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桜湯。

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by ayu_cafe | 2015-03-29 18:18 | Trackback | Comments(0)

さくらのあわい白に きみが透きとおってしまう

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note:

一緒に住んでいたひとが
引っ越してしまった、といううた。

震災の年にできた。

“窓辺に姿はなく、あふれる花びらだけ”

と書いたから、たぶん
この家は桜の木のとても近くの家なのかも。

いや、でも、春の引っ越しの
すべての空き部屋には、さくらがあふれている
ような気がする。


さくらのあわい白に
きみがすきとおってしまう

というフレーズが書けてうれしい。

これからは、さくらは何色?と聞かれたら、
ひとが透きとおってしまうあわい白、
と答えられる。

ま、聞かれないけど。







lyric:

さくらのあわい白に
きみがすきとおってしまう

ゆびさき あわく 白く
笑顔も あわく 白く

窓辺にすがたはなく
あふれる花びらだけ

そんなに 急がなくても
いいのに 急がなくても

だけど 終ってしまう
だけど すきとおってく



ちいさなほそい島を
さくらが北上する

甘い冬のすべてを
きれいに消し去るよに

そして激しい季節の
幕を開けるように

そんなに 急がなくても
いいのに 急がなくても

















by ayu_cafe | 2015-03-29 17:42 | メランコリア | Trackback | Comments(0)

ラナンキュラス。

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by ayu_cafe | 2015-03-19 23:15 | Trackback | Comments(2)

「過去から訪れる君の愛情」

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最高の離婚、光生の手紙。



川沿いの道を今日も歩きます。

不思議と一人になった気がしません。
まだまだ僕は毎日を
君の記憶と共に暮らしています。

君と結婚して知ったことがあります。
洗面台に並んだ歯ブラシ。
ベッドの中でぶつかる足。
いつの間にか消えてる冷蔵庫のプリン。

恋がいつしか日常に変わること。
日常が喜びに変わること。
もう1人の父親、もう1人の母親。
もう一つの故郷。
故郷から届くみかん箱の中の白菜。

日常が奏でる音楽。
日常を伝え合うことの物語。

ここにはまだそれが転がっています。
部屋の隅に、電球の裏に、
カーテンの隙間にくっついたまま、
僕は今も、毎日のように
過去から訪れる君の愛情を
受け取っています。

川沿いの道を今日も歩きます。

一人ずつ二人で生きていたこと。
僕の中に住んでいる君。
君の中に迷い込んだ僕。

不思議と一人になった気がしません。
いつかまた そう思うことの愚かさを
思いながら、それでも思います。

夜中の散歩をして、じゃんけんして、
食べて笑って手をつないで、
焼き芋ほおばりながら
また同じことを話すんです。

僕たち一緒にいると楽しいよね?
一緒に年を取りませんか?
結婚してくれませんか?

2014年2月8日
目黒川沿いの古いマンションで
2匹の猫と共に
春の訪れを待っています。








by ayu_cafe | 2015-03-16 10:19 | Trackback | Comments(0)

パンのドア。

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今日一日家のそうじをとめどなくして
夕方、近所のChigaya bake&coffeeへ。


コーヒーのストロングを
丁寧に入れてもらって
リベイクしたパンをひとつ
いただいた。


上手にリベイクされたパンには
いつも驚く。

もちもちとふわふわの中間のなにかを、
ふくらんだ菌の繊維にそって裂いて
湯気の出てるそれを
はふはふと食べる。

天然酵母で丁寧に作られ、
上手にリベイクされた
パンってこんなに
美味しいものか。

ここは、お惣菜パン屋さんではなく
パンの美味しさがわかるパン屋さん。

パンのドアが開いてしまう。


しかし、指で裂いた
もちもちふあふあはふはふの
あれ。
思い出すと勇気まで出る。








by ayu_cafe | 2015-03-15 22:01 | Trackback | Comments(0)

ロルカ

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note:

「指先が冷えたけど もう大丈夫」
というのは、この季節に亡くなったひとの
手をお見舞いに行くたびにさすって
あたためていたのだけれど、
亡くなって触ってみると
手に負えないくらい冷えていたので、
うたのなかで、大丈夫、とした。

うたは、救いでもないし、理想でもない。
中和するもの。

厳しさは続いてゆくもので、
苦々しさは、増してゆくもの。

うたは、その肌寒い場所の片隅で
ぽつりと咲く早春の花のようなものかも。


ソフィアコッポラのサムホエアの
ホテルのひとみたいに
もっと不器用に気持ちだけで歌えればよかった。
さらに年を重ねればできるかもしれない。


「ものがたりめくるよな 甘い雨の音」というフレーズと
「春だというのに 寒いから」というフレーズが書けてうれしい。


写真はセビリアで撮った夕暮れの雲。







lyric:


ロルカ ロルカ
帰ろうか
もう陽も暮れて
寒いから

ロルカ ロルカ
ねむろうか
あったかくして
ねむろうか

指先が冷えたけど
もう大丈夫


ロルカ ロルカ
うたおうか
やさしい声で
子守歌

やわらかタオル
うずまって
思い浮かべる
好きなこと

ものがたりめくるよな
甘い雨の音


ロルカ ロルカ
帰ろうか
春だというのに
寒いから











by ayu_cafe | 2015-03-15 21:19 | メランコリア | Trackback | Comments(0)

休日前にミモザを買って帰る。

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リフレッシュ休暇に
入る前の金曜日。

花屋さんにミモザが入って
いたので買って帰った。

花屋さんと話したら
ラナンキュラスは
今月いっぱいとのことなので
休み開けに買おう。
by ayu_cafe | 2015-03-07 11:43 | Trackback | Comments(0)

表現は、孤独のまま同志を得るもの。

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詩の好きなバーのマスター、
bar bossaの林さんの文章を読んで
思った。

表現とはその才能に
憧れるのものではなくて、

孤独が孤独のままつながるもの。

孤独のまま同志を得るもの。
by ayu_cafe | 2015-03-07 08:18 | Trackback | Comments(0)

ルイスバラガンのピンクの紙切れ。

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ルイスバラガンが、
最晩年、死ぬまでベッドで
ピンクの紙切れを触っていた、
という話がすごく好き。

最後まで大事にしていたのは、
未練でも、後悔でも、思い出、
でもなくて、
土着的で鮮やかで
希望がみなぎるピンクだった。
by ayu_cafe | 2015-03-06 10:06 | Trackback | Comments(0)

「でもな、最終的に勝つのは 負けながら前に進む奴だからな。」

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問題のあるレストラン 第8話
by ayu_cafe | 2015-03-06 08:02 | Trackback | Comments(6)