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目を閉じてその音を聞く。

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真夜中の病院で女の子は目を覚ました。でも目は閉じていた。長い廊下をメンデルスゾーンを口ずさみながらキツネがやって来た。キツネは花瓶の水を換え新しいすずらんを生けた。女の子は目を閉じながら、その音を聞いていた。幸せな気持ちになった。キツネはしばらくそばにいた。女の子は深く眠った。

by ayu_cafe | 2018-04-19 23:37 | Trackback | Comments(0)

ライブ、定員間近です。

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4月28日の庭のお茶会とライブ、ありがたいことにお席うまりつつあります。ふだん庭の光を浴びてできたうたを庭の光を浴びたあとに聴いていただきます。よい香りのすずらんのおみやげ付き。いつものようにミニ冊子もご用意。今回の冊子はかなり良いのかもです。こっそりお出かけください。


by ayu_cafe | 2018-04-19 20:05 | Trackback | Comments(0)

コトリと花を。

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晴れた日、キツネは思った。あのひとから少しずつ自由になれてきたな。キツネはざわつくこころの奥の部屋に、ちいさな花を、コトリと置いていた。こころがざわつくと、その奥の部屋に戻って、椅子に座って花を眺めた。水を取り替え、少しずつ花も入れ替えた。ちいさな花はキツネの教会だった。

by ayu_cafe | 2018-04-19 10:59 | Trackback | Comments(0)

たぎる生の実感。

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クマは思った。芽吹きを待つ冬は幸福だ。春の庭に花が咲くということはまもなく花が終わるということだ。だから春の庭は死の予感に満ちている。死の予感に満ちた庭で感じるのは、たぎる生の実感だ。死に近いものほど艶めかしい。庭は死のそばの艶めかしい音楽。ぼくもそんな音楽や写真をつくりたい。

by ayu_cafe | 2018-04-18 23:31 | Trackback | Comments(0)

送り先のことを想像する。

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本のご注文をいただき、丁寧につくって、お手紙を書いてお送りしている。東北へ、関西へ、中国地方へ。どんなところなんだろうと想像しながら。ちがやさん、パンが売り切れたから、パン売るとこに本、置いてくれてた。そばにあるだけで嬉しい本です、って。みんなが自分の本をつくったら素敵だろうな。

by ayu_cafe | 2018-04-17 23:57 | Trackback | Comments(0)

明日はなんの花を。

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明日はなんの花を父の病院に持って行こうかな🕊

by ayu_cafe | 2018-04-17 11:02 | Trackback | Comments(0)

木の根元に。

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おれは誰かに認めて欲しかった。キツネは思った。認められないとふてくされて殻を閉じた。誰であれ内容がなんであれ認められれば嬉しかった。否定されると落ち込んだ。自分に過保護だった。キツネは「自分」を木の根元に埋めた。身軽になった。身体に風が吹き抜けた。キツネは生きることに専念した。


by ayu_cafe | 2018-04-17 07:08 | Trackback | Comments(0)

おはよう、このひどい世界。さあ、今日は何を植えよう。

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風の強い日の晴れ間のすずらんと
木漏れ日でうたとPVをつくりました。

「おはよう、このひどい世界。さあ、今日は何を植えよう。 」


by ayu_cafe | 2018-04-15 22:23 | Trackback | Comments(0)

夢と準備。

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クマが子ぐまに言った。去年の秋に土を掘り返して落ち葉などを入れて球根やビオラをたくさん植えた。春のことを考えながら。笑われるくらいの夢を描く。そして毎日地道に準備する。死ぬまで。やることはそれだけ。

by ayu_cafe | 2018-04-15 20:27 | Trackback | Comments(0)

オーデマリーのように黙々と。

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子ぐまが聞いた。嫌われて否定されて、ぼくにはなにも無いように感じるよ。クマが答えた。たぶん君は君のプライドに取り組みすぎてる。君が取り組むべきは、目の前の課題と日常さ。課題に取り組み、美味しいものをつくり、部屋を磨き、花を飾る。黙々と咲くオーデマリーのように黙々と生きる。


by ayu_cafe | 2018-04-15 08:52 | Trackback | Comments(0)