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いまこのときに、東日本でYMOがテクノデリックの曲をブンブン演奏すること。

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今日、苗場のフジロックで、トリのケミカルの前に、
YMOが出た。行けなかったけど。

セットリストは、

Improvisation
ファイアークラッカー
Behind The Mask
Riot in Lagos
The City of Light
京城音楽
灰色の段階
体操
千のナイフ
コズミック・サーフィン
Rydeen
Cue
東風


この前のLAでのセトリから予想はしていたけど、
このラインナップは凄い。

これを、あのグリーンステージの
両サイドのばかでかいスピーカーの壁にはさまれて
ブンブン演奏したかと思うと気が遠くなる。

特に細野さんのファンキーなベースが
ハネまくっている
テクノデリックの曲たち。


京城音楽
灰色の段階
体操


こんな日本人離れしたハネた曲が、
いま、この時、この東日本で、ブンブン演奏された。
なんてことだ。
テクノデリックの曲を/ケミカルのトリ前に/フェスで/YMOがファンキーに演奏してる。
こんなことが起きるんだな。


体操は、ウインターライブの演奏とか、
ミニマルで気持ちよくて
アンダーワールドみたいだった。

たぶん、イントロからファイヤークラッカーの導入を
生で聞いたら、泣いてた。


うん、見れなかったけど、
このセトリとこの事実だけで、
充分、こころ踊る。すごい。



※この曲順でipodのプレイリストつくろ。
by ayu_cafe | 2011-07-31 23:57 | Trackback | Comments(0)

夏の庭。毎朝、花をくぐって出かける。

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夏の庭。
ことしのノウゼンカズラは、よく咲いた。
こころの中で意味もなくこっそり
“プロヴァンス”と思う。。


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毎朝、この花をくぐって出勤し、
毎晩、この花をくぐって帰ってくる。



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花がこぼれるとはこのことか。
by ayu_cafe | 2011-07-28 05:54 | Trackback | Comments(2)

和久傳の鱧と仕事。 *嫌なひとと、嫌なことは、精度の向上と成長に使える。*

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京都和久傳の、お茶漬け用の鱧。




きのう、会社で同僚と話したこと。
あと、前から思っていたこと。
あくまで目指すところとして。


仕事上の内外のクレームというのは、
たとえ理不尽に思えるものでも、
こちらに原因が完全にないわけではない。
相手は、こちらの至らない(自覚が薄い)なにかをかぎつけている。


激しいクレームや指摘に、憤ってしまう場合、
的を得ている、ことが多い。
(ひとは、自分に負い目があることを指摘されると怒る。)


また、激しいクレームや指摘に、落ち込んでしまう場合、
自分やまわりに対して過信している、ことが多い。


日々の繰り返しの中で、どうしても
油断や、甘えや、過信が、埃のように積もってくる。


クレームや指摘は、一見、理不尽でも、
激しすぎても、実はありがたい。
じゃ、こんな感じで、と流されてしまうことの方が、
何倍も怖い。


仕事の精度で役に立つのは、
失敗の記憶と、嫌な人間の存在。
企画書をつくったとき、
キャッチコピーをつくったとき、
文字校正を一度終えた時、
嫌な人間の嫌な指摘やどなり声を思い出し、
もういちど検証する。


そうして、社会的生命を救われることもある。
むしろ、いいひとより、嫌な人間に
救われることがある。


相手にもいたらないところがある、
でも、それを指摘しあっていても
自分の保身にすらならない。
仕事のトラブルは、きちんとした仕事のみが解決する。


まずは、自分の業務を精査し、
とくに指摘があったときなどは、
15倍くらい精査していけば、
相手の不備だけがのこる。




つねに試されている。
つねに危機に直面している。
つねに成長のきっかけに直面している。






鱧は、和久傳独自のプログレッシブな味付けがなされていて、
そのままたべると少し濃い味、ビールには合うけど。
これをお茶漬けにする、同じく独自の味が仕込まれている梅干しと
いっしょにあえる。絶妙な味わいになる。

しっぱい、甘い、からい、すっぱい、以外の豊かな味わい。
舌で判別できるのは、ぴりりとした山椒くらいで
あとは、この味わいは、いったいなんなのか、と
込められた味の仕込みに気が遠くなる。

凄い仕事。
by ayu_cafe | 2011-07-27 08:20 | 仕事もしてます | Trackback | Comments(0)

ピナバウシュ。ほんとうにいいものは、自分の余分なものをマイナスしてくれる。

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いくつも打ち合わせが続いた日、
帰って、深夜、ぼうっとTVをみていた。
くたくただけど、
すぐには寝たくなかった。

