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確信と迷いを激しく繰り返す。

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アマゾンの「ボブディラン自伝」の書評から。



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全編を貫いているのは、あれほどの奇跡のような超然とした傑作レコードを何枚となく発表してきたボブディランが、あまりに人間らしく煩悶しているさまである。そして超然としているかにみられるボブが、実はその煩悶のさなか実に多くのレコード(何とラップまで!)、ステージ、演劇、文学そして絵画に至るまで、すべてのものから何かを学ぼうと必死に探求しているさまである。この人が神のようなきらめきをその曲に残したのは確かだが、別にこの人は神ではなく、一人のミュージシャンである。そして彼が人並みはずれた才能を発揮したのは、実はこの自分に対する確信と迷いを激しく繰り返してきたことと、その探究心であったのだ。この本には、そのことが書いてある。そしてひょっとしたらこの本は、僕のような凡人が、彼のような素晴らしく独創的な表現者になれるヒントが含まれているのかもしれない。


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おそろしいことに、
自分に対する安易な確信って、
歯の歯垢みたいにいつのまにかついてしまってる。

それは、歯肉をむしばみ、土台をぐらつかせる。




心奪われる表現や人間って、
その中に、ちゃんと弱く迷っていながら、
ぐんと前にすすむ確信がある。


北野武さんは、深いマイナスは、深いプラスを生む、

みたいなことを言ってたけど、
ちゃんと弱くて、ちゃんと迷ってないと、
表現のダイナミズムって生まれないかも。



ピューリッツア賞を受賞し、
ノーベル文学賞にノミネートされて、
セント・アンドリューズ大学や、プリンストン大学から
名誉博士号をもらって、
神様、なんて言われるボブディランが、
いまも、確信と迷いを激しく繰り返してるんだから、

わたしも、相変わらず、じたばた、
おろおろしててもいいのかも。
by ayu_cafe | 2010-03-31 08:06 | しごとのことば | Trackback | Comments(2)

いつも次の作品が最高傑作になるのでは、という期待を抱かせてくれる。

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渋谷陽一さんのブログから。



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ドン・ウォズがディランをプロデュースした時、その動機を聞かれ「だって次の僕がプロデュースした作品が彼の最高傑作になるかも知れないじゃないか」と答えていた。
ボブ・ディランの凄さを実に的確に表現した言葉だと思う。
ディランの偉大さは、常にその偉大さが更新されて行くところだ。いつも次の作品が最高傑作になるのでは、次のライブが歴史的なパフォーマンスになるのでは、という期待を抱かせてくれる。そんな思いで今回のツアー、何度も通った人も多かったのではないか。僕は東京全公演のチケットを買ったけれど3回しかスケジュールの都合で行けなかった。でも本当に幸福な時間を体験する事が出来た。
ほぼ全日歌われた「ライク・ア・ローリング・ストーン」も「見張塔からずっと」もまるでその日初めて歌われる新曲のように僕たちは聞く事が出来た。そんな奇跡を体験出来る日が今日で終わってしまった。



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「いつも次の作品が最高傑作になるのでは、
次のライブが歴史的なパフォーマンスになるのでは、
という期待を抱かせてくれる。」


「まるでその日初めて歌われる新曲のように」



たぶん、それって、今日を現実を

大事にしていて、真摯に愛しているから

できるんだろうな。


そのひとに、現実や世界に対する愛のある「期待」が
あるからできるんだろうな。



あの演奏のダイナミズムには、
現実への真摯な愛があふれていたのか。





今日が、最高の日になるかもしれない。
今日初めて仕事をするように。


どんなに現状がひどくてうんざりしても、
どこかで、期待してしまう。
あるいは、しぶとく期待してしまう。


そんな感じでこりずに続けていけば、
いつか、風景は目の前にひらけるかもしれない。
by ayu_cafe | 2010-03-31 07:44 | しごとのことば | Trackback | Comments(2)

殺傷現場にして、出産現場。ボブ・ディラン japan tour zepp tokyo.

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うわー、何から書こう、幸せすぎてまずい。

ボブ・ディラン japan tour zepp tokyo.


