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アマルフィ海岸 現地時刻 午前6時30分

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南イタリア、プライアーノ。
断崖にたつホテルのベッドでうとうとしている。
テラスの向こう、小さく海に突き出た小さな街の
小さな教会がカーン、カーンという素朴な鐘をならす。
素朴な鐘が早朝のアマルフィ海岸に響くのを聞きながら、
うとうとしている。










BEAITIFUL WORLDから
by ayu_cafe | 2010-04-30 08:12 | 現地時刻 | Trackback | Comments(2)

オーデマリーの年。

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「ことし、オーデマリー、すごいね」

と両親と話す。



ことしは、気温が低めだったから、
虫があまりでず、ここまで咲いたそう。
(ここまで咲いたのは、ほんとみたことない。。)



コッツウォルズとか、
あんな風に花が咲くところは、
気候もかなりひんやりしてるんだろうな。。



おそらく20度をこえると春の花が終わる。


そして新緑が芽吹く。





ことしは、オーデマリーの年。










※今日のツイッターの名言bot

生は、解決すべき問題でも、答えるべき質問でもない。
人生とは、経験するべき未知なのだ。
(米哲学者: Allan Watts)


なるほど、ちょっと救われる。。
by ayu_cafe | 2010-04-29 01:34 | 花と樹と庭のこと | Trackback | Comments(4)

生き残る。

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木村拓コーチ講義内容から転載させていただきます。




高校時代は4番を打っていて、捕手でした。19年間プロ野球選手をやって、最後は2番・セカンドになった。そのいきさつを話そうと思います。
 
 1990年のドラフトで、僕は指名されませんでした。当時は6位までに指名されなかった選手は、「ドラフト外」で自由競争でした。僕は高校通算で35本塁打打っていて、宮崎県のお山の大将で、ドラフトで自分の名前が出ないでショックでした。ドラフト外で日本ハムに入団する時に、スカウトから「入ったら横一線だから。プロの世界は自分が頑張って結果を残せば、一軍に上がって大変な給料がもらえる」と言われました。
 
 でも入ってみるとちょっと違っていた。新人のみなさんはキャンプを1か月やって、「これならやれるな」と思った人と、「すごい、ついていけないかも」と思った人がいるでしょう。僕はキャンプ初日にシートノックでボール回しをやった時に、「とんでもない所に来た」と思いました。プロのスピードについていけない。ドラフト外というのもなるほどな、これはすぐにやめて田舎に帰らないと、と思いました。
 
 当時、開幕前に60人という支配下登録の枠がありました。僕は登録されなかった。新聞に任意引退選手と出て、故郷から「2か月でやめるのか」と電話がありました。今の育成選手は、二軍の試合に出られるし、シリウスやフューチャーズがある。僕の時には支配下からもれたら、試合に出られず、ひたすら練習。「何しにプロ野球に入ったんだろう」。今の育成は、野球をやるチャンスがある。どんどんアピールして頑張ってほしい。
 
 2年目に、一軍にけが人が多く出ました。二軍の野手が一軍に呼ばれて、二軍監督から外野を守るよう言われました。試合に使ってもらえるならと外野手をやり、まず第一歩を踏み出しました。そしてファームで1番を打っていた選手が米国に野球留学し、他はけが人も多く「1番がいないから、お前が打て」とコーチに言われ、何て運に恵まれているんだろうと思いました。そして9月、一軍にけが人が多く、初めて一軍に上がりました。結局、2年目は3本ヒットを打ちました。
 
 3年目は開幕一軍でしたが、ほとんどが守備要員でした。1か月ほどで二軍に落ちて、それ以降は一軍に上がらずでした。3年目のオフに転機がありました。9月末から12月末の4か月間、ハワイのウインターリーグに参加し、イチロー選手といっしょでした。1歳下のイチロー選手に衝撃を受けました。4か月間同じ部屋で、朝起きたらいない。朝からウエートトレーニングをしていたのです。このウインターリーグでイチロー選手は首位打者を獲りました。自分はこんなんじゃだめだなと思い、イチロー選手が僕の野球人生を変えてくれた一人になり、感謝しています。
 
 4年目は、1年間一軍にいましたが、守備要員でした。しかしやっと「野球選手になれたな」と思っていたのですが、広島にトレードになった。正直「何でおれが」と思いました。広島は当時、野村、江藤、前田、音、緒方、金本の名選手ぞろい……僕に入り込むすきはなかった。移籍1年目は数試合に出て7打数で安打なし。「これはクビになるな」と思い、「どうやったらここで生きていけるか」と考えました。一軍のレギュラーの中では、セカンドが確か34、35歳のベテランだったので、セカンドをやるしかないと練習するようになりました。
 
