海のように、空のように。
毎朝、母は早く起きて、庭の手入れをする。
そして、庭の咲いたばかりの、青々とした花をいくつかもって
二階にゆっくりあがってくる。
私は、早朝、うとうととしながら、
母が階段をあがってくるのに気づくときもあるし、
気づかないときもある。
私は帰りが遅いことが多いので、
あまり父、母と話をしない。
朝、ねぼけまなこで、ぼーっとテーブルのところに座る。
たいてい状況はへなちょこで、気分もへなちょこ。
かたわらには、母が生けてくれた庭の新しい花が
清涼な光をたたえて咲いている。
まるで、海のように、空のように。
ほんとに海みたいな、空みたいなアジサイの青だね。
庭のアジサイが咲くのを
今か今かと待ってますよ、わたし。
素敵なお母さんだ。
私もそんな風に、なりたいな。
ayuさんのお母さんみたいに
ここからそこまで全部、ぐらいの勢いで
ガラスを買えるような。
今年も新百合の季節です。
まさか本当にタイトルでお使いいただくとは!
って私が考えたわけじゃないんですけどね、このフレーズ。でも、ニヤリ、です。
お母様が活けられた二種類のアジサイ、花の色味、質感の違いが、絶妙ですね。
上のアジサイは、ふんわりと白い雲が空に溶け込んでいるようで、下のアジサイは、海の波が泡を立てて打ち寄せているみたいで、本当に「海のように、空のように」です。
ayuさんにお会いしてお話したいことテンコ盛りです。帰宅部、いつにしましょうか…。
そうか、まだなんですね、北海道は。
季節の時差がありますよね。
なにか、現状がみんな同じではない、
という事実って素敵な気がします。
家では花とガラスに囲まれて、外ではビシッと仕事して、
毎朝早起きでお弁当つくってくれるお母さんも
そうとう素敵だと思います。。
ここからここまで、やってましたね(笑)
でも、おもいきりのよさって大事ですよね。
さきさんと、明月院と、わたしの共作です(笑)
思うに、私の日々の仕事もそうなんですけど、
たまたまなにかの偶然で出くわしたひとに、
影響され、小さな化学反応みたいなことが
起きて、自分だけでは思いもしないものが
できる、ってすごくいいな、と思ってます。
花に海と空を見てしまう日本の感性はすごいですね。
明月院という名前もしかり。
自然観、宇宙観の文化なんでしょうね、日本って。
テンコ盛り、ですか! きゃーっ、うれしいです!
帰宅部、毎日帰宅しながら、
楽しみにしてます(笑)