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melencolia. ディストーションで7月がかわく

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ディストーションで七月がかわく
風が沸き立ち 胸を破いた

ディストーションで七月がかわく
夏が好きな男の子が歌う


ディストーションで七月がかわく
海もきみも朝霧にかわる

ディストーションで七月がかわく
暁の空 バラ色の雲


ディストーションで七月がかわく
音像と残響の全集をあげる

ディストーションで七月がかわく
17時間続くアウトロ


ディストーションで七月がかわく
プールサイドのやりきれない水滴

ディストーションで七月がかわく
解決しない熱い水滴












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ブッチャーズ 吉村さんの訃報。
浅野忠信さんのコメント
「天国からディストーションをかけてください」。
by ayu_cafe | 2013-05-31 01:39 | Trackback | Comments(0)

7月 bloodthirsty butchers


by ayu_cafe | 2013-05-30 10:56 | Trackback | Comments(0)

大森靖子@チェルシーホテル

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寺山修司の天井桟敷は
みれなかったけど、
大森靖子の夏果てを
週に二回生でみれた。

マクシスカンサスシティの
ラモーンズはみれなかったけど、
チェルシーホテルでの
魔法が使えないならの
切れ切れのエンディングがみれた。

人生悪いことばかりじゃないんだな。
助かった。
このひとがいて。





ちなみにフリーライブに
つめかけた満員の客に
MCはひとことだけ。

「みんなお金、ないんすか笑」
by ayu_cafe | 2013-05-29 23:24 | 大森靖子 | Trackback | Comments(0)

新しい心臓。大森靖子をみた。

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大森靖子をみた。

ドリンクチャージ込みで当日券2500円。
客、対バンスタッフ込みで20人ちょっと。

パフォーマンス、圧巻。

値段、安すぎる。
人、少なすぎる。


一件エキセントリックに
思われるのかもしれないけど

あらゆる技術が異常に高い。

音楽としての
パフォーマンスの
格のケタが違う。

完成してる。


1時間強歌って
高音も声量もまったくぶれない。

メロディをだるく崩したり
感情にまかせたりしない。

あんなに激情にまかせて
弦をかき鳴らしている風なのに
最後まで弦がきれない。
チューニングも狂わない。

歌詞の発想、メロディの載せ方、
抑揚。。



誰に影響受けた、
何系の音楽、という話題から
乖離している。



いちばん、ちかい、と感じたのは
びっくりされるかもしれないけど、
越路吹雪、ジュリエットグレコ、とか
シャンソンのひと。


この音楽、パリとかフランスの小屋で
やったら受けるだろうなあ。



そういう意味では、とても演劇的。



技術が高い、完成してる、演劇的

っていうと、冷たい、あざとい感じがするけど

そうじゃない。



本当に感動的で、
心の奥底に救済をもたらすものは、

実はどれも、技術が高い。



私的なつぶやきや
感情にまかせた生理的な表現には、
その太陽の輝きに限界がある。



この音楽がこの暗がりで発光させる
太陽の輝きは、いったいどれだけのひとを
充電させるのだろうか。


まるで、その音楽の豊かさと強靭さで

新しい太陽と新しい心臓をもらった気になる。




そして、思う、

本当の音楽というものは、

こんなにも豊かでこんなにも強靭なものか、と。





3曲目くらいの冒頭、
イントロのアルペジオをひきだす途中、
上階で笑い声が起こって

大森さんが、
きっ、とそこを睨みつけて
アルペジオの一音をバチンと弾いた。


そこからは客席全員、姿勢ただしてた
気がしないでもない。

そもそもはじめから客の集中度が
ハンパなかったけど。



きっと、これからも
大森さんに、あるいはその
豊かで強靭で高度な音楽に睨まれている。


「こんな感じ」で仕事してないか
「あれ風」でものをつくっていないか

きみの好きはそんなもんか


きみはきみの好きをきちんと呼吸しているか




きみはきみの呼吸をしているか





彼女を見て異常にチャージされるのは、

音楽の豊かさ、人間の振れ幅、
この世界の広さ

を確認できるから。



小さなことが小さく思える。
視野が拡大する。


そして、それが芸術の本質。





新しい心臓が欲しくなったら
その辺のライブハウスの予定をチェック
してみるといい。

彼女は毎日のようにどこかしらで
歌ってるから。










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by ayu_cafe | 2013-05-28 10:14 | 大森靖子 | Trackback | Comments(0)

