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100年後には誰もいない。だから、好きな失敗をすればいい。

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100年後には誰もいない。

だから好きなところに行って
好きな失敗をして
好きなものを好きになればいい。
by ayu_cafe | 2013-03-29 22:54 | Trackback | Comments(2)

浮かぶ雪

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仕事帰り、
夜中に駅について
あったかいコーヒーを買って
駅の近くの小さな公園による。

隠れ花見スポットのこの公園。

無人の公園を
月と外灯がこうこうと照らしている。

よかった。まだ寒い。

浮かぶ雪を見上げながら
春になってしまうのは
嫌だな、と思う。
by ayu_cafe | 2013-03-26 00:57 | Trackback | Comments(0)

桜バス

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バスとはなんて素晴らしい乗り物なのか。

あの、無心が揺すられている感覚。

とりわけ、桜並木のレールを
すべるように進む
休日のガランとしたバスは素晴らしい。
by ayu_cafe | 2013-03-24 22:37 | 休日の散歩 | Trackback | Comments(0)

「それは、映画を観るよりずっとすてきな光景だったのです。」 結夏の手紙

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光生さんへ


光生さんだって。
今、自分でそう書いててびっくりしました

あなたのことを名前で呼ぶのは、ちょっと記憶にないぐらい久しぶりな気がして
何か緊張します

取りあえず、ご報告です
私、家を出ました
部屋を見てびっくりしましたか?口 開いてませんか?
今、説明しますので、ひとまずそれを閉めてください

あのね、光生さん。やっぱりこのまま一緒に住んでいるのは変だと思いました。
私たちは離婚して結構たつし、何かと支障があると思うのです。

どんな支障かは上手く説明できないのですが、最近どうも、またあなたのことを
見てると、変にざわざわとするのです

私なりに、そのざわざわを打ち消すとか、あるいは元に戻す努力を検討してみたのですが
どちらも上手くいきませんでした

私、あなたのことを変だとか言いましたが、どうやら誰より変なのは
私なのかもしれません。
いろんなことの 調整が上手くできないのです。

好きな人とは生活上気が合わない
気が合う人は好きになれない

私、あなたの言うことやすることには何一つ同意できないけど、でも好きなんですね

愛情と生活はいつもぶつかって、何というか、それは私が生きる上で抱える
とても厄介な病なのです

前に映画見に行きましたよね?ほら。私が10分遅刻したとき。
横断歩道を渡ったら、待ち合わせのところにあなたが立っていました。
寒そうにしてポケットに手を入れてました。
この人は、今、私を待ってるんだ。
そう思うと、何故か嬉しくなって、いつまでも見ていたくなりました。
それは、映画を観るよりずっとすてきな光景だったのです。

あなたをこっそり見るのが好きでした。
あなたは照れ屋で、なかなかこっち向かないから、盗み見るチャンスは
たびたびあったのです

目黒川を2人で並んで歩くとき、こっそり見てました。
DVD見てるとき、本読んでるとき、いつもあなたを盗み見て、
気持ちは自然と弾みました

桜が見える家にお嫁にきて、桜が嫌いな人と一緒に暮らして
だけど、あなたが思うより、ずっと私はあなたに甘えていたし、包容力っていうのとは
少し違うけど、あなたの膝でくつろぐ心地よさを感じていました。

一日、日なたにいるようなそんな。まるで猫のように。

もしかしたら、私は、この家に住む3匹目の猫のようなものだったのかもしれません。

おいしいご飯、ありがとう。
暖かいベッドをありがとう。
膝の上で頭をなでてくれてありがとう。
あなたを見上げたり、見下ろしたり、盗み見たり、まじまじ見たり、
そんなことが何よりかけがえのない幸せでした。

光生さん。ありがとう

お別れするのは自分で決めたことだけど、少し淋しい気もします。

でも、もし、またあなたをこっそり見たくなったときは、
あなたにちょっと話しかけたくなった時は、
また どこかで

















最高の離婚 結夏の手紙
by ayu_cafe | 2013-03-21 23:56 | ayuCafe TV Bar | Trackback | Comments(0)

幸せになるために好きになるわけじゃないから。濱崎結夏

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今クールの奇跡、
「最高の離婚」の中のセリフ。
by ayu_cafe | 2013-03-21 08:34 | ayuCafe TV Bar | Trackback | Comments(0)

