海辺のテーブルで、
光る海を見ていたと思う。

孤独な歴史上の天才の一人を
その海の光はあたためたと思う。


お祭りをするひとがひとりふたりと
いなくなるけど、すくなくとも
わたしの中でお祭りの太鼓は
ドコドコと地鳴りのように鳴っている。

その音は、小さな海辺のテーブルから見える
光る海と直結している。

表現の根底には、
必ず、闇と一緒に、たまらなく輝く光がある。
つまり、生きる根底には、
必ず、闇と一緒に、たまらなく輝く光がある。


I want you backを何度も聞いて、
何度もそれを思い出そうと思う。







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by ayu_cafe | 2009-06-28 07:16 | non category | Trackback | Comments(6)

おおらかに。

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こんなひとになりたいところだが。。
(ひとではないが。。)
by ayu_cafe | 2009-06-27 11:50 | ayuCafeこの一品 | Trackback | Comments(0)

ポル/パリ007 旅のささやき

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どこかへ出かけて、写真に撮りたいものは、
旅行者のささやき。


旅の渦中にいる者の昂揚感、
旅する者が、なにかと出会ったときの昂揚感。
旅の昂揚感。

それが、ささやきから感じられるから。


いままでいちばん印象にのこっているは、
ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂のささやき。

あの壮大なミケランジェロの空間を見上げた
世界各国の高揚した言語のささやき。

その混ざりあう昂ったささやきは、
旅の昂揚そのものだった。



リスボン、ジェロニモス修道院。
大航海時代の富をつぎ込んた、マヌエル様式の最高傑作。

しんとした回廊に、
カップルのささやき。


旅のささやき。





ポル/パリ 007
by ayu_cafe | 2009-06-26 00:27 | ポル/パリ | Trackback | Comments(0)

にわとりデキャンタ

わりと行きつけの
渋谷のビストロにて。。


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※赤ワインをオーダーしてください。


↓こんな感じになります。
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↑ちなみにここに写ってる女の子、
血管でVサインしてます。。


もしくは、
グーを出しているのにチョキ的な。。。




(ゆるい記事ですみません。。)
by ayu_cafe | 2009-06-24 02:34 | ayuCafeこの一品 | Trackback | Comments(4)

近所の景色。

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マイアミかよっ、
と、ひとりでつっこんでみたり。。
by ayu_cafe | 2009-06-24 02:11 | 海辺の生活 | Trackback | Comments(4)

物語が身体の中の涙を揺らす。

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春樹さんの1Q84を読み終えてしまった。

ここ数日、ずっと夢中になって読んでいた。
大事なきれいな貝殻をみつけて、
大事にしまっておいて、
静かなところでじっとあきずに眺めるみたいに。


通勤の電車の中で、名古屋に行く新幹線の中で、
夜更けのダイニングテーブルで、
喫茶店で、ベッドで、ずっと夢中になって読んでいた。


電車の中で、かばんからその本を出す時は、
とっておきの貝殻を出すような気分だった。


ある晩、帰りの電車が人身事故で
長い時間止まってしまい、ほかのひとは、
うんざりしてたけど、わたしは、
ものすごい充足感の中で1Q84を読んでいた。

怪我をしたひとは気の毒だと思ったけど、
どこへも行けなくて、座れていて、
本を読むしかないシチュエーションで、
時間も電車と一緒に止まってしまったような空間で、
静かに物語をぐいぐい読み進めていくのは至福だった。


ほんとに夢中になれる本を読んでる間は、
特別な期間だと思う。特別期。。
あと、なんどこんな特別期が訪れるのだろうか。

本をもっているだけで幸せになる、
本を開く間際の、ワクワクがさきばしるようなあの感じ。


そして、今日、帰りの電車の中で、特別期が終わってしまった。

読後感につつまれて、海辺の駅まで電車に揺られていた。
その物語が身体を揺らしているみたいだった。

正確には、物語が身体の中の涙を揺らしているみたいだった。



駅に降りるとすごい霧だった。

まるで、本にでてきたあるものの中にいるようだった。


この読後感にどんな音楽があうだろうとちょっと考えて、
iPodから曲を選んだ。


落日という曲をオートリピートにして、
海に続く霧の濃い道を家に向かった。


街灯は、濃い霧の中で、なにかの植物みたいに、
霧の中の生き物みたいに、光の裾野をひろげていた。

時折すれがう車のライトは、
必死に前方を見極めようとしていた。

はるか先で点滅しているハザードは、
助けを呼んでいるみたいだった。



ヘッドフォンで、何回か落日という歌が流れた。


『ひとりきりおいていかれたって
さよならをいうのはおかしいさ
ちょうどたいようがさっただけだろう

ぼくはぐうぜんきみにであって
ごくあたりまえにいつくしんで
ゆうひをむかえた
さあ もう わらうよ』




霧の中で1Q84の物語が身体の中の涙を揺らしていた。
by ayu_cafe | 2009-06-23 01:19 | ayuCafe Book Bar | Trackback | Comments(0)

父のクリスマスリース

うちの父はマイペース。
うちのねこもマイペースなので、
父とねこのやりとりはいつも面白い。


父は、その世代では、わりと普通だとおもうけど、
妻に花を買ってあげるとか、プレゼントをあげるとか
外食に誘うなんてほとんどしない。


それでもだいぶ今風な方だったかもしれない。
父と母は同じ職場で、母もずっと働いていたので、
家事は、けっこう父もやっていた。

小学校のとき、ともだちに
「あいざわくんのところのお父さん
洗濯物ほしてるよね」って言われたことがあるけど、
まあ、そういう父権が強かった時代だったってことか。。


でも、母の誕生日になにかあげるなんてことは、
ほとんどなかったと思う。
母は、外食したり、もらったりするの好きだから、
わたしは、社会人になってからは、母の誕生日には、
エルメのケーキや花やらあげたり、食事に行ったりした。

「なんだかなあ、世代なのか、性格なのか」
なんていぶかし気に父を眺めてみたり。。


そういえば、むかし、何かでまあまあいい傘が当たった
とか言って、父がよろこんでその傘を持って、
帰ってきたことがあった。

父が「(母が仕事から)帰ってくるまで、隠しておこう」
なんていって、その傘を隠していた。
その日は、
母の誕生日だった。
父は母が帰って来ると、
「誕生日おめでとう」って言って
その傘を渡していた。

いま思うとかなり「おいおいそれはないのでは?」
とつっこみたくなる。
なにか、きちんと買って来ようよって。

ま、でも、ずっとそんな調子で、マイペースで、
いつもなぜか口笛を吹いて歩いているので、
家族も、もうけっこう慣れている。
もしくはあきらめてる。
(関係性として、あきらめられる関係って
ひとつの理想なのか。。)



ある秋の日、母と父が二人で、庭の手入れをしていた。


父が枯れ枝を落とし、母が草むしりをしていた。

父は落とした枯れ枝をしばり、
いくつかの束をつくっていた。

しばらくして、父は細いいくつかの枝を曲げて、
庭のつたをからめて、
そばにいた母に、こう言って手渡した。


「はい、クリスマスリース」


それは、なかなかよくできた
天然のクリスマスリースだった。

母は、とても素直に顔を輝かせて
「まあ、うれしい」
と言ってよろこんだ。


いつもエルメのケーキや花束を買ってくるわたしは
「ちょっとかなわないな」
と思った。





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by ayu_cafe | 2009-06-21 23:33 | かぞくのこと | Trackback | Comments(4)