彷徨うこころの こんな風な昇華の仕方があるんだなと 感心する。傑作。山本 美希 「 Sunny Sunny Ann!」

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アンはクルマで暮らしている。

いくばくかのお金が手に入ると

ワインや林檎や食べ物と
あと、本をどっさり買いこんで

気持ちのいい場所で本を読む。




この、本をたくさん買って

何処かでゆっくり読むシーンが特にいい。




山本 美希 さんは
自分の進路で悩んだことが
この作品に反映されていると
言ってたけど

彷徨うこころの
こんな風な昇華の仕方があるんだなと
感心する。





型破りな生き方。


たしかにそうだけど

さまよっていて
遠くに行きたくて
まだ見たいものがあって
他者に依存したくない


そういうひとのとても近くに
主人公の女性はいる。



そういうひとのすぐ隣で
主人公の女性は風に吹かれて
本を読んでいる。

クルマのトランクにはたんまりと
リンゴや食べ物が入っている。


この主人公は
さみしさやむなしさの
ために涙を流したりしない。





巻末に大島弓子さんの
作品のフレーズが載っている。



「 ついに全世界を自分の部屋にしたのだ
そしてそのドアをあけはなったのだ」




傑作。
by ayu_cafe | 2013-05-27 10:41 | ayuCafe Book Bar | Trackback | Comments(0)

あつのひとこと

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今朝、アサイチで甲状腺ガンになった女性が
しゃべっていた。


喉を切って摘出すれば
なおるんですけど
かなり大きく切るので
あとが残ることが女性としては
心配で。。
未婚ですし。。


というような内容。





わたしが、

おれが結婚相手なら気にしないけどね


というと




ポツリとあつのひとこと。





向こうがキミを選ぶとは限らない。。




(きゃーっすみませんーっ
仕事いってきますーーーすたたた)
by ayu_cafe | 2013-05-23 09:40 | あつのひとこと | Trackback | Comments(2)

おおかみこどもの雨と雪






業界に干され、

「ハウルの動く城」の監督を降板させられた男が

数年後に、何をつくったか。



ちなみに、音楽は高木正勝さん
この曲、彼の最高傑作なのでは。
by ayu_cafe | 2013-05-16 22:48 | ayuCafe 映画 Bar | Trackback | Comments(0)

“あらゆる試練に耐えた誠実” カーネーションの花言葉。

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カーネーションというドラマを作った
渡辺あやさんは、

この花言葉に惹かれて
ドラマのタイトルにした。



あらゆる試練に耐えた誠実。



世の中にはすごい言葉がある。

また、その言葉を生み出さざるを得なかった
状況についてもしんしんと考えてしまう。




渡辺あやさんのコメントから。


そこから立ち上がった糸子が得ている幸福感、
人生に対する構えや哲学をいかに私自身が学び、見る人に伝えていくかが、
この物語の一番大事なところだと感じたんです。
もちろんその哲学は、糸子がこれまでの人生で築いてきたものの中にある。
そしてそれが老いという時間の中で、どんどん研ぎ澄まされる。


行き着くのは、死生観という難しい話。
とはいえ、あれだけ明るく自分の人生を駆け抜けた糸子だから、
死んだくらいで暗くなってる気がしない。
その死後もまたきっと明るいんだと思ったんです。
それが伝えられてこそ、糸子の一代記は終われると感じました。