 移籍2年目は、一軍を行ったり来たり。それまでは右打席でのみ打っていましたが、左投手の時には代打で出られるけれど、右投手だと代えられる。どうしたら代えられないようにできるか。左打席で右投手が打てるようになればと、スイッチヒッターに取り組みました。自分が生きていくためには必要だと。
 
 スイッチヒッターになって、1つ気づいたことがあります。例えば右打者の時、右投手の外の真っ直ぐと左投手の外の真っ直ぐは同じではなく、角度が違う。スイッチヒッターは、練習は人の倍やらないといけないが、右打席の右投手のような、自分の体に近いところから来る球がなくなりました。球種が半分になったようなものです。打つのが一番難しいのですが、体に近いところから遠いところに逃げていく球がなくなった。それに気づいてからは打てるようになりました。プロに入って9年かかって、10年目に136試合フル出場しました。野球選手の平均寿命が8、9年で、自分がそこまで生き残れました。
 
 今、みんなは希望にあふれて「レギュラーを獲って生き残ってやる」と思っているだろうが、必ず壁にぶつかる。そんな時、少し言葉で考えると、僕みたいに生き残れる。ざ折してあきらめるのか、そうでないのか、自分で考えないといけない。
 
 そして34歳の時、トレードでジャイアンツに来ました。広島が若手選手への切り替えを図っていて、僕は出場機会が減りそうだったのですが、子供はまだ小さく、家のローンも残っている。「トレードに出してください」と球団にお願いしたのですが、決まったのが(戦力が充実している)ジャイアンツ。「出番を求めているのに、何でジャイアンツなんだろう」と思いましたが、入団してみると、けが人が続出してチャンスがもらえた。
 
 最後にジャイアンツに入って、3連覇や日本一を経験し、勝つ喜びを知った。今までは自分の事だけを考えていました。プロ野球選手になると自分が成功するために、どうしても自分の事ばかり考えてしまう。しかし勝つ喜びはものすごくて、言葉では言い表せない。みなさんも、自分が活躍して優勝するんだという気持ちを持ってほしい。
 
 自分は「こういう選手になろう」と思ってここまで来た選手じゃない。こうやるしか思いつかなかった。それが「ユーティリティープレーヤー」、「何でも屋」で、それでもこの世界で食っていける。「レギュラーになる、エースになる」だけではない。巨人の藤田宗一投手は、中継ぎ登板だけで自分と同じ歳までやっている。それで飯が食える、それがプロ野球。「俺が一番うまい」と思って入団して、一番得意だった事がうまくいかない。それもプロ野球。その時にあきらめるのではなく、自分の話を思い出してほしい。投げ出す前に、自分自身を知って可能性を探るのも必要ではないか。
by ayu_cafe | 2010-04-28 06:53 | しごとのことば | Trackback | Comments(4)

no rain,no rainbow.

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no rain,no rainbow.
雨が降らなければ、虹はでない。



ハワイの有名なことば。





ある朝、二重に虹が架かっていた。


「虹が架かる」っていい言葉。


二重に架かった虹は、色のグラデーションの順番が、
内側と、外側では、逆だった。



あんまり役に立ちそうもない、
宝物のような事実。






*oahu,hawaii*
by ayu_cafe | 2010-04-27 23:48 | oahu,hawaii | Trackback | Comments(4)

好きなものノート。

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ドラマ、motherで、子供が好きなものノートをつけている。


