中川敬の声が聞きたくなる。
「うるさかったかな、おばあちゃんごめんね、
なんかいるもんあったら、こんどもってくるし。」
「そんなもんいらんけど、あんたら、明日も来て。
まいにち、あんたらのうた、聞きたい。」
「そのおっちゃん、おれの腕をぶわー揺らして、
ええなあ、楽団ってええなあ、って
目に涙ためながら言うたんですよね。
その瞬間なんかね一気に緊張感とれて、
これは、やったら、ええんちゃうかな、
という気持ちになれてね。」
これね、あの時、あの場所で
うたをうたうとしたら、どんな曲を
つくれるか、考えると、
あらためて、この曲は、すごいなと思いますね。
↑の映像で、中川さんは、
明るい場をつくりたいだけやから、
ってさらっと言っているけど、
これは、もっともハードな闘いで、
もっともロックだな、なんて思います。
命で笑え。
すごい歌詞です。
でも、あたしらの歌やねん!
なんて、うたも幸せでしょうね。