めったに受けないという講演から。
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/176.html




 私のプロフィール

 ほとんど講演を断ってきた私が今回引き受けたのは、聞いて下さる方が私の話を補ってくださると思えたからです。私は、脚本家であり、島根にすむ二児の母でもあります。日本がバブルのころに学生時代を過ごし、卒業して就職。そこで主人と出会い、主人の仕事の関係でドイツのハンブルグで4年間本当に楽しく過ごしました。ところが、主人が家業を継ぐことになり、島根の田舎で赤ちゃんと二人の生活をすることになりました。その生活が楽しくなく、めそめそしている生活を卒業したいと思い、物語を作り始めました。さらに、作品を人に見てもらいたくなり、岩井俊二監督に見てもらいました。

厳しいコメントでへこむこともありましたが、面白さに目覚めた私はそのコメントにくらいつき、プロの脚本家をめざしました。それから9年。脚本家と家庭生活を今も両立させています。

 父の謎

 私の父は小学校の教師をしていました。父は、変わった人で、あの人が小学校の教師かと思えるほど、大人としても父としてもダメな人でした。そんな父が、教師としては優れていて、子どもにも保護者にも慕われていたのです。私には、そこが父の謎でした。

 父は、急に学校に行かなくなり、長い時には三か月も休みました。家でごろごろ寝ころんで酒ばかり呑んでいるのです。そんな父にもかかわらず、子どもも保護者も学校に戻ってほしいと望み、退職し10年たっても挨拶に保護者や子どもたちが家に来るのです。

 父が担任すると、子どもたちが生き生きしだし、日を輝かせるのです。他の先生が父に方法を尋ねても、何を言っているかさっぱりわからない。まるで長嶋茂雄のようなのです。父の教え子がしっかり手を挙げているのを見て、どうしたらいいかと尋ねたら、「小指を見せて」といえばよいといったそうです。しかし、他の人が同じことをしても、うまくはいきません。そこまでいくには、その前に父と子どもたちとの間に何かあったはずです。父は、「担任して3日以内に子どもの声と顔を覚えないと、1年間ぐだぐだになる。」といっていました。それには、相当の努力があったはずです。その父の理想と現実に無理が生じ、学校に行かなくなるということも起きたのでしょう。

私の場合、お客は初めから見るつもりですから集中してくださるし、美男美女を配置したりするなど、さまぎまな工夫もできます。それに対して、子どもは集中したいとも思っていませんし、まして勉強ですから、父も含め先生は優れたエンタテイナーだと思います。

 「その町のこども」が父に受けたわけ

 父は、水戸黄門のような筋がはっきりしたものしか見ない人でした。その父が、私が2010年に作った「その町の子ども」という阪神淡路大震災を題材にした作品に反応し、DVDを何回も見るのです。どうして父にヒットしたのか、理由がわからなかったのです。森山未来さんと佐藤江梨子さん演じる二人が、1月16日夕方に新神戸駅で出会い、街を歩きながらお話しするというものです。ドキュメンタリーのカメラマンが撮影し、二人にはセリフが聞こえにくくてもいいから、自分本人でいてほしいといいました。父も、生の子どもを相手にしていましたから、この作品を芝居っぽくせず生っぼいものにしたところに、響くものがあったのではないかと思います。

 人の生きる力になる作品を作りたい

 父もそうであったように、私も人の役に立つ・人の生きる力になる作品を作りたいと思っています。まず、そんな力がドラマにあるのかということですが、2007年「天然コケッコー」を見て、風邪をひいていたけれど体調がよくなったという人が何人もいました。その時、ゆったりとした作品は2時間見ることで体調にも影響すると確信したのです。これは逆に怖いことでもあります。どんな作品が人に生きる力につながるかはとても難しいことだからです。太っている人に、「太っていないよ」といえば、太っている人を悪くいうことにもなります。傷つけることにもなります。

 カーネーションという1回15分、40時間の作品を作るときに考えたのは、正直な作り方をしようということです。そのことで感じが悪くなっても、視聴者に怒られてもそうしようと思いました。理由があったわけでなく、直感的にそう思いました。不自然な解決に向かうと淋しいし、へんに変わると裏切られたと思うし、嘘に触れると傷つくものです。広告もそうですし、政治家の話もそうです。ですから、自分が作るときは正直でありたいと思ったのです。立派でなくても嘘をつかない作品にしたかったのです。