パリオペラ座の演目を特集した
番組をやっていた。

いくつかの演目がかかった。

なぜか、オケピから客席にふりかえって
にっこりとお辞儀をする
指揮者のひとの笑顔が印象的だった。

あたりまえなんだろうけど、
バレエもオペラも音楽が
生ってすごい。


何個目からの演目で、
ピナバウシュの演目がはじまった。

それまで、iPhoneでネットをみたりしながら
ぼうっと見ていたけど、
テレビの画面から目が離せなく
なってしまった。


なによりも、舞台と演者全体の
造形と配色がよすぎてびっくりした。

ダンスと演劇のバランス。
モダンすぎず、クラシカルすぎない
その独自のスタイル。




けれども、なにか新しいものに出会って
知識や教養や情報がプラスされる
という感じが、まるでしなかった。



このあんばい好きだなあ、
こうゆうのそもそも好きだなあ、
と思った。

むしろ、積み重ねてグラグラしている
本のような過剰なものが、
マイナスされる感じがした。



ふと思った。


ほんとうにいいものは、
自分を見失うような情報を
プラスするのではなく、
自分の余分なものをマイナスしてくれる。


そして、ほんとうにいいものは、
新しい風景ではなくて
自分の中にある原風景を見せてくれる。


そのひとにとってほんとうにいいひと
というのも、同じかも。



深夜にピナバウシュを見て、
なんだか、とても安心した。
by ayu_cafe | 2011-07-26 06:08 | Trackback | Comments(4)

悲壮感が、ない。なでしこJAPAN優勝。

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優勝した。

PKに入る直前、円陣を組んで、
みんな笑っていた。
監督の笑顔もいい笑顔だった。

男子サッカーとの違い。


悲壮感がない。


これは、なんなのだろう。

あの、宮間の落ち着き。

試合外の無邪気さ。


女性の強さ。
女子サッカーのいままでの境遇。
そのどちらも、か。。
アメリカやドイツの方が悲壮感があった。



余計なものを背負っていない。
背負おうともしていない。
過剰になにかプライドのようなものを守ろうともしていない。


むやみに怒らない。
悲しまない。
痛がらない。

そういうことが、何の役にたつの?
という感じ。


男子サッカーだと、哲学や主義を語りそうな雰囲気がある。
でも、あのなでしこの誰からも、
ポリシー本を書くような雰囲気がしない。


やるだけでしょ。
だめなら、だめで、またそっからでしょ。
でも、やるからには、
むだに怒らず、痛がらず、とことんやる。



こういうチームは、相手には、怖い。
そして、こういうチームは、強い。



凄いものを見た。





※同点コーナーキックの沢の足はいったいどういう角度だったのか。。
そして、そのきっかけになった、
宮間から、沢へ、沢からゴール前への、縦につらぬく
ロングパス、凄かったなあ。
by ayu_cafe | 2011-07-18 07:25 | Trackback | Comments(4)

もういちどプレゼント。

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5月の母の日に、花屋さんで花を選んでいたら、
葉っぱのきれいなバラの小さな鉢植えがあったので、
買って、プレゼントした。

バラは、むずかしいし、虫もつきやすいけど。。


すこしたったら、やはり、枯れてきたりして、

かなり無惨な状態になってしまった。




一度、ひきとることにした。


枯れた枝をすべて根元から切って、

葉も、調子のよくないものは、かなりまびいた。



ハイポネックス(栄養剤)を射して、

水をほどよくあげて、

まめに、葉のうらおもての様子を見ながら、

ふいたりして、

置き場所も、いくつか変えてみて、

葉が茂り出したら、

2階の窓の外の風通しのいいところに置いた。




かなり枝を切ったので、

万一うまくいっても、一年後かな、と

気長に世話していた。







一ヵ月後、あたらしい花のつぼみができていた。


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うわあお。


このときのうれしさをなんと言えばいいだろう。


ビックニュース。








そして、指先大の花束のような、まあたらしいバラがひらきはじめた。

生まれたての、手触りの良さそうな新鮮な赤。

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母のところにもっていって

もういちどプレゼントした。





今も、一階の窓辺の夏の光の中で咲いている。



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by ayu_cafe | 2011-07-13 05:51 | 花と樹と庭のこと | Trackback | Comments(6)

なでしこJAPANと仕事。もしくは、プレを生きる。

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女子サッカーワールドカップ
なでしこジャパンのドイツ戦、
すごかったー。

