ayuCafe

コタン小径

b0072051_07122705.jpg

パリの夜、タクシーから階段が見えた。モンマルトルの近く。ふとなつかしいと思った。その後山梨のいなかに帰った時、なつかしいと思わないわけない、とわかった。小さい頃から当たり前のようにあった、叔父が若い頃に描いたユトリロの模写。それを見て育った。翌年行ってみた。いや、帰った。

b0072051_07123975.jpg


# by ayu_cafe | 2018-08-03 07:12 | Trackback | Comments(0)

でもさ、ハッピーエンドの映画って。

b0072051_09034996.jpg

キツネは思った。よく晩年はとか死に方がとか憐れんで言う。でも幸せに死んでも結局残るのは美しい骨だけ。この生という話は死に向かうハッピーエンドではない話だ。でもさ、ハッピーエンドの映画ってしらけないか?結末なんてなんでもいい。世界が新しく輝くような、胸がつぶれるような恋を今しよう。


# by ayu_cafe | 2018-08-02 09:03 | Trackback | Comments(0)

この絶望のすべてで。

b0072051_23064819.jpg

モデルさんを撮るなら、善悪を越えたものを撮りたい。気安くわかりあえなくて、いきものの気配がして、無闇に生きよう、と思えるものを撮りたい。崇高で勝手で気高く狂おしい、いまここにしかない美しいいのちを撮りたい。なにも届かないこの絶望のすべてで。


# by ayu_cafe | 2018-07-31 22:55 | Trackback | Comments(0)

発送させていただきました。

b0072051_10455261.jpg

あまりない触れて眠れる美しい光の手作り本。melancolia storytelling 眠る前になでる本。光に透ける魔法付き。本日、ネットショップからオーダーいただいた全ての方に発送させていただきました。

大事にしてもらえますように。


# by ayu_cafe | 2018-07-31 10:45 | Trackback | Comments(0)

夜の桃の隣で。

b0072051_23290033.jpg

クマは最近、遅い夕飯後、夜の桃の隣で大好きな本屋さんで手に入れたカードを3枚引いてみる。そうゆうの全然知らないから勝手にお話しを考える。修道院のうたや紡ぎうたをうたいたくて、勝手につくってうたう。たぶん星座の物語も紡ぎうたも最初は誰かが勝手に考えただろうから。夜の桃の隣で。


# by ayu_cafe | 2018-07-30 23:28 | Trackback | Comments(0)

おれのおもちゃのバラの指輪は、なんのダメージも受けやしない。

b0072051_22194983.jpg

路地裏でキツネは運命に殴られていた。痣だらけの顔で運命に言った。あんたさ、おれを傷つけたつもり?おれの身体や人生がどんなにダメージを受けても、おれの海は、ねこは、ガゼボは、幻想は、桃の薫りは、大切な出会いは、おもちゃのバラの指輪は、なんのダメージも受けやしない。覚えときなよ。


# by ayu_cafe | 2018-07-30 22:18 | Trackback | Comments(0)

モデルさん撮影は偶発を普遍に変える行為。

b0072051_22111520.jpg

モデルさん撮影は、撮らせてもらうたびに新しい手ごたえや新しい世界やインスピレーションを得られる。ま、単にモデルさんが最高なだけなんだろうけど。撮影は偶発を普遍に変える行為。楽しくてしかたない。次の撮影までねこさまに付き合ってもらう。


# by ayu_cafe | 2018-07-30 22:11 | Trackback | Comments(0)

‪撮影でモデルさんのうつろな表情を捉えたい。‬

b0072051_22331286.jpg


# by ayu_cafe | 2018-07-29 22:33 | Trackback | Comments(0)

良くなろうとするところが好きだから。

b0072051_08545336.jpg

アライグマが女の子に言った。表現してる奴は、いつも自分の欠落を急いで表現で埋めてるんだ。そいつの本質は、表現の方じゃなくて欠落の方さ。だから表現がそいつだと思って好きになるとがっかりする。女の子が言った。大丈夫。わたしはそのひとの良くなろうとするところが好きだから。


# by ayu_cafe | 2018-07-29 08:54 | Trackback | Comments(0)

カード自慢。

b0072051_17010817.jpg

b0072051_17034620.jpg

大雨を横目にがらんとしたちがやカフェ。チェットベイカーのレコードをかけながら、ちがやさんとポストカードや紙片のコレクションの見せ合いっこをしている。一枚目がちがやさんので二枚目がわたしの。いつものようにわたしの方が女子っぽい。。


# by ayu_cafe | 2018-07-28 16:59 | Trackback | Comments(1)

いつも傑作はいらない。

b0072051_00380176.jpg

子ぐまにオカマのキツネが言った。よく映画や本の傑作ってあるわよね。でもね、いつも傑作いらないの。超美味しいお料理もいつもはいらない。無心で柿ピー食べてる時が至福って時もあるわけ。あんたも傑作でなくていいわよ。あんたを柿ピーみたいに求める子がいるわ。きっと。#お洒落なオカマのキツネ


# by ayu_cafe | 2018-07-28 00:37 | Trackback | Comments(0)

ずっと。

b0072051_22560972.jpg

クマは、いつか、と思った。奥さんがいたら夏まつりに出かけよう。提灯に浮かぶ奥さんの露草模様の浴衣姿をたくさん写真に撮ろう。太鼓の音が遠ざかる夜道で線香花火をしよう。火薬の薫りの中、火花に息を凝らす奥さんの横顔を携帯の消音カメラで撮ろう。奥さんが素敵なおばあさんになるまでずっと。


# by ayu_cafe | 2018-07-27 22:56 | Trackback | Comments(0)

きれいごとの好きを駅のゴミ箱に捨てた。

b0072051_05424237.jpg

古いフランス映画。男が言った。最低だ。女が言った。最低ってなに?キツネはその映画を観たあと、きれいごとの好きを駅のゴミ箱に捨てた。楽になった。残ったどうしょもない好きを持って、最低で最高な自分のまま、最低で最高な女の子に会いたくなった。なにか喜ぶものと夏の花をあげたくなった。


# by ayu_cafe | 2018-07-27 05:42 | Trackback | Comments(0)

もう感情はいらないな。

b0072051_04561087.jpg

もう感情はいらないな、と、キツネは感情をすべて売り払った。凪いだ海のように静かに暮らした。感情的にならないとものごとはうまくまりはじめた。感情的なひとを見ると昔の自分を思い出した。ある日街中でかかっているうたに足を止めた。ふと涙がこぼれた。悲しくはなかった。でも涙がこぼれ続けた。


# by ayu_cafe | 2018-07-27 04:55 | Trackback | Comments(0)

青と夜ノ空さんに5度目の納品。

b0072051_23231163.jpg

青と夜ノ空さん、完売につき5度目の納品させていただきました。世界は気づいているのだろうか。こんなに詩的な名前の本屋さんがあることを。店主の中村さんがめちゃ魅力的なことを。なほさんにご紹介いただき白取さんの本と出会い、板さんのモビールと出会い、彩乃さんの朗読を穂高さんと聞いた場所。


# by ayu_cafe | 2018-07-26 23:22 | Trackback | Comments(0)