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上品、優しさ、調和、思いやり、謙虚、忍耐 が、ハワイの思想。

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驚くべきことに、

上品、優しさ、調和、思いやり、謙虚、忍耐 


がハワイのふるくから継承されている思想。




そして、さらに驚くべきことに、

この思想は、ハワイで、最も多く使われている

たったひとことに、集約されている。



その言葉は、



aloha.






* A - Akahai(上品さ、優しさ)
* L - Lokahi(調和)
* O - Olu'olu(思いやり)
* H - Ha'aha'a(謙虚)
* A - Ahonui(忍耐)


(ウキから。)





また、こんな意味もあると
言われている。


Alo(分かち合う、目の前の)
oha(挨拶する、好意、喜び)
ha(呼吸、神からの息吹、生命)


つまり、


「目の前の神の息吹や喜びを分かち合う」



(高砂淳二「ハワイ50の宝物」から)







この「aloha」を、ホノルルの
有名なスーパーABCとかで、

朝、スパムむすびを買う時とかにも、

レジのおばちゃんに、さりげなく言われる。




こんな「国」があるだろうか。



もしかしたら、ハワイの予備知識は、
このアロハの意味だけでいいかもしれない。


そしたら、もう、
なめてかかれない。


ひざまづきたいくらい。



上品、優しさ、調和、思いやり、謙虚、忍耐



うーん、すごい。

ひとことの宗教。

っていうか、これ、ビジネスの秘訣
生き方の秘訣、
地球保護の秘訣、
みたい。


先進かつ、リアルな思想。



とくに、謙虚、忍耐、がグッとくる。





こんなこと全然知らなくて、

たまに、helloって英語で、挨拶してしまったけど、


ちゃんとalohaって言わなくちゃいけなかった。






言葉というのは、祈りなんだな。
by ayu_cafe | 2010-07-31 11:26 | oahu,hawaii | Trackback | Comments(8)

あれほど、生命の官能を集約できるひとが、簡単にくたばるわけがない。*桑田佳祐さんの好きなフレーズ*

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桑田佳祐さんのフレーズで、いちばん好きなのは、

歌詞ではなくて、

以前、よくライブの最後で叫んでた言葉。


さんざん、ボディスペシャルとかで、盛り上げておいて、


さんざん、慕情とかで、しっとりさせておいて、


アンコール終わって、みんなで、おじぎして、

帰っていくとき、観客に叫ぶ言葉。




「負けんじゃねーぞ!!!」





もう、必要な言葉って、こんだけだろっ、って思う。









桑田さんのバラードで、すごく悲しくてせつなくなるのに、

元気がでるのは、なぜだろう。


たぶん、悲しさや、せつなさ、って

走れば汗をかくのと同じように、

生きれば、生じる、人間の生命の運動のひとつなのかもしれない。

生命が高速回転する様、なのかもしれない。


生命が高速回転する、つまり、生命の官能。



だから、それにふれると、元気がでる。




桑田さんは、悲しさや、せつなさ、という生命の官能を

曲に集約する信じられないほど卓越した才能がある。





だから、あれほど、生命の官能を集約できるひとが、

簡単にくたばるわけがない。








昨夜、急遽オーダーがあった企画の構造とかを
つくっていて、おそくなり、

朝イチでも対応することがあるので、
ホテルに泊まった。

今週は2度目のホテル泊まり。



朝、ipodでサザンの「BLUE HEAVEN」を
フルボリュームで聞きながら、
ぐんぐん会社へ向かって歩いた。


桑田さんは、「BLUE HEAVEN」の
メロディーと歌詞にのせて、


「負けんじゃねーぞ!!!」


と大声で叫んでいた。





♪な〜み音は、無情のナンバああ〜



よし、がんばろ。
by ayu_cafe | 2010-07-30 08:07 | non category | Trackback | Comments(2)

オアフ,ハワイ プチメモ

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はじめて行ったハワイのプチメモ。
あくまでも3月という季節、
あくまでも、主観的プチメモです。