あのひと、きっと、ロックとかブルースとか、フォークとか
カントリーとか、ファンクとか、ゴスペルとかの
音楽という名の生命体を、鳥籠にいれて飼ってる。


そんなものに、生で触れてしまったら、
幸せになるほかない。



あるひとが、ブログで、今回のライブハウスツアーに行って
帰ってきて、タイトルをひと言で書いていた



「一曲目、メンフィスブルースアゲイン」



このタイトル自体が詩で、文学みたい。

こんなの見たら、行かないわけにいかないじゃん、クソー。


youtubeで観る限り、声も出てないみたいだし、
年とったし、あんまり動いてない感じだし、
たまにある大物確認ライブなのかなあ、なんて
ちょっと思ってた。


ぜんぜんちがった。
ディラン、ギター、がんがん弾いてるじゃん、
オルガンもおおいかぶさるようにして、立ったままひいてる。
ティミートーマスみたいなオルガン、かっこいいー。
そして、ボーカル。
ものすごいパワフル。
っていうか、すごいアタックが強い。
ぐいぐい身体を揺らされる。

なに?これ。
あ、生のロックだ。


バンドも、なにこれ?すごいグルーブ。
ドラムのキック?ウッドベース?のせい?
リードギターのあの子のあのオルタネイティブな弾き方なに?
めちゃめちゃかっこいいじゃん。
そつなくない、違和感ありまくりの気持ちいい演奏。
ロックって、新鮮な違和感。
あぁ、うるさい。あぁ、うれしい。


zepp tokyoの最後列で、ディランの帽子が見えるか見えないかで、
見てたけど、ぜんぜん、身体が揺れてくる。

曲の中盤で歓声があがる。
これって有名な曲だからじゃなくて、
バンドのグルーブが、
ある瞬間別の次元にいったみたいなとき起こる。

うわーすげえ。なんて豊かな躍動なんだ。
あー、ギター触りたい。
ウッドベース触りたい。
オルガン触りたい。
バスドラ、あんなふうにキックしたい。




曲によっては、殺傷現場みたいだった。
こわくて、官能的でデビッドリンチの音楽のシーンみたい。

その音楽が殺傷するのは、

まあいいかとやりすごす自分、人の目を気にしてる自分、
リスクを冒さない自分、てきとうな自分、人に合わす自分、
ぬくぬくと甘えた自分。平均点でやりすごす自分。
あと、くよくよとか、めそめそとか、グズグズとか。。

そういうの、この音楽が、皆殺し。

そして、この場所がその殺傷現場。
ああ、こういうのだったな、おれの好きな「表現」って。




曲によっては、出産現場みたい。

ディランが歌ってる内容は、ほとんどわからないけど、
こう言ってるのは、はっきりとわかる。


君が君のやりかたでやらなければ、なんの意味もないよ。



forever youngを聴きながら、いま、自分が、
何度も生まれてるような気分になった。


それか、生まれてすぐ教会で洗礼を受ける
子供の気持ちって、こんな感じかなあ、と思った。




like a rolling stone.

サビに向かうまでの、だんだんもりあがってくる
あの感じの至福感。
下を向いてたライトがゆっくりとコチラに向いてくる。

サビ、光。

やっぱ、これ、洗礼だわ。




終盤。
all along the watchtower.
死ぬ。

ジミヘンドリックスやU2がカバーした原曲。

なんつうダイナミズムなんだよ、この演奏。

隣の女の子、悲鳴あげてる。
わかる。わかる。当然。



最後の最後。

風に吹かれて。


原曲の面影なし。
この曲は歌詞覚えてる。


友よ、答えは、風に吹かれてる。


く〜、かっこいい〜。


答えなんて、言ってもらいたいわけじゃない。
こんな、カッコイイ、ギターリフみたいな、
フレーズひとつで元気を出したいだけ。



元気、出た。生まれた。


音楽が全部おわって、zeppの電気がついて、
ディランが、あの奇跡の生命体を鳥籠にしまってしまった。


でも、それが、本当にあったことが、
わかってよかった。


わたしが、どんなにうまくいかなくても、全部なくしても、
表現というものの躍動は、断固として、こわいくらいに脈打ってる。
あぁ、よかった。
こういうものに出会えて。



この世界ツアーの名前は、never ending tour.


