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2010年 11月 29日 ( 1 )

冬じゅう畑に放っておかれたカボチャの気分よ。

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日曜日、近くのショッピングモールへ

母と妻と行った。

母は、怪我後、あまりでかけてなかったので、誘った。


みんなで、モールの中にある、指圧をやってもらう、

と言ったけど、母は、それより、久しぶりにお店をたくさん見たい

と言うので、妻と私で、指圧に行った。



指圧にはたまに行くけど、

わたしは、よく、指圧するひとに、肩甲骨がみつからない、

みつかっても、指がなかなか入らないと言われる。


自分ではあまり気づかない。



ただ、今年は、10月までまれにみるハードな仕事にとりくんでいたので、

それが終わったら、一回、倒れよう、と思っていた。

胃にポリープもあることだし。。



でも、組織改善の仕事がはじまり、

毎日終電で、もっとハードになってしまった。

いまも継続中で、なるほど、肩甲骨が見つけづらくなるのも

無理はない。。などと、ひそかに納得。





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指圧の隣に、新しくハワイのお店ができていて、

フードスタンドもあって、指圧後、妻と、ちょっとのぞく。


あ、ロコモコある、スパムむすびも、あ、マラサダもあるよ、


と、一度ハワイに行っただけなのに、知ったかぶり。。


マラサダは、ハワイに渡ったポルトガル人によるふわりした

甘いパン。



テイクアウトする。


一階の両親たちにふたつ。

二階のわれわれにふたつ。

ブラウンシュガーとシナモンをふたつづつ。


一番の番号札でお待ちください。


と言われて渡されたのは、貝殻の番号札だった。





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ホカホカのマラサダを持って、

母と待ち合わせのタリーズコーヒーへ。

母は、本屋さんで、ターシャテューダーさんの新刊を買って、

それを読んでいた。


ぜんぜん、まだまだ見きれなくて


と母が言うので、見て来ていいよ、と言って、

途中で、別れた妻にも、

ゆっくり見てていいよ、とメールする。



ロイヤルミルクティーを飲みながら、

ターシャの本をめくる。




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これは、ターシャさんの最期までの言葉を載せた本。



この帯のフレーズも、いい。


でも、不満はないわ。今は今で幸せだから。







本の最後のページの方になってくると、

どんどん緊張してくる。ああ、最期かと思う。


でも、ターシャさん、こんな調子。



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だれかに支えてもらわないと、

どこにも行けなくなっちゃったわ。

足がマカロニみたいなの。


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今の気分?

冬じゅう畑に放っておかれたカボチャの気分よ。


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わたしは、別に園芸が特に好きなわけではなく

こんなターシャさんの豊かさと余裕と強さが好きなんだ、

その精神性のあらわれとしての彼女の庭が好きなんだ、

と思った。





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ロイヤルミルクティーを飲んで、母と妻を待ちながら、

ふと思った。



いま、ここで、こうしていられるのは、

長いハードな時間を過ごしてきたからだ。

ふらりと来て、ふらりとお茶をしているわけではなかった。


そういう意味では、

たいしてとりえのないわたしが、従事できる仕事があってよかった。


悩むことのできる、苦しむことのできる、

それをきっかけに成長することのできる仕事があってよかった。

そういう、日々があってよかった。


その果てに、こんな、森の中でぽっかりと急にひらけた

草原みたいな時間が、ごほうびみたいに、もたらされる。




母と妻をのんびり待ちながら、

そんなことを思った。







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by ayu_cafe | 2010-11-29 08:46 | かぞくのこと | Trackback | Comments(0)