*ホノルルコーヒーカンパニー・
モアナサーフライダー店
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モアナサーフライダーというホテルの
入り口のところあります。
天井が高くて、気持ちがいい。
アサイボールがおいしかった。
(ちょっと冷たい、ちょっと多め)



*モアナサーフライダー
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ホノルルで最初にできたコロニアル調のホテル。
中庭に樹齢100年の大きなバニアンツリーが繁っていて、
その下に、ダイニングとカフェがあります。

本館(クラシックバニアンウイング)2階が
資料館になっていて、2階のテラスには、
ひっそりとアームチェアがならんでいてのんびりできます。

階上には、クラシカルで優雅な渡り廊下があって、
その両側に趣きのあるパブリックスペースがあって
非常にしんとしてます。

(モアナサーフライダーは、宿泊するには、
部屋や、ウイングによって非常にタイプが
異なります。
わたしは、タワーウイング、10階以上、
ダイアモンドヘッド側、ツインベッドと
しぼりこんでオーダーしました。)



*ベランダ
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モアナサーフライダーの海沿いのダイニングで、
以前、「ピナコラーダ相談所」という記事に
したところ。

一番海側の席に座るには、
事前に予約を入れて、なおかつ
オープンの17時半のすこしまえに行くと、
ウェイティングに案内されて、そのあと、
連れていってくれます。



*カハラモール
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高級住宅地エリアにあるショッピングモール。
歩いてるひとがあきらかにホノルルとちがって、
地元率高し、観光客少なめ、ハイソ。。

インテリアショップ、キッチンショップ、
文具店、などで、繊細でセンスのいいものがあって、
結構買ってしまった。

オーガニック食材のスーパーの内容が
充実していて、まず、ここに来て、
食材とか、飲み物(ワイン、ビール多種)とか、
花とか買ってもいいかも。



*モアナサーフライダーの並びの雑貨屋さん
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モアナサーフライダーの向かって左の並びにある
雑貨屋さんもけっこうよかった。
かもめの時計とか買いました。



*フォスター植物園
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巨大な樹々や花々がたくさんあって、
ハワイの力強さや、美しさがひと目でわかります。



*ワイアルアベーカリー
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ノースショアの小さな街、ハレイワの
こじんまりとしたパン屋さん。
朝摘み野菜の素朴なアボガドサンド、
ここのアサイボールもおしかった。
あと、ここで、飲んだ、
プランテーションアイスティー
(パイナップル+紅茶)は、かなりおいしかった。



*ノースショアのビーチ
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どこも、観光客がすくなくて、ホノルルとは別世界。
人自体もいないところもあって、よかった。
海ガメがお昼寝しにくるところもあります。



*タートルベイリゾート
ノースショワのほぼ北の端。
海沿いの有名シェフのレストランは、
ホテルのエントランスを一度出た外にあります。



*クアロアランチ
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荘厳なハワイの山と大地をまのあたりにするところ。
アクティビティのコースがいくつかわかれていて、
かなり、行くところがちがう。
広大な谷の風景を見るには、映画のコース。
きれいな海ときりったった山を見るには、
カネオヘ湾クルージングのコース。



*ラニカイビーチ
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全米No.1の美しいビーチに選ばれたところ。
(全米No.1に弱い。。)
駐車場もお店もトイレもない。そのかわり天国がある。
行き方には、ちょっとしたコツがあります。


*ハナウマベイ
シュノーケリングなら、ここ。
有料の特別保護区域になっていて、
この湾に降りていく前に、
映像のレクチャーを受ける。



*ハウツリーラナイ
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ワイキキの先、カイマナビーチホテルの
テラスカフェ。
実際はこじんまりしてるんだけど、
なんともいえない親密な感じ。
有名なエッグベネティクトと、
ふっかふかのパンケーキ。