ディランは、本編では、メンバー紹介くらいしか、
しゃべらなかったけど、あらかじめ、
大声で、言ってた。



まだ、なにもおわってない。














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ちなみに、グッズ。

ボブディランの全アルバムアートワークの
チロルチョコ。

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セカンド、「時代は変わる」、「ビリーザキッド」、
ブートレグシリーズ、とか、かっこいい。
(いいデザインはちいさくてもかっこいい)

「ハイウェイ61」は、睨んでてても、チロルチョコ。
「ハードレイン」はすごいことになってる。



衝撃の文字組↓

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by ayu_cafe | 2010-03-30 01:32 | non category | Trackback | Comments(4)

モ〜〜〜、あせっちゃだめ。。

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わたしは、よくあせるんですけど、

そんな時は、ハワイで彼女(?)に、

言われたことを思い出すようにしてます。。





*oahu,hawaii*
by ayu_cafe | 2010-03-29 01:01 | oahu,hawaii | Trackback | Comments(4)

カラカウア通りの風のカフェ。

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カラカウア通り。

ガランカランとしたカフェを、

カランコロンと風が吹き抜け、

カロカロと天井の扇風機がまわリ、

カサカサと表の椰子の樹が揺れる。

波は寄せる。

午後は続く。




*oahu,hawaii*
by ayu_cafe | 2010-03-28 12:18 | oahu,hawaii | Trackback | Comments(4)

リリーフランキー,ミックジャガー

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東京タワーの映像化されたものの中では、
TVのスペシャル版の方のやつが最高だった。

オカンが田中裕子。

田中裕子と書いて最高と読んでもいいと思う。
もものけ姫も、ゲド戦記も、
緒形拳さんの追悼のときの「帽子」ってドラマも、
市川準さんの「大阪物語」も。

同時代に、あの芸を享受できるなんて
なんたる幸せ。


オトンが、蟹江敬三。

蟹江さんは、
小栗康平監督の「伽倻子のために」っていう
映画の時が最高だった。

たしか、在日の方のはなしだったと思う。

小学校か、中学のとき、母と、神保町の岩波ホールで観た。

観終わったあと、電車で帰りながら、
母と、「あの白い平原みたいなシーン
すごかったね」と話した。

わたしが、「よくはわからなかったけど、
なんだか、すごく残るものがあった」
というと、母が
「そういうのがいちばん大事なのよ」
と言ってたのをなぜか今でも覚える。

あの映画の中の蟹江さんは、ほんとに
異様な雰囲気でとても印象にのこってる。



この東京タワーのスペシャルドラマのエンディングで、
ミックジャガーみたいなひとの歌が流れた。


わたしは、ストーンズが初来日したとき、
新宿のスタジオアルタに入ってるチケットぴあで
券を買うために、徹夜でならんだような人間なので、
(あんときは寒かった)知らない、ってことは、
ミックじゃないのかな、なんて思った。


でも、ドラマのエンディングにとてもよく合っていたし、
リリーさんというひととミックジャガーってとても
共通するものがある、と感じて、誰だろうと、
気になってた。



ひとつ前の記事で、
リリーさんの情熱大陸をアップしたけど、

酒場、クラブ?みたいなところで、
ものすごくかっこいい抑揚で、名フレーズを吐く
リリーさんの背後で、かかってる曲が
ミックの声みたいで、また気になった。


ちょっとネットでしらべてみたら、
あのドラマの曲は、ミックがalfieって映画のために書いた
Old Habits Die Hardって曲だとわかった。

youtubeで、聴いてみて、情熱大陸の映像を見直したら、
同じ曲だった。


てことは、あの酒場みたいなところでリリーさんの
背後で鳴ってるのは、意図的なんだろうか。

そして、ドラマのエンディングに採用されてるのは、
もしかしたら、リリーさんの希望なのかな、
なんて思った。
(あの曲は、ゴールデンでかかるには地味だもんなあ。
なにかあの選曲には、すごく制作側の思い入れを感じた。
だからこそ、すごくよかった。)