500円玉をもらって晩ご飯をたべてくる。

ハムスターの箱に毛布をかけて、一緒にでかける。

ご飯でいちばん好きなのはクリームソーダ。

ハムスターにもごはんをあげる。

帰り道、星形の光が映るペンライトで、道を照らしながら帰る。

子供は、母の愛人がこわい。

母は、逆上して、子供を虐待する。




母が、逆上して、子供を虐待するシーンに、
子供の好きなものノートを読み上げる声がかぶさる。




「まわる いす 

   まがってる さかみち

   おふろばで でるこえ 

   ねこと めが あうこと

   すず(※ハムスターの名)が ひまわりのたね たべるところ

   ゆきを ふんずける おと

   よるの そらの くも

   クリームソーダ

   かさの ひらく おと

   クレヨンの しろ

   えんとつの はしご

   ワックスがけの ひ

   ころもがえ

   みかんゼリーに うかんでる みかん

   あめがふった うちの におい

   じてんしゃの うしろの せき

   みみかき

   つめきり

   (※髪の)ふたつむすび

   よしよしされること

   ぎゅっ とされること

   せっけんのコマーシャルのおかあさん」

















このドラマ、映像がとてもきれい。

夜明けの渡り鳥のシーンがとくに。












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わたしの好きなものノートは、このブログかもしれない。



どんな人間にも、好きなものくらいあってもいいはず。
どんな目にあってても、好きなものくらいあってもいいはず。



いくつかの表現は、好きなものノートなのかもしれない。



いくつかの表現は、それがあれば、そこから逃げられる、
それがあれば、正気を保てるものかもしれない。





※ドラマのセリフは、コピーライターさんのブログから
転載させていただきました。
by ayu_cafe | 2010-04-27 02:00 | ayuCafe TV Bar | Trackback | Comments(2)

庭は現実を根こそぎ肯定する。

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たったいまの庭の様子。

iPhoneで撮影。



どう考えても、偉いクリエイターさんより、
的確な論評より、
花を育てて咲かす方がおとっているとは思えない。

だって、この環境破壊と陰湿な事件と、
無関心と、礼節の欠如の世の中で、
地面に花を咲かすなんて、
なんだか、ものすごいロック、
っていうか、もはやパンクか。。
相当アナーキーだ。。


なので、両親は、最大のライバルなんだよなあ。。


まだまだだ。。
by ayu_cafe | 2010-04-25 12:31 | 花と樹と庭のこと | Trackback | Comments(2)

Paris Champs-Elysees

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おにいちゃんが働きはじめてから、一緒に出かけるのはひさしぶりだった。
おにいちゃんとわたしは歳が一五コはなれている。

その日、ママが、鍵のかかる病院に入った。
帰る時、おにいちゃんは、病院の人に「よろしくお願いします」と頭を下げた。
パリに戻る電車の中では、ずっと泣きそうな顔をしたまま、なにもしゃべらなかった。
わたしは、背中がぴんとのびるようなキレイなものや、すてきなものを、
なるべくたくさん思い出そうとしていた。



ギャラリーラファイエットの真っ赤なクリスマスツリー、

オペラ・ガルニエのショップで見たエトワールのポストカードセット、

自然史博物館の動物たちの静かな目、

サンジェルマン・デ・プレ教会の裏の家具屋さんのテーブルの飾り方、

ビッシー通りの文具屋さんの、トカゲのかたちをした金色のしおり、

〈Super Freak〉という悲しいメロディの歌、

パッシーの植物みたいな家の門、

ピエール・エルメのショーケースにパレットみたいにならんだマカロン、

プジョーアヴェニューで見た昆虫みたいなプジョーの未来のクルマ、

サンジェルマン・デ・プレ教会のガラスと鉄でできた扉がつくる陰、

冬のサーカスで身体がすごくやわらかい女の子たちが踊ったときの水の中みたいなライトの色、

アラブ世界研究所の窓からのぞいた冬のエッフェル塔、

ラパンアジルで、歌手の人が使っていた手回しオルガン、

表紙と裏の表紙をくっつけるとすてきなメゾンができあがる飛び出す絵本、

ギャラリージェフロアのお店に飾ってあった、雪がつもっているドールハウス、

プランタンの青い青いガラスのドーム、

コンコルド広場の白い白い観覧車...。



おにいちゃんが、「にぎやかなところで、なにか食べよう」と言って、
電車を乗り換えて、シャンゼリゼで降りた。

クリスマスのシャンゼリゼは、やっぱり人でいっぱいだったけど、
いろんな国の人や、あかりで飾られた並木に囲まれていると、ちょっとほっとした。

凱旋門の近くのカフェに入って、ピザを食べた。
しばらくしてから、おにいちゃんが話しかけてきた。
「これからクルマ買いに行きたいんだけど、つきあってくれる?
 青くて、屋根が開いて、Alfa Romeoっていうクルマなんだけど」
わたしは、こくんと、うなずいた。

それから、久しぶりに手をつないで、すごい人通りのシャンゼリゼを歩き出した。

それが、おにいちゃんが青いAlfa Romeoを買った日のこと。





Paris Champs-Elysees
by ayu_cafe | 2010-04-24 23:45 | ayuCafe 創作 Bar | Trackback | Comments(0)

このブログ、面白い。“下町長田は百花繚乱”

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偶然たどりついたブログ、下町長田は百花繚乱

面白い。

つばきさん、あおいさんのおふたりが書かれています。


以下、特に好きな記事を書き出したら、
止まらなくなりました☆
(でも、あ〜これで、すぐに好きな記事を読める)




最初の記事の
「泣くのをきりあげる」ってところで、
気分が落ち着いて、


最後の記事の
写真とタイトルに、わたしは、
これからもなんども励まされると思います。


つばきさん、ご快諾ありがとうごさいました。
モロッコの食器もすごくきれいです。





テレパシー


自己参画・自己決定~恩師との再会~


一緒に暮らす


その声を国宝に決めたのだ!


