心配して、のぞきにきている。
施設にいる祖母に会いにいくときは、
いなかのいえの祖母の部屋に泊まる。
あたたかい冬の日だまりで、
いなかのいえの、祖母が可愛がった植物が、
障子の向こうで揺れる。
まるで、誰かいるみたいに。
祖母のことを心配して
のぞきにきているみたいに。
ただ黙っているひきだし。
(長くあるものってほっとする)
おぶつだん、って好き。
小さなころ、ここで暮らしてたときは、
朝晩、毎食事ごとに、おぶつだんに
水やごはんをおそなえする当番だった。
いまも、叔母も母も花を絶やさない。
花を絶やさないことくらい、
引き継ごうとおもってる。
冬の澄んだ空気にくっきりと冷えたヤツ(八ヶ岳)。
冬の山はほんとうにきれい。
ここをはなれて大人になって
はじめて気がついた。
冬の澄んだ空気にくっきりと冷えた富士。
本当にお祖母様を見守っているかのようです。
お仏壇の白菊が見事に咲き誇っていますね!
お花を絶やさない暮らしって、毎日を大切に生きている証だと思います。
見習いたいです。
色でもなく、花でもなく、草木の枝葉の美しさ、落ち着きます。
障子って、いいなあ、とおもったんです。
影絵みたいですよね。
もしかしたら、影絵って、障子の向こうで
生きている世界なのかもしれません。。
お花を絶やさない生活、わたしも見習いたいです。
価値基準が、仕事とか人間関係とか自分とかだけだと、
けっこうきつくなることが多くて、そこに、
花、植物、っていう価値基準もあると、
だいぶ楽になるんですよね、わたしの場合。。