 上手な整体師はツボから少しずれたところを押すそうです。そうすると、患者のほうが体を動かして、整体師の指をツボに持っていくそうです。作品で自分の考えを視聴者に届けるときも、相手が取りに来て下さるようなものにすることが、生きる力になる作品だと思います。カーネーションがどうだったかは分かりませんが、輝いたスタッフの姿を見られたことは自信になりました。

 父は、最後に障害児学級を担任して退職しました。最後にもった肢体不自由児のユー君のお母さんが、「この子が障害を持ったお蔭で家族が一つになれた。だから、障害を持てて良かった」といわれたといいます。そのユー君が少し歩けるようになり、卒業式では父が名前を呼び、ユー君が証書を取りにいったそうです。父は、淡々と言ったがそこに美しいものを感じました。作品は自分が作れる準備ができたとき、向こうからやってくるように思います。

これで、終わります。
 







死んだくらいで暗くなってる気がしない。




立派でなくても嘘をつかない作品にしたかった。




作品は自分が作れる準備ができたとき、向こうからやってくる。
by ayu_cafe | 2013-05-15 08:08 | 花と樹と庭のこと | Trackback | Comments(0)

melencolia. ボルティモア モーテル

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美しい 陰影の
暮れる空 泳ぐ流線型

黒いボディ 鏡面に
映る 雲の海原

不吉な月が昇るけど
そのことに意味などない



ボルテモア モーテルを
出てから5時間半

ヘッドライト 輝度を上げる
漆黒の荒野の道

不運なことが続くけど
そのことに意味などない









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アメリカの地名にモーテルを
つけた曲をつくりたいと思って
ずっと考えていた。


ネバダモーテル
アリゾナモーテル
オクラホマモーテル

イリノイモーテル
ニューメキシコモーテル
ネブラスカモーテル。。


何がいいか、通勤の行き帰りや
打ち合わせの行き帰り
考えていて、
ふと、ボルティモアに、しようと
思いついた。



ボルティモアと言えば、
大好きなうたの出だしだ。


こんなうた。




Got a wife and kids in Baltimore, Jack   ボルティモアに妻と子供がいる
I went out for a ride   (ある日)車で出かけて
and I never went back   そして二度と戻らなかった
Like a river   河の流れのように
that don't know where it's flowing   どこを流れているのかも判らず
I took a wrong turn   俺は方向を間違えながらも
and I just kept going   ただ進み続けたんだ

(CHORUS)
Everybody's got a hungry heart   みんな飢えた心を持っている
Everybody's got a hungry heart   誰もが満たされない心を持っている
Lay down your money   自分の金を貯めて
and you play your part   自分の役割を演じてはいても
Everybody's got a hungry heart   みんな満たされない心を持っている





スプリングスティーンの
ハングリーハート。



村上春樹さんの
ダンスダンスダンスの中で
この曲がかかる。

ホノルルのダウンタウンの
クルマの中で主人公がラジオを聞いている。

曲が終わりDJが、この曲はいい曲だ、と言って
主人公がその意見に同意する。




高校のときはじめて聞いて


ボルティモアに妻と子供がいる


という歌い出しは、なんて素敵な歌い出しだろうと思い、
いまでも憧れ続けている。





地名には、ありったけの情緒があるけれど、
とりわけアメリカの地名は音楽と砂埃にまみれている。


チャックベリーのルート66という歌には
アメリカの地名がたくさんでてくる。


ロックやソウルやブルースを好きなひとが
アメリカに行ったら
人ごとでない懐かしさがあるだろうな。





ちなみに、きれいな黒いボディ色というのは、
正確には黒ではなく、透明だ。

陰影豊かな薄暮の雲の下に置くと
その中に溶け込んで、
雲の海原を泳いでいるように見える。
by ayu_cafe | 2013-05-14 00:27 | Trackback | Comments(0)

ミーアキャット。

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by ayu_cafe | 2013-05-10 00:47 | ayuCafeねこものまねshow | Trackback | Comments(0)