衝動そのもの。 *凄い。モテキ TV版 第六話「ロックンロールは鳴り止まない」*
たった今、終わった
モテキ TV版 第六話 「ロックンロールは鳴り止まない」
が凄すぎる。
わたしは、モテキがはじまるってきいたとき、
ここで
主題歌は、かまってちゃんにならないかな。
あ、いつかちゃんのカラオケのところは、
ぜひ、さしかえせず、
ゴイステの「銀河鉄道の夜」でやって欲しいなあ。
って言ってたんだけど、
今日の回で、いつかちゃんのカラオケのところがで出てきて、
いつかちゃん役の満島ひかりさんが、
神聖かまってちゃんの「ロックンロールは鳴り止まない」を
絶唱してた。
なんていう同時代のリアルとシンクロ。
カラオケ屋のモニーター画面に映る歌詞の
「最近の曲なんかもう、クソみたいな曲だらけさ」
にカメラのピンが合うところも最高。
そういえば、主人公のフジに、
決定的なトラウマをうえつける小宮山夏樹から、
メールが来て、森山未来さんが、うれしくて踊り出すときかかる曲、
Perfumeのbaby cruising loveだし。
うー、これは、おれのためのドラマか。。
(↑自己中心型)
マンガでもそうだけど、
この作品は、見ていて、うわわっ、って
こんなことおきちゃって、どうしようって、
いすにすわっていられなくなる。
夜中に恥ずかしいこと思い出して、
飛び起きる感じみたいに。。
このリアリティ、っていうか、
生もの、っていうか、
ロックンロールみたいな
衝動そのもの
のこの作品っていったいなんなんだ。
なんか、画面から、麻薬物質とか、出てるのか。。
そういえば、いつかちゃんが、「なんか」って
よくいうところ、すごくよかった。
そして、リリーフランキーさんの墨さんが、
いつかちゃんに、
「よくがんばったね」
っていうところで、思わず、うるっときた。
なんなんだおれ。
たぶん手持ちの一眼?のカメラの
シーンがたくさん続いて、
最後に、バッチーンと、決まった素晴らしい構図の真ん中を
フジが、自転車で駆け下りていくシーンで、
もういちど、
「ロックンロールは鳴り止まない」の
あの世にも美しいイントロがはじまる。
最高なんですけど、大根さん!
そう、その生生しさ!認めたく無い生々しさ。すごく素直な作品。。。
森山未来さんの人選は最高に適役!そっくりです☆
ドラマ、もう6話目なんですかー!見たいけどドキドキ。。
しかし男心のわからない私には勉強になるのかもしれません。ね。
女性キャラの内面の描き方です。
これは、ちょっと読むとすぐに圧倒されます。
で、もしかして、ってうすうす思います。
そう、作者の久保ミツロウさん、って女性なんです。
わたしも、生っぽいだけのものって
けっこう苦手なんですけど、これに感服するのって
なんでだろう。
なにか純真さのようなものが、底に流れてる
からかな。。
生といってもドロドロじゃない。
だいたい手と手をつなぐところを
ハイライトにもってくる作品って。。笑
それじゃayuさんの感じる純真さのようなものは少女漫画に通じるものがあるのかもしれませんね。
びっくりしたんですけどね。。
少女漫画、そうかもしれませんねー。
純真ってときに、こわいときもあったり、
エゴイスティックなときもあったり、
で、とてもひかれるんですよね。。