アウェイ感とブーイングと
審判のドイツひいきが。

そんな渦中で、でかい印刷機みたいな
ドイツ女子にすっとばされながら
毅然と走るなでしこが。


延長、最後のゴール前へのパスが。


そして、丸山のあの絶妙なコースの
シュートが。


すごかった。



明け方の生中継、見れなくて
翌日の再放送でみた。

ニュースで勝ったときいていたけど、
それでもゴールの瞬間は
あのコースは、
鳥肌がびりびりたった。







対戦相手のホームで
行なわれたこの試合、
ほぼドイツサポーターなのでは
と思うほどすごい歓声。

こういうアウェイ感って
日々の仕事でもあるよなあ、
と思いながらみる。



ひどいブーイング、バッシング、
汚いファアル
って日々の仕事でもあるよなあ、と
思いながらみる。



かたよった不平等なジャッジって
うーん、日々の仕事で、あるあるある
と思いながらみる。



なでしこ、ひとごとではない。




それでも彼女達、走る。


前のメキシコ戦でもおもったけど
パスがみせる。



おそらく、問題の解決方法は、

走って、あたまをこえるロングパスを
出して、点を入れることだ。
すっとばされても、
ファアルされても、毅然と。







大きなプレを4つ同時にやっている。
結果は、どうなるかわからないけど、
やるだけやって、プレを生きている。



会社でおそろしく気が滅入ることが
あったけど、この忙しさで
かなり中和された。
それどころじゃなくて。
走らなきゃならなくて。



仕事には、へこまされるけど、
仕事には、救われたりする。
なんなんだ。。



代休とりたい。
by ayu_cafe | 2011-07-11 21:17 | 仕事もしてます | Trackback | Comments(2)

むらさき色ひとつ把握できていない、という希望。

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この季節、庭にひるがえるむささき色。
無限の課題。

ついうかつにこの世界なんて、日常なんて、
と絶望したりしがちだけど、
実は、むさらき色ひとつ、把握できてない。

世界も、日常も、はるかに複雑で繊細で美しい。

把握できないものがある、
課題がある、という希望、うれしさ。

地球に生まれた幸運。
途上にいるという幸運。
by ayu_cafe | 2011-07-08 06:16 | 花と樹と庭のこと | Trackback | Comments(0)

「これはもっと大きな何かの始まりに違いないよ」

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僕は神秘主義者ではないんですが、
それに反して、クラレンスと僕の友情の力と神秘は僕をこう信じる気にさせます。
僕らは別のもっと古い時代にも、他の川沿いで、他の街で、他の平野で、
一緒に立って、神の仕事の我々のささやかな解釈を何度もやっていたに違いないと。
そしてその仕事はまだ完成していないんだとも。
だから、僕の兄弟にさよならは言いません。ただこう言うだけです。


次の人生で、この道の先で、また会おう。

そこで僕らは再びその仕事を始めて、やり遂げるんです。


ビッグ・マン、君の優しさに、君の力に、君の献身に、君の仕事に、君の物語にありがとう。
その奇跡に・・・そしてこのちっぽけな白人少年を
ソウルの寺院の横のドアから忍び込ませてくれてありがとう。



今日は最後にビッグ・マン自身の言葉でみなさんとお別れします。
前回のツアーの最後のショウを終えて、
バッファローから帰ってくる飛行機の中で交わした言葉です。
僕らはフロントキャビンでお互いを称えながらお祝いをして、
僕らが共にしてきた多くの素晴らしいショウやロックした夜、
楽しい時間についての話をしていました。
「C」は静かに座っていて、それらの話をすべて聞いてから、
グラスを揚げて、微笑みながら、集まったみんなに言いました。


「これはもっと大きな何かの始まりに違いないよ」。


愛しているよ、「C」。









先日亡くなったE-streetbandの
クラレンスクレモンスへの
スプリングスティーンによる弔事。
by ayu_cafe | 2011-07-07 09:26 | Trackback | Comments(0)

「けなされたから、よい結果が生まれた」 セルジュ・ゲンズブール

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一日中会議の連続でくたくたに疲れて家に帰ってから、
夜中に、セルジュゲンズブールのDVDをみた。


このDVDは、名盤「メロディネルソン」発表時の
ゲンズブールとジェーン・バーキンのインタビューからはじまる。




メロディネルソンのストーリーを聞いたあと、
インタビュアーが、ロマンティックですね、と感想をセルジュに言う。

セルジュは、シニカル、とよく言われるけど、
ほんとうは、ぼくは、率直で、ロマンティックなんだ、と答える。



それに続けて、小さな頃から自分の容姿や、存在への
コンプレックスでいっぱいだったセルジュは、
こんな風に言う。



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ここで、インタビュアーが絶妙なコメント。

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そして、疲れきった身体に効くセルジュのひとこと。

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「けなされたから、よい結果が生まれた」
「悪口を言われても、笑って受け流してきたのさ」


そして、“醜悪さ”から
独自のスタイルは、確立された。
美しいメロディと美意識をともなって。






この前までやってたセルジュの映画の中で
彼は、本気でめそめそ泣いていた。
みじめで、悲しくて、ひとごとではなかった。


セルジュの音楽を聴いていると、
彼がこう言っているような気がする。

どんなに、みじめで、悲しくても、メロディーは美しくあるべき。

どんなに、みじめで、悲しくても、メロディーが美しければいい。
by ayu_cafe | 2011-07-05 01:38 | non category | Trackback | Comments(0)