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その時、すぐにわからなくても。*石田さんちの大家族を観て*

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妻が観ていると、ついつい観てしまうTV番組が、
たまにやっている「石田さんちの大家族」。

この大家族は、他の大家族と一線を画している。

部屋はとっちらかってるものの、
お父さんとお母さんに、なぜか品性のようなものを
感じずにはいられない。

大家族だから、普段は大騒ぎだし、
みんな勝手なことをしてるし、
お母さんもよくさけんでる。

にぎやか。というか
バイタリティ。。


先日の放送の回で、反抗期の娘がキレる場面があった。
台所で、ヨーグルトを床にたたきつけて、
冷蔵庫のドアを開けてどこかに行ってしまう。

他の兄弟たちはしんとする。

しばらくして、お母さんは、台所の床をぞうきんでふく。

ふだん、容赦なく子供達に叫ぶお母さんのこの時のセリフがすごい。


ちょっと笑ってひとりごとみたいに、
ぞうきんで床をふきながら、

「こんな時でないと、きれいにしないから」



なんか、でかい。




全部観ているわけではないのでわからないけど、
このお母さん、あんまり執拗に子供をしからない。
あまやかしてるのとちょっとちがう。
ふだんは、いろいろ言ってる。



この回で、お母さんの過去が語られる。
お母さんは、自分のお母さんがすごく忙しくて、
子供の頃、ほとんどわがままが言えなかった。
言ったら悪いと思ってた。

だから、自分の家庭は、自分の子供達が、
世の中で唯一、わがままが言える場所にしよう、
と思った。


これは、観ないとわかりづらいけど、
甘やかしているのとはほんとにちがう。
でも、ヒステリックに自分の怒りにまかせて、
怒鳴り続けたりもしない。




********************



そういえば、


うちの母も叔母も、料理をきちんとつくる。
というか多すぎるほどつくる。
叔母が孫達の運動会のときにつくって
もっていくお弁当はとても豪勢。


母も叔母も、子供の頃、ずっと食べ物に関しては質素だった。
祖父は模様絵師だったけど、終戦後、
絵の仕事がそんなにあるはずもなく、祖母は病気でよく伏せていた。
だからいまだにふたりとも、自分達は、
塩っぱいつけもので、ごはんをかきこむのが好き。


叔母は、自分の運動会のとき、
よその家が家族で、豪勢なお弁当をひろげている時、
両親も来ないし、おにぎりくらいしかなかったので、
すみっこの方でブランコをこいで時間をつぶしてた。

だから、子供達や、孫達には、
とびきり豪勢なお弁当をつくってもっていく。




********************




正しい育て方、正しい親子、正しい家庭
っていうのはどこかにあるのかもしれない。
でも、まあ、それはそれで置いといて、

石田さんちの娘さんにも、
叔母の孫達にも、

でっかい愛情が伝わってると思う。
その時、すぐにわからなくても。
by ayu_cafe | 2010-01-18 01:39 | ayuCafe TV Bar | Trackback | Comments(2)
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Commented by トミミン at 2010-01-18 01:54 x
ayuさんの意見に賛成です!
わたしもテレビの大家族ものでは「石田さんち」を唯一、楽しみに観ています。
石田さんちはお父さんもお母さんもなんかいいんですよね。
子供たちひとりひとりに愛情が行き届いていて、観ていると、家族っていいなぁーと思わせてくれますよね。
わたしは子供に恵まれませんでしたが、子供のいる家庭をうらやましいと思ったことないんです。
だけど、石田さんちを観ると、子供もいいなぁって思うんですよね。
あのお父さんとお母さんは、偉大です!
Commented by ayu_cafe at 2010-01-19 00:22
トミミンさん、うん、いいんですよね、
なんかウイットがある、っていうか。。
基本的になんかぶっとい。。
わたしも子供はいませんが、
子供もいいなあ、家族っていいなあ、と思います。
あの番組、なにかとんでもないものを
そして、とてもベーシックなものを
伝えてるのかもしれません。。