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光の匂い。

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クマは新しい場所でバスを降りた。
そこでは光に匂いがした。
光の匂いの中に
クマが書きたい詩とメロディがあった。
空気は噛み付くように冷たく、
世界はあらゆる悲しみで
美しく磨きあげられていた。
クマは光の匂いのする方に歩きだした。



by ayu_cafe | 2017-01-01 11:19 | Trackback | Comments(0)