今日から我が家の家訓に!


弔いの夜


チームaoi


Sex and the city in Osaka


病院から病院へお引越し


車いすのままエスカレターを使用するテクニック


人とのつながりの不思議、そして今日の感激


食いしん坊集まれ~!ビストロaoiでございます!


美味しいモノは、こんな風に食べましょう!
by ayu_cafe | 2010-04-22 09:23 | 一生勉強。 | Trackback | Comments(6)

ねこものまね *過去をひきづらないひと*

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むむ?







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むむむむむむ?








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ややややっ










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あったけ〜












↑見事に過去をひきづらない、その姿勢、見習いたい。。
(足のほんわかが、やばい。。)
by ayu_cafe | 2010-04-21 00:46 | ayuCafeねこものまねshow | Trackback | Comments(4)

うまく説明できない、というのは、なんて苦々しくて、なんて素晴らしいことか。

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長谷部千彩さんのブログから、再び。
(過去ログが消えてしまうのが悲しすぎる。。)





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昨日、どうして香港に行きたいと思ったのか、考えてみたけれど、
うまく言い表せる言葉が見つからなかった。

去年、初めて香港を訪れたとき、
ここに2、3ヶ月住んでみたい、と思った。

路地を歩いているとき、鳥の声が聞こえてきて、
どうしてこんな古いビルしかないところで鳥の声がするのだろう、と思い、
あたりを見回すと建物のずっと上のほうに鳥かごがぶら下がっていた。
私は、一緒にいたTさんに「あそこに鳥がいる」と教えた。
ふたりで口をぽかんと開けて、鳥かごを眺めた。

香港では魚と鳥はポピュラーなペットだとガイドブックに書いてあったけれど、
気をつけて建物を見て歩くと、
確かに窓から張り出した小さなベランダに鳥かごを置いている部屋がたくさんある。

それで、香港っていいな、と思って。
こういう街に2、3ヶ月いるのもいいな、と思って。

人を好きになるのも、街を好きになるのも、
実際はその程度の―他人が聞いたら意味不明の―ごく個人的な理由なんじゃないかと思う。
理路整然とした大義名分を、よどみなく口にする人もいるけれど、
私はそういう人は少し嘘をついていると思う。
うまく説明できないことばかり。
書いても書いてもそう思う。




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このひとは、どうして、こういつも、
静かで、驕ってなくて、個人的で、
うそをついてなくて、恥じらいと、節度をわきまえた
文章が書けるのだろう。。




「人を好きになるのも、街を好きになるのも、
実際はその程度の―他人が聞いたら意味不明の―ごく個人的な理由なんじゃないかと思う。
理路整然とした大義名分を、よどみなく口にする人もいるけれど、
私はそういう人は少し嘘をついていると思う。
うまく説明できないことばかり。
書いても書いてもそう思う。」




理路整然とした大義名分、というのは、

わたしが、日々やっつけている仕事でつくろう言葉で、
あったり、デザインであったり、
あるいは、社会に対する意見であったり、
ひとに対する助言であったり。。

ただ、説明できた、とか、うまく言えた、とか、
だいたいこんな感じでしょ、とか、
思ったことは、ない。

そう思ったら終わりではないのか。。

いつも、こんなもんじゃない、まだまだ、と思う。



会社で、浅はかな断定や、浅はかな自信や、
浅はかな確信に、もとづく発言に、たびたび出会う。

あぁ、もったいないな、と思う。
ここでこのひと、終わりじゃん、なんて思う。
で、すぐに自分の、浅はかさを正す。





説明できない、から、

作家の文章は、
ダンサーの軌跡は、
音楽家の旋律は、
研ぎすまされてきた。


説明できない、というのは、
なんて苦々しくて、
なんて素晴らしいことか。
by ayu_cafe | 2010-04-20 22:29 | 一生勉強。 | Trackback | Comments(6)