沈丁花の匂いをかいでいこうぜ。

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休みの日の夕方に、妻とよく静かに散歩する。

歩いて海までいくこともあれば、
家のまわりのサーフショップやお店をみたりして
帰ってくることもある。

クルマで江ノ島まで行って、
ボードウォークを歩いたり、灯台にのぼったり。

鎌倉山の新しいカフェに行ったりすることもある。


この間の休みの日の夕方には、
家のまわりをのんびり散歩した。

共同菜園をのぞいたり、
かっこいい家を眺めたり。

いつのまにか暗くなって、
帰ろうか、というとき。

そこが、いつも深夜バスからおりて
夜中に帰ってくる道の近くで、

その道で、沈丁花の匂いがしていたので
妻に言った。



ちょっと、沈丁花の匂いをかいでいこうぜ。



暗がりで、

この辺なんだよな、
ここまで来ると匂わないね、

といいながら、
沈丁花をさぐりあてた。


妻とかわりばんこに
沈丁花の花に顔をよせて匂いをかいで

また、静かに歩いて帰った。


それだけ。



どこも遠くに行ってなくて
なにごともなしとげてなくて
過去も未来もおぼつかないまま。



夕飯に、
お彼岸のおはぎのごまを使った
たらの芽の和え物を食べた。


美味しかった。


静かに休日が終わる。
by ayu_cafe | 2013-03-20 23:37 | 休日の散歩 | Trackback | Comments(0)

春の順序。

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春には順序がある。

うちの庭でいうと
最初に水仙。
それから福寿草。
クリスマスローズ。
ムスカリ。

紅梅に鶯がやってきて
クロッカスの眩しい陽射し。
雪柳のあふれる白と
踊るようなヒヤシンス。
大島桜の蕾のふくらみ。


春が来た、というけれど
春は一夜にして急に来ない。

春はそれぞれの場所で
その順序を正しく守り
少しづつやってくる。
by ayu_cafe | 2013-03-20 10:10 | 花と樹と庭のこと | Trackback | Comments(0)

今日の朝食。幸せと不幸は同時にそこにいる。

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今日の朝食。
妻、渾身の力作。


幸せと不幸は、同時にそこにいる。

幸せと思えたものが、実は不幸で、
不幸と思ったものが、実は幸せだった
ということもある。


あたたかくなったので
ヒヤシンスが急に咲いた。

ヒヤシンスは、幸せか不幸か
考えていない。
正しかったか、どうかも、
生きる意味も考えていない。


朝食を食べて、
妻に美味しいといって
勇気をもらって
今日も出掛ける。
by ayu_cafe | 2013-03-19 10:35 | Trackback | Comments(0)

花を買って帰る。

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結婚記念日の花を買って帰る。

太陽の黄色。
フリージアの匂い。

鼻をくっつけて
かわるがわる
くんくんかぐ。
by ayu_cafe | 2013-03-12 10:45 | Trackback | Comments(2)

涙が何滴落ちたか、その数を調べろ。 数/園子温

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「数」


まずは何かを正確に数えなくてはならなかった。

草が何本あったかでもいい。全部、数えろ。


花が、例えば花が、桜の花びらが何枚あったか。


涙が何滴落ちたか、その数を調べろ。

今度またきっとここに来るよという小学校の張り紙の、
その今度とは、今から何日目かを数えねばならない。

その日はいつか、正確に数えろ。もしくは誰かが伝えていけ。



「膨大な数」という大雑把な死とか涙、苦しみを数値に表せないとしたら、
何のための「文学」だろう。

季節の中に埋もれてゆくものは数えあげることが出来ないと、
政治が泣き言を言うのなら、芸術がやれ。


園子温





園「さっき後藤さん、歌だと歌い切れない、
こぼしてしまうって言ったじゃない。
僕も『こんな映画の1本や2本撮っただけでは何も終わらないし、
取材したことの数分の一も盛り込めない。
自分が見たものを正確に現せるんだろうか』と落ち込みかけたことがある。
そのとき、飯舘村で桜の花を見たんですね。
『この桜の花びらを全て数えることだったら、必死に頑張ればできるだろう』と。
そのときは真剣でした。この経験は『お前ごときに現せるわけじゃないんだぞ、
そのことはしっかり覚えとけ!』という自分への戒めとして詩にしましたが、
同時に決意でもありました。でもやるんだ、と。
久しぶりに散文詩と言うか、気持ちを書いてみたんですよ」



出典
http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/700/133076.html
http://www.thefuturetimes.jp/archive/no04/sono/index02.html
by ayu_cafe | 2013-03-11 02:59 | Trackback | Comments(0)