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大きな命の流れの中で生かされている。

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TMさんにいただいたコメント。

「四季のある場所で植物を眺めていると、
生命のサイクルのようなものがよくわかります。
花を育てていると、満開の瞬間を楽しめるだけでなく
そういう命の流れのようなものを鮮明に感じられるのでしょうね。
流れのいい庭。
手をかけることで、その流れに触れているような。
そういう感触から離れてしまわない方がきっといいのでしょうね。」


わたしの返信。

「いのちの流れ、か。。
ほんとそうですね。
おそらく、ふつうに生きてるだけでも
いのちの流れの中にいる。
近しい人の、想いや存在も、
その流れのひとつ。
その流れの中で、われわれは、生かされている。

庭は、植物は、そういうことを、
手もとで、直にわからせてくれる。

命の流れ、サイクル、命の呼吸のようなものに
触れる。
だから、元気が出るのか。」




われわれの一生というサイクル、
あるいは、浮き沈む日々のサイクル、
あるいは、思い合うこころに触れたり、
脈打つ芸術作品に感化されるサイクル、

それも、芽吹き、咲き、枯れ、また芽吹く、
庭のサイクルと同じ。
同じ命の流れ。


よく足もとの小さな花にも。。なんていうけど、たぶん、ちがう。
その足ともの植物たちが体現するものこそが、
本来の命の流れ。

命が流れる大きな宇宙は、その足下にある。

だからそれに触れているとほっとして元気がでる。

ぐったりとする日々の中で、両親の庭仕事を少し手伝うだけで
なんと救われることか。


すべての植物は、たぶん、わたしのお師匠様で、
わたしは、未熟な見習いなんだろう。

大きな命の流れを感じながら、
ひとつの植物みたいに、貪欲に清冽に生きればいいんだ、と思う。
by ayu_cafe | 2011-05-01 00:26 | Trackback | Comments(0)