このOld Habits Die Hardって曲には、
これをうたうミックの声には、
ミックのエッセンスがとてもつまってる。

で、それは同時にリリーさんのエッセンスとも共通してる
ように思う。


そのエッセンスって、

男の子の、

かなしさ、なさけなさ、自由、孤独、愛らしさ、

そして、しぶとさ。



ミックの核心のひとつは、ストーンズのfactory girl
って曲にあるとおもってるんだけど、

工場で働く女の子を、工場のそとで
「はやく終わってでてこないかなあ」
と、待ってるしょうもない男の子のうた。


ストーンズには、ミックには、
ただ反体制で、ただ暴力的ではなく、
こういう部分があったから、
こういう部分がベースだから、

世界中のしょうもない男の子(と女の子)が救われたのでは
ないだろうか。

少なくとも、十代の頃、なんも価値もないなあ、
と、自分にも世の中(!)にも、感じていたわたしは、
救われた。



そして、リリーさんにもおなじようなものを
すごく感じる。


かなしさ、なさけなさ、自由、孤独、愛らしさ、

そして、しぶとさ。




一曲が、ぼんやりと感じていたことを
するするとひも解いてくれた。





by ayu_cafe | 2010-03-28 01:21 | 一生勉強。 | Trackback | Comments(2)

「凄い奴におびえて生きていくっていうのは、すごい幸せだと思う。」リリーフランキー

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「なんか、プロフェッショナルになるってことが、
すごい素晴らしいことだっていうふうになってるけど、
おれは、そうはおもわないんですよ。
スゲー奴はいっぱいいるし、
それはプロとかアマチュアとか関係なくて、
凄い奴はいっぱいいますよ。

そういう奴におびえて生きていくっていうのは、

すごい幸せだと思う。

もっと凄くなりたいとか、
もっといいもの描きたいとか思えなかったら、

だってなんかつくるハリがないっていうか、

おれはそんなプロになりたくない。


アマチュアでもいいから、プロがびっくりするような、

ブラックジャックみたいに免許もってなくても、

プロが治せないものを治せるようになりたい。」


リリーフランキー






by ayu_cafe | 2010-03-27 16:15 | 一生勉強。 | Trackback | Comments(4)

ピナコラーダ相談所。

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ふむふむ。
自分に自信が持てない?
自分には才能がないのかも?
ずっとこのまま同じような毎日が続くのかと思うと不安?
この先の展望が見えない?
ツイッターばかりみてしまう?
自分にはむいてない気がする?
なんでこんなことまでやらなきゃなんないんだ?
なんで自分ばっかり?
ひととうまくやれない?
ひととくらべて不幸せ?
はたして、この人生に意味なんかあるのか?
自分の選択は間違ってたかも?
果たして自分に価値なんかあるのか?
救われたい?大事にされたい?かまってもらいたい?
なるほど。なるほど。


あの、ちょっと、ごめんなさい、

先に飲み物決めましょうか?

わたしは、ビナコラーダ!!






*ピナコラーダ相談所,oahu,hawaii*
by ayu_cafe | 2010-03-26 00:39 | oahu,hawaii | Trackback | Comments(6)

Spread PEACE. *yoko ono さんをフォローさせていただいたら、メッセージが届いて、フォローしてくれた*

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this is the hawaiian IP tower☆



はじめたばかりのtwitter.

http://twitter.com/ayucafe


yoko onoさんをフォローさせていただいたら、
yokoさんからメッセージをいただいて、
フォローもしてもらった。ワオ。


蜷川さん演出の内田裕也さんの舞台に、
「モロトフカクテル」ってネーミングした
あのyokoさんに。


コーネリアスとエリッククラプトンをしたがえて、
プラスティックオノバンドで絶叫するあのyokoさんに。


望遠鏡でのぞいた先に、ひとこと、

“YES”

って書いてある、
アートをつくったyokoさんに。




フォローしたひとみんなにメッセージくれるのかも
しれないけど、ぜんぜん、うれしい。

っていうか、お守りだぜ、このメッセージ。


Thanks for following! love, yoko
IMAGINE PEACE: Think PEACE, Act PEACE, Spread PEACE
by ayu_cafe | 2010-03-24 23:47 | non category | Trackback | Comments(2)

hawaii雑貨に溺れる。

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そうとう燃えました。。。





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by ayu_cafe | 2010-03-23 21:06 | oahu,hawaii | Trackback | Comments(6)