*マリポサ
アラモアショッピングセンター、
ニューマンマーカスに入っている
レストラン。
はじめてにでてくるパン(のようなもの)が
おいしくて、びっくり。



*キリンレストラン
有名なチャイナ。愛想のいいおばちゃんに
おすすめを聞いてたのむと、
たいがいおいしい。



*マクドナルドのバナナパイ
タクシーの運ちゃんにすすめられて、
レジで頼んでたら、地元のおばさんに、
「それ、niceよ☆」と英語で言われた。。



*チーズバーガーパラダイス
ここも、タクシーの運ちゃんが、いいよ、
って言ってて行ってみたら、
ほんとにパラダイスだった。



*エビ
実は、ハワイは、エビは、はずさないのでは。。
ハンバーガーもすごくおいしいけど、
肉の苦手なひとや、うんざりな時にはエビ。


あと、ハワイの食べ物屋さんでは、
食べきれないとき、おみやにしてくれるところが多い。

だめなところもあるけど、
トライしてみてもいいかも。

翌日の朝や、お昼ごはんになったりします。





*コリアンバーベキュー
ホノルルのインターナショナルマーケットプレイスに
ある各国の料理の出店のひとつ。
お店のおばちゃんがこわいけど、焼き肉はもちろん、
ナムルとかの漬け物と白いご飯とか、うれしい。







うーむ、まだまだあるけど、
ひとまず。。












*oahu,hawaii*
by ayu_cafe | 2010-07-29 09:46 | oahu,hawaii | Trackback | Comments(4)

海辺のカーテン。

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海からのかわいた風が、

カーテンをふくらませます。



朝、しばらく、ベットで、

風にふくらむ海辺のカーテンを

ぼんやりみています。



足元にもみがねていて、

もみと、わたしの素足を

気持ちのいい風がなでてゆきます。



風にふくらむ夏のカーテンって

芸術品だなあ、とぼんやり思いながら、

うとうとしてきます。
by ayu_cafe | 2010-07-28 01:51 | 海辺の生活 | Trackback | Comments(0)

Granada.

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いつのまにか、あたりはだいぶ暗くなっていた。
遊んでいた友達と別れて、自転車をこぎ出す。
しおれたひまわりが、畑いっぱいに倒れている。
秋は冬の匂いがするな、と思いながら
でこぼこの小道を、砂ぼこりをあげて家をめざす。

そういえば、今日は、おばあちゃんが
トマトとバジルとセロリのスープをつくるって言ってたっけ。
ぐつぐつと煮えるなべのふたを開けた時の、
あの匂いを思い出すと、おなかがキュっとちじむ。

クラスメイトのマルセルとケンカをして、
口をきかなくなってからもう何日たつだろう。
最後にマルセルと話したのは、工作の授業で一緒にヨットをつくっていた時だ。
木をくり抜いてつくった船体にマストを差し、そこに、
父さんの古いワイシャツの切れはしを取り付けている時に言い合いになった。

あいつは時々、変につっかかるような言い方をする。
わざとなのか、そういうしゃべり方なのか。
その前に、こっちの方が何かいやなことを言ったのかな。

頭のずっと上をセスナ機が通り過ぎる。
自転車を止めて首をおもいきり曲げて見上げる。
セスナ機がつけているライトは、空を飛んでいるときに、
いったいなにを照らしているんだろう、と思う。

教会の鐘の塔が夕暮れの中で、暗くそびえている。
町に入り、夕飯のしたくの音がする路地をすすむ。

それにしても、セスナ機のエンジンの音は、かっこいいな、と思う。
バタバタバタバタという音は、石みたいに固くて、胸に響いてきて、
なんだか元気が出る。

家に入るとおばあちゃんに、「はやく手、洗っておいで」と言われた。

手を洗いながら、今度の工作の時間には、
マルセルとセスナ機を作ろう、と思った。





Granada
by ayu_cafe | 2010-07-27 02:46 | ayuCafe 創作 Bar | Trackback | Comments(6)

そもそも仕事って、こんな崖っぷちの状況を、実力できりかえすものだったよな、と思い出した。

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先週金曜日、「今週は週末休もう」と
スタッフに言った。

このところ、みんな、ずっと休日も出勤し、
平日も深夜、タクシーや始発で帰ったり。



超大型案件が、超大型なだけに、
なかなか上手く進まない。



上手く進まないと、
関係者が、みんなで、誰かのせいにしはじめる。


身体も頭も、とっくに疲弊していて、
表現や精度が甘くなり、ムードだけが悪くなる。



わたしがやっている広告の仕事で、
なかなか進まない時、
あるいは、どの仕事でも、同じかもしれないけど、
どうゆうことがおこるかと言うと、

冷静な原因の解明や、
現状案の改良や、
今後の明確な指針の整理、
というのではなく、



チームの入れ替え



を命じられる。


政治みたい☆



********************



ただ、これが社会、というのは、重々承知。

いままでもこういうことはあった。

難航してる案件に、補強や、別チームとして
参加したこともある。



今回は、幸いクリエイターを補強する形で、
わたしが、ディレクターのままで、進行することになった。



でも、こたえる。
別チームにして。っていうのは。


きみら、存在意義ないじゃん、
みたいな。。。





********************





広告の表現づくりは、非常に曖昧。
階段を順番にのぼっていくのとは、ちがう。

いくら、テーマが
ロジカルにできて、それをもとにつくっても、
クライアントが、ピンとこない、ことも多々ある。


テーマ、目指すものが、
つくりながら、見えてくるときも多々ある。

たとえば、たったひとつのビジュアルやコピーが
これだよね、とクライアントに言われて、
はじめて、ああ、そういう方向か、とわかるときもある。

(だから、最近企画提案では、文字だけでなく、
表現のビジュアル、コピーもつけることが多い。)


というか、クライアントも誰も表現の完成形は、
見えていないし、テーマ自体にもそれほど確信があるわけではない。
この課題には、こういう表現が、いちばん解決を生みますよね、
と見せて、ああ、そうかもしれない、と
クライアントにも目指すものを発見してもらうのが、
理想なのかもしれない。


つまり、表現が難航している
ひとつの原因は、クライアントの希望を
汲み取りきれていなかったことかもしれない。
(今回、着実に近づいてはいたけど。。)


難航する仕事のほとんどは、

クライントの言葉や赤字に表層的に対応し、
真意を汲み取りきれないとき。

逆に言うと、真意、あるいは、深意を
探ろうとし、やりとりしていけば、
かなり進展は早くなる。
(これ、かなり難しいけど、
これが、いわゆる仕事のスキルかも。)


クライアントのオーダーの言葉や赤字というのは、
全体の方向性のほんの一部にすぎない、
ことが多い。





********************




わたしは、現在、管理職的なこともたづさわり
はじめながら、
いくつかの案件を同時に監修している。


お客様には、大変申し訳ないけれど、
いくつかを同時に進行させるようでないと、
年間にわたって、収益を出すのが難しい。


そして、わたしが、じっくりいちクリエイターとして、
ひとつの仕事に取り組んでしまうと、
いろいろまわらなくなってくる。

もちろん、コピー、デザインのチェックはするけど、
それは、当然、自分が渾身でやったものとは、
ちがうものになる。




********************




ある程度のキャリアをつんで、
いろんなことがわかるようになった。

このコストとスケジュール、
このクライアントとの関係性、空気感、慣例なら、

だいたいこのレベルまでつめて、
こんな感じの完成形かな、とか。

そのゴールに対する、力の入れ具合、
残業の度合い、

そういうのを「読んで」いかないと、
全部に全開で力を入れすぎていると、
全部うまくいかなくなることもある。


真剣にやらない、というのとは違う。
生真面目に真剣になりすぎると、
結局うまくいかなくなり、
それは、結果的に真剣でなかったことになる。。




********************



今回の超大型案件は、その「読み」以上の
ことを求められた。
クライアントも、大きく今までにないものを
求めていた。

コピーにも。
ビジュアルにも。



********************



こんな感じ、という仕事をまわしていくための、
「読み」は、こんな感じでいい、という
完成度への油断につながりかねない。


そして、実は、わたしが、常々社内で目にするのは、
こんな感じでいいですよね、
というあまい完成品の数々。。

もちろん、充分にクオリティはある。
オーダーにも答えてる。
一見、問題はなく、クライアントの若い担当さんが、
きれいですねー、と喜んでくれることもある。
でも、ひと昔前の上司や、厳しい担当さんになら、
怒られてるな、と思うものが多い。



そして、まわりの状況というのは、まわりのひとというのは、
自分を映す鏡。



自分も、いつか、こんな感じかな、とチェックのOKを出している。
もちろん誠意はこめている。
でも、コストとスケジュールと量をこなさないと
食べていけないことを考慮すると、ついついそうなってしまう。


これって、社会全体にも言えることかもしれない。
接客、サービス、ものづくり、
こんな感じでいいですよね、マニュアル通りだし、
みたいなもの、多い。




********************




特に広告は、こだわられなくなった。
見る人も、まず、値段、みたいな感じ。

コピーに感動して、ものを買うなんてことは、
多分、もうあまり多くないだろうし、
それは、コピーを書いているスタッフも感じてはいる。

それを理由にしてはもちろんいけないけど、
コピーライティングは、あまくなる。
それで仕事として通用してしまう。

だけど、やりがいもない。
ちょっと考えてひねり出したけど、
自分の作品として、友だちに見せれるかと言えば。。
みたいなことって多分若いひとには多いのでは。。



それが、今回、
慣例をうちやぶるものづくりを
特に、コピーライティングを求められた。





********************




先々週の水曜日、クライアントで、遅くまで、
大荒れの会議をして、クリエイターを補充することが決まり、

これは、かなりがんばらねば、とギアを入れ直した。

その夜は、他の懸案事もあり、4時頃まで眠れなかった。

翌日の木曜日、
スタッフも取り組んでくれているコピーに、
プラスして、自分のコピーもぐっと書きたかったけど、
7、8本、会議や面談をしていて、
やっととりかかれる、となったのは、
夜の12時☆


コンビニにコーヒーなんかを買いに行くために
坂を降りながら思った。



コピーに負うことが多く、
いいコピーを求められている。
クライアントは、ひと昔前みたいに、
表現について厳しく、コピーもしっかり見てくれる。

別チームを、というような批判も、
コピーの出来でひっくりかえせる。

進行もコピーで前進する。

表現ひとつで、オセロの駒がたちまちかわるみたいに、
すべてをひっくりかえせる。

そして、これは、自分のスキルアップにも当然つながる。


しっかりと、試される。



これは、なんて恵まれた機会なんだろう、と思った。



そして、そもそも仕事って、こんな崖っぷちの状況を
実力できりかえすものだったよな、と思い出した。



よーし、やってやろうじゃん。



机にもどってグーンと集中して、いちから、書いていく。
レイアウトイメージも考える。


ぐいぐい考えて、全部の課題を書き終えたら朝の6時だった。




********************




翌日、クライアントと7時間ほど、打ち合わせ。
その中で、
スタッフの書いてくれたものと一緒にコピーを見せて、
スタッフがつくってくれたレイアウトイメージも見せて、
総力戦。

いくつか、採用。
いくつか、宿題。




前回の会議と一転して、かなりいいムードで終わった。
(クライアントの偉い方に参加していただいて、
緊張もしたけど、だいぶ助かった。)



終わって、スタッフと、
ふーーーーーーーーーーーーーーーと安堵のため息。


まずは、ひとつ前進。


ワールドカップまで、連敗続きで、
誰にも期待されてなかった日本代表が、
予選一戦目で、カメルーンに勝った時って
こんな感じかね、って苦笑いした。。




********************




先週の週末、休日出勤して、
コピーライターのスタッフに、コンビニに行く途中、
坂をくだるときに思ったことを話した。

話してから、それをレジメにした紙を渡した。

話したこととレジメの内容はこんな感じ。





********************




いま、理由はどうであれ、
われわれへの信頼自体も危うい、危機的な状況。

それをコピーでひっくり返す。

実は、こういうことはよくある。
実は、そもそも、仕事とはそういうもの。
なんとか死ぬ気でやって、
存在を証明するもの。


たとえ、方向性が迷走していても、
自分が納得がいかなくても、
いろいろなオーダーに応えられるくらいの
キャパシティはもっているべき。


いまは、コピーにも、広告にも、
それほど、こだわられないことが多い。

こういう機会が与えられたことは、
とても恵まれている。

自分のスキルやノウハウの底上げになる。


今回の、かなりこだわる仕事の仕方は、
そもそも本来の仕事の仕方であり、
時間や、身体は、ハードではあるけれど、
なにひとつムダではない。
やっておいて必ず役に立つ。


だから、休めるときはならべく心身やすめて、
もうひといき、がんばろ。







********************





ほとんど、相変わらず、
自分に言っているようなものなんだけど。。






まだまだ、先は長いけど、一歩づつ。
やるべきことをやるだけ。









*長文、お読みいただき、ありがとうございました。*
by ayu_cafe | 2010-07-26 01:03 | 仕事もしてます | Trackback | Comments(6)

再発見の快楽と世界に対するフェチズム。*好きすぎる。借りぐらしのアリエッティ*

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ジブリの新作、「借りぐらしのアリエッティ」。

これは。。。個人的に、好きすぎる。



そもそも、庭、植物、小人、ドールハウス、ケルト文化

という項目だけで、まず、やられる。

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個人的になのか、みんなそうなのか、わからないけど、

小人のアングルって、異常に、ワクワクするのは、なぜだろう。



子供の頃、祖父母の庭や、クルマにのせてもらっているとき、
たまたま停まった田舎の十字路とかで、よく考えてた。

いまは、こっちから、そこを見下ろしているけど、

そっちに小さな自分が、いて、一日中、そこで過ごしていて、
こっちを見ているのは、どんな感じだろう、って。

いまは、通り過ぎるけど、
そこの、一日、や、そこで、暮らしているのは、
どんな感じだろう、って。



そもそも自分が見ているアングルの変換、
って、なにかの快楽と同じくらい異常に楽しい。


なんでだろう。


うん、そもそも小説も、絵画も、写真も、音楽も、
アングルをすこし変えて、世界を描写するものかもしれない。
広告も。

アングルを変えて、そのものをみる、
というのは、アングルを変えて、そのものの本来の価値を再発見する、
ことかもしれない。

世界の再発見、

つまりは、好きなのものかたちを、あらためて、何度も、
まじまじと見てしまうようなフェチズム。

だから、異常に、楽しいのかな。。




「借りぐらしのアリエッティ」にほぼ全編にわって採用されている

小人のアングルには、その再発見の快楽が、

世界に対するフェチズムが、満ちあふれている。



圧巻は、雨の日の音のアングル変換。


植物にうちつける雨の音。

くっきりと音本来の豊かさが浮かび上がる

天然のエレクトロニカ。


(そういえば、トトロの傘のシーンもそうだった。

ジブリという会社は、雨の音の豊かさを、再発見させてくれるように、

ひとの誠意みたいなものを、再発見させてくれる会社なのかもしれない。)





以前からジブリの特徴だな、と個人的に感じているは、

誤解をおそれずに言うなら、「暴力性」だ。


ひよわなヒューマニズムを、圧倒するダイナミズム、というべきか。。


宮崎さんの飛行機好き、クルマ好き、メカ好き、
っていうのも、とてもよくわかる。


そう、ジブリの表現は、まるで、秀逸な性能のエンジンに、
ビューーーンっと、どこかに、連れていってもらっている感じに似ている。


ほんとのすごいエンジンって、
ひよわなヒューマニズムを、圧倒するダイナミズムがあって、
気持ちがいいほど暴力的。


(ま、優れた表現ってみんなそうか。。高性能のエンジン。。
そう考えると、セザンヌの絵を鑑賞するのも、
アルファロメオのようなクルマを加速させるのも、同じことかもしれない。)



ジブリの表現の暴力的なダイナミズム、

ナウシカで言ったら、巨神兵、のとこ、
ラピュタは、ロボットが起動するとこ、
トトロは、植物がグーーンとはえるところ。。。



それが、この映画でいったら、小人のアングルで見た、
一面にひろがる庭と、植物、風、雨、音。

植物の生い茂るその世界自体が、

暴力的なほど、しなやかなで鮮やかで生き生きしている。



もう、なにかを爆発させなくても、
なにかを起動させなくても、よくなったんだなあ。
庭に夜、雨が降るだけで、十二分にダイナミック。
素晴らしい。






もしかすると、庭をつくっているひとは、
そんなダイナミズムや、小人のアングルをもっているのかもしれない。



わたしは、父母のつくる庭をみていて、

ほんとうにダイナミックだと思う。

獰猛な成長、潔い死、気が遠くなる種類の色彩と造形、
モチーフの宝庫、
官能と静謐と生命。






ジブリ(宮崎さん)の作品が、もののけ姫、以降、

かちっとしたものづくりから、どんどん、

シンプルで、柔軟で、みずみずしくて、楽しくて、

凶暴で、おおらかなものづくりになってきていて

ほんとうに圧倒される。


千と千尋、ポニョ。。。

年や、キャリアを重ねるって、

シンプルで、みずみずしくて、楽しくて、

凶暴で、おおらかになることなんだな。





この作品は、実は、ほとんど、ナウシカだと思う。

腐海の辺境で暮らすナウシカ、
これは、現代に暮らす絶滅種のアリエッティと同じ。

彼女の部屋も、ナウシカの標本室の部屋とおそろしく似ている。

だんごむしをぽんぽんところがすアリエッティは、
オームの幼虫をかくまってたナウシカ。

お父さんは、ユパ様とすごく似てるし。。

もしかして、アリエッティの原作が、
ナウシカの原案になってるのではないだろうか。。

宮崎さんは、40年前から、この原作を映像化したかったみたいだし。。



宮崎さんは、自らの原点のようなナウシカを、

腐海も、巨神兵、も、いっさいの戦闘ももちいずに、

庭と植物と、夜の雨でつくったのかもしれない。

豊かな官能性まで盛り込みながら。

シンプルで、みずみずしてくて、楽しくて、凶暴で、おおらかに。

もう、監督すらしなくていいほど、

おおらかに。












そういう表現と人間の成長と生きっぷりを、

同時代に、目の前で見せてもらえる。



希望は、いま、目の前にある。

これは、ものすごい幸運だ。
by ayu_cafe | 2010-07-20 05:54 | ayuCafeジブリ詩集 | Trackback | Comments(6)

嵐の空は美しい写真ができる。

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私には幸せな愛の歌なんて作れない。
幸せなんて知らないのだから、言葉が見つからない。
それは雲ひとつない青空の写真を撮るようなもの。
何も写らないだろう。
だが、
嵐の空は美しい写真ができる。



SERGE GAINSBOURG









(GainsbourgBotより)
by ayu_cafe | 2010-07-16 21:56 | 今日の名言bot | Trackback | Comments(2)

ただの一度も失敗しないということではなく、倒れるごとに必ず起き上がること。

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我々にとって最大の栄光は、
ただの一度も失敗しないということではなく、
倒れるごとに必ず起き上がることである。

(英詩人: Oliver Goldsmith)




ツイッターのmeigenbotより。
by ayu_cafe | 2010-07-15 02:16 | 今日の名言bot | Trackback | Comments(0)

ギア、入れ直し。

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ギア、入れ直しだな。
by ayu_cafe | 2010-07-14 00:31 | non category | Trackback | Comments(0)