*土をつくる 4* つたがつかまる場所をつくる。
菜園の土をつくる。その4回目。
前回は、
EM菌でじっくり活性化させた肥料をうねの層に積み、
ようやっと土をかぶせました。
こんな感じ。
もうこの何層にもなっている土の中、非常に充実した何かが
蠢いているような気がしてなりません。
このうねを少し耕し、
このような滋養液をふたたび、
さらにまたEM菌も。
(帽子は、父の作業帽子。家族みんなで行った、
ブエナビスタソシアルクラブ、東京フォーラム公演で買ったもの。
あの時のオーマラ・ポルトゥオンド、凄かった。。)
じょうろの水に薄めて、土にかけます。
このあと、うねに防虫ビニールをかけます。
このビニールをかけたまま、苗のぶんだけ穴をあけて
そのまま野菜を育てます。
土から虫があがってこないように。
さらに、ビニールをかぶせることによって
水蒸気がたまり、水をひんぱんにやらなくてもすむそうです。
周囲は土をかぶせるんですが、
溝をほって、そこにビニールの端を埋めて行く感じ。
この溝がまた、ちょっと職人の仕事っぽく
きれいに掘られていきます。
そして土をかけて。。
完成。なにか、なんでもないようだけど、
美しい。(宗教的。。)
さ、つたをはわせる網と、網を載せるポールを
組んでいきます。
ぐいっとかなり力を入れて、ビニールをかけたうねの深くに
ポールを埋め込みます。
(その瞬間がなかなか撮れない。)
(野武士風。。)
※ちなみに、わたしは、見てるだけではなく
隣で同じ作業をしています。
逐一手袋をとってカメラで記録もするという状況です。。
(しかし、この土に突き刺すときのやわらかな充実した
土の感触。。。)
クロスさせ、真ん中に一本。
物置のとなりのうねには、物置の壁から網をつるします。
そのためのフックがさりげなく物置の壁につけられています。
下には、L字型の留め具が。
下の留め具はうねの真ん中に置き、
網がうねに斜めにかぶさるようになります。
こちらのうねは、真ん中にポールをさし、
両側にポールのついた網をほぼ直角にくくりつけ
屋根におきます。(説明不十分)
ようするに、こういうことです。
ちなみに、この時のポールとポールの
しばりかたも、きりりとしています。
やはり、仕事の結び目は美しくないと。。
真ん中のうねも同様に、
屋根に、ポールのついた網を置き、
うねの上に組んだポールで受け止めます。
完成。
ちょっとだけ、時間を早回しして、
今日の様子を一枚。
生命は、獰猛で容赦ないです。
生きる、ということしか考えてない、ように見えます。
次回は、苗を植えます。
でもこうやって作った野菜は、ほんとにおいしいんだろうね。
トマトときゅうり、氷水で冷やして、パリポリたべたらおいしいに違いないね。
でも、こうやってやった土を放射能物質ふらして、汚染された農家はたまらないね。。。。。
表土を削るとどのくらいの汚染が防げるのかわからないから、
表土を削りましたって案内しても、なかなか東北関東の野菜はこれからも苦戦するだろうね。。。
こういう感じが、そもそも
当たり前なんだろうね。
手伝っていると本来のことを
してる安心感のようなものを
感じるよ。なのであまり大変
とは思わなくてむしろ面白い。
放射能はもはや関東でも
どこが安全とは言えない
状況だね。
自分で調べて管理して、
それぞれ判断していくしかない。
こんなとき足元の土の仕事って
冷静でじっくりとした気持ちに
なるんだよね。
我が家のゴーヤもアサガオも、まだまだ膝丈ですが、
これは季節のせいでなく土のせいか!?
お父さんとayuさんの丁寧な作業のおかげで、
涼しげな夏になりそうですね。
大介さんの日記をみてると
日本って長い、と思いますね。
もともとの土壌によってもちがうし。。
いちがいに、日本は、野菜は、
とひとことでは言えないですよね。
もっとじっくりと